感想一覧
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[良い点]
kanさんは本職がマジシャンなのでしょうか? と思うくらい、マジックのこと良く調べられていますね。薔薇の出現とか瞬間消失といい、近宮玲子や高遠少年の事件簿を想起しました。
トリックはまるで完敗です(-_-;) L字型の図面が二度、出てきたことで、廊下の形が何か関係しているのだろうとは思いました、けど、鉄格子の取り外しを考えたほど、私はアホな奴で。シンプルなのに大胆な仕掛けに、成程ー! で、柔軟な思考がないと思い浮かばないトリックだと感心しました。
安西さんがあまりに報われない、可哀想な彼の、生前の人柄がすごく好きです。元気印な由依の、やや天然でズレたところ、明日香への友情が伝わってくるラストも良かったです(^ ^ 真との兄弟愛も羨ましく。再婚と愛人と陰謀など複雑な人間模様の中、素敵な人たちも大切な絆も、ちゃんと残っていることに救われ、温かみある余韻が印象的でした。
[一言]
お久しぶりです(^_-* kanさんの活報が見られないと淋しい、どーしたのかな;? とか思ってしまいます; 作品は更新されているようなので、安心してますけど、また元気な姿を読ませていただけるのを待っていますネー^ ^
kanさんは本職がマジシャンなのでしょうか? と思うくらい、マジックのこと良く調べられていますね。薔薇の出現とか瞬間消失といい、近宮玲子や高遠少年の事件簿を想起しました。
トリックはまるで完敗です(-_-;) L字型の図面が二度、出てきたことで、廊下の形が何か関係しているのだろうとは思いました、けど、鉄格子の取り外しを考えたほど、私はアホな奴で。シンプルなのに大胆な仕掛けに、成程ー! で、柔軟な思考がないと思い浮かばないトリックだと感心しました。
安西さんがあまりに報われない、可哀想な彼の、生前の人柄がすごく好きです。元気印な由依の、やや天然でズレたところ、明日香への友情が伝わってくるラストも良かったです(^ ^ 真との兄弟愛も羨ましく。再婚と愛人と陰謀など複雑な人間模様の中、素敵な人たちも大切な絆も、ちゃんと残っていることに救われ、温かみある余韻が印象的でした。
[一言]
お久しぶりです(^_-* kanさんの活報が見られないと淋しい、どーしたのかな;? とか思ってしまいます; 作品は更新されているようなので、安心してますけど、また元気な姿を読ませていただけるのを待っていますネー^ ^
- 投稿者: 退会済み
- 2020年 05月27日 22時37分
管理
乾レナさん、ご感想ありがとうございます!
まず、タネを明かすと、僕はマジシャンではありません。高校の頃、トランプのマジックにハマりましたが、手先が不器用なせいで、上手く相手を騙せないことが多い上、トークが下手くそで、ぐだぐだになるので、ショーのようなものは完全に無縁ですね。(^^)
金田一少年にマジックものがいくつかありましたね。懐かしいです。マジックとミステリーって相性がいいですよね。個人的には高木彬光先生の「人形はなぜ殺される」などの影響も大きいですね。(^^;;
トリックについては、けっこう考えました。マジックっぽい大掛かりなトリックにしようと思っていて、いつもなら、リアリティを意識して大掛かりなものは避けるのですが、今回は偽の空間を作り出すことに専念しました。あとはそっくりな空間をこしらえるのに、新しいパターンはないかな、とひたすら考えました。水風呂の中で……(^^;;
元気印の由依ちゃん、いつものことながら、ちょっと暴走気味です。(^^;;この子は「紫雲学園の殺人」という作品で、羽黒祐介の従兄妹の八重ちゃんの相棒として、登場してきます。自作のキャラクターの中でも、特に生き生きとしているので、お気に入りですね。みんなが幸せになれるラストになっていたとしたら、よかったです。(^^)
僕は元気ですよ〜。また、エッセイなり、小説なり、書いて、参上します。活動報告はしばらくお休みしてしまうかもしれません。ありがとうございます!(^^)
まず、タネを明かすと、僕はマジシャンではありません。高校の頃、トランプのマジックにハマりましたが、手先が不器用なせいで、上手く相手を騙せないことが多い上、トークが下手くそで、ぐだぐだになるので、ショーのようなものは完全に無縁ですね。(^^)
金田一少年にマジックものがいくつかありましたね。懐かしいです。マジックとミステリーって相性がいいですよね。個人的には高木彬光先生の「人形はなぜ殺される」などの影響も大きいですね。(^^;;
トリックについては、けっこう考えました。マジックっぽい大掛かりなトリックにしようと思っていて、いつもなら、リアリティを意識して大掛かりなものは避けるのですが、今回は偽の空間を作り出すことに専念しました。あとはそっくりな空間をこしらえるのに、新しいパターンはないかな、とひたすら考えました。水風呂の中で……(^^;;
元気印の由依ちゃん、いつものことながら、ちょっと暴走気味です。(^^;;この子は「紫雲学園の殺人」という作品で、羽黒祐介の従兄妹の八重ちゃんの相棒として、登場してきます。自作のキャラクターの中でも、特に生き生きとしているので、お気に入りですね。みんなが幸せになれるラストになっていたとしたら、よかったです。(^^)
僕は元気ですよ〜。また、エッセイなり、小説なり、書いて、参上します。活動報告はしばらくお休みしてしまうかもしれません。ありがとうございます!(^^)
- Kan
- 2020年 05月31日 10時25分
[良い点]
∀・)シンプル尚且つ大胆なトリック、お見事でした。そっかぁ、その発想はなかったなぁ(笑)でも確かに廊下がね~おっと、何も言っちゃいけないね(笑)全体的に惹きこむのがにくい作品でしたね。「奇術邸」というタイトルがなんともミステリーな響きで、ミステリーを堪能させてくれました。由依ちゃんもキャラ立ちしてましたね。今後に期待できそうです☆彡
[気になる点]
∀・)紫雲学園がなんか不吉な縁を持っている件(笑)名探偵コナンばりに事件遭遇率高そう(笑)これを機に少女探偵・由依が誕生するんじゃないかと仄かに思いました(にっこり)☆彡
[一言]
∀・)いや~素晴らしい作品でした。個人的にはお世話にもなっている件もございますし、文句なしでプレゼント贈りましょう☆彡
∀・)シンプル尚且つ大胆なトリック、お見事でした。そっかぁ、その発想はなかったなぁ(笑)でも確かに廊下がね~おっと、何も言っちゃいけないね(笑)全体的に惹きこむのがにくい作品でしたね。「奇術邸」というタイトルがなんともミステリーな響きで、ミステリーを堪能させてくれました。由依ちゃんもキャラ立ちしてましたね。今後に期待できそうです☆彡
[気になる点]
∀・)紫雲学園がなんか不吉な縁を持っている件(笑)名探偵コナンばりに事件遭遇率高そう(笑)これを機に少女探偵・由依が誕生するんじゃないかと仄かに思いました(にっこり)☆彡
[一言]
∀・)いや~素晴らしい作品でした。個人的にはお世話にもなっている件もございますし、文句なしでプレゼント贈りましょう☆彡
イデッチさん、ご感想ありがとうございます!
お褒めの言葉ありがとうございます! 廊下が長いんですよね。そこがポイントでした。奇術邸という名前につきましては、本当にミステリーらしさを狙って考えた感じになります。いつもあまりミステリーらしくないミステリーを書いているせいか、時々、思いっきりミステリーらしい作品を書きたくなるんですよね。それで考えた末、奇術殺人かな、と。(^^)
由依ちゃんは、暴走してましたね。八重ちゃんでもよかったのですが、八重ちゃんはね、紫雲学園で主役張ったので、今回は由依ちゃんに頑張ってもらいました。大胆なことができるし、ちょっとユーモアがあるので由依ちゃんは僕的にもありがたいです。百合菜ちゃんだとこのシチュエーションはハードすぎるので……。(^^;;
このままだと紫雲学園は、憎悪と殺人の巣窟になってしまいますね。紫雲学園の長編、三部作ぐらいにしようと思って、あと二作品ぐらい控えているんですけど、そうなるととんでもなく不幸な学校になっちゃいますね。(^^;;
仰る通り、由依ちゃん、探偵としても頑張れそうですね。
素敵なレビューをありがとうございました!(^^)
お褒めの言葉ありがとうございます! 廊下が長いんですよね。そこがポイントでした。奇術邸という名前につきましては、本当にミステリーらしさを狙って考えた感じになります。いつもあまりミステリーらしくないミステリーを書いているせいか、時々、思いっきりミステリーらしい作品を書きたくなるんですよね。それで考えた末、奇術殺人かな、と。(^^)
由依ちゃんは、暴走してましたね。八重ちゃんでもよかったのですが、八重ちゃんはね、紫雲学園で主役張ったので、今回は由依ちゃんに頑張ってもらいました。大胆なことができるし、ちょっとユーモアがあるので由依ちゃんは僕的にもありがたいです。百合菜ちゃんだとこのシチュエーションはハードすぎるので……。(^^;;
このままだと紫雲学園は、憎悪と殺人の巣窟になってしまいますね。紫雲学園の長編、三部作ぐらいにしようと思って、あと二作品ぐらい控えているんですけど、そうなるととんでもなく不幸な学校になっちゃいますね。(^^;;
仰る通り、由依ちゃん、探偵としても頑張れそうですね。
素敵なレビューをありがとうございました!(^^)
- Kan
- 2019年 10月31日 21時36分
[良い点]
さすが! いつもお見事!
古典的な二重底トリックに文明の利器スマホを組み合わせて、ハプニングを交えて複雑にするとは、天才です。
羽黒探偵すごい! エライ!
わたしなら絶対に解けません!
いつもながら安心して読めました。
ありがとうございます。
W(#^o^#)W
さすが! いつもお見事!
古典的な二重底トリックに文明の利器スマホを組み合わせて、ハプニングを交えて複雑にするとは、天才です。
羽黒探偵すごい! エライ!
わたしなら絶対に解けません!
いつもながら安心して読めました。
ありがとうございます。
W(#^o^#)W
夢学無岳さん、ご感想ありがとうございます!
そうなんですよね。言われて気づいたのは、確かにこれ二重底トリックなんですよね。そして、スマホを活用したのも喜んで頂けたようで嬉しいです。トリックがトリックなもので、夢学さんだけでなくみなさん解けない気がします。実際、部屋の感じとか、文章ではなかなか分かりませんものね。羽黒探偵は自分の目で部屋を見ているわけで……。(^^;;
安心して読めましたか。もしや、ミステリー作家としての信頼を得ることができているのでしょうか。だとしたら嬉しいです。(^^;;
この頃、短編を書く時も長編に劣らぬこだわりを持つことに決めたのですが、おかげで一ヶ月ぐらいかかってしまいました。もっとも妄想二週間、構想一週間、執筆一週間という感じで、作品の方向性が決まるまでが長かったのですが……。(^^;;
そうなんですよね。言われて気づいたのは、確かにこれ二重底トリックなんですよね。そして、スマホを活用したのも喜んで頂けたようで嬉しいです。トリックがトリックなもので、夢学さんだけでなくみなさん解けない気がします。実際、部屋の感じとか、文章ではなかなか分かりませんものね。羽黒探偵は自分の目で部屋を見ているわけで……。(^^;;
安心して読めましたか。もしや、ミステリー作家としての信頼を得ることができているのでしょうか。だとしたら嬉しいです。(^^;;
この頃、短編を書く時も長編に劣らぬこだわりを持つことに決めたのですが、おかげで一ヶ月ぐらいかかってしまいました。もっとも妄想二週間、構想一週間、執筆一週間という感じで、作品の方向性が決まるまでが長かったのですが……。(^^;;
- Kan
- 2019年 10月24日 23時34分
[良い点]
有りえないほど摩訶不思議な消失事件、読んでいてビックリしました。
真相は、ナルホドでした。意外な内容だけど、何だか「現実にありえそう」といいますか…そういうリアリティがあって、ドキドキしました。
ヒューマンドラマな面も、ジワジワと来る物がありました。面白かったです♪
有りえないほど摩訶不思議な消失事件、読んでいてビックリしました。
真相は、ナルホドでした。意外な内容だけど、何だか「現実にありえそう」といいますか…そういうリアリティがあって、ドキドキしました。
ヒューマンドラマな面も、ジワジワと来る物がありました。面白かったです♪
深森さん、ご感想ありがとうございます!
なんと! あり得ないほど摩訶不思議な、などと褒めていただいてありがとうございます。やっぱりミステリーは謎の設定が大切だということで、今回は思い切りよくしました。あとツイッターのアンケートで、好きなトリック・シチュエーションは「顔のない死体」が一位になったことを受けて、こういうストーリーに仕上がりました。(^^;;
真相、ナルホドでしたか。大掛かりなトリックで、説得力を持つか心配していましたが「現実にあり得そう」という言葉に安心しました。良かったです。
ヒューマンドラマ面、じわじわ来ましたか。嬉しいですね。短編でも、ヒューマンドラマを炸裂させようというコンセプトだったので、本当に嬉しいです。(^^)
ありがとうございました!
なんと! あり得ないほど摩訶不思議な、などと褒めていただいてありがとうございます。やっぱりミステリーは謎の設定が大切だということで、今回は思い切りよくしました。あとツイッターのアンケートで、好きなトリック・シチュエーションは「顔のない死体」が一位になったことを受けて、こういうストーリーに仕上がりました。(^^;;
真相、ナルホドでしたか。大掛かりなトリックで、説得力を持つか心配していましたが「現実にあり得そう」という言葉に安心しました。良かったです。
ヒューマンドラマ面、じわじわ来ましたか。嬉しいですね。短編でも、ヒューマンドラマを炸裂させようというコンセプトだったので、本当に嬉しいです。(^^)
ありがとうございました!
- Kan
- 2019年 10月17日 00時05分
[良い点]
奇術邸のおどろおどろしい雰囲気や、そこで奇術を見るというシチュエーションが、しっかり伝わる描写。
凄惨な事件の結末に、事件による登場人物の悲しみをフォローするところ。
消失部屋のトリックはなるほどとうなってしまいました。
[気になる点]
個人的には、というレベルですが。
消失部屋の見取り図の提示は二回(最初の提示と、解決編での説明版)で良いかも? と感じました。
[一言]
完結済み連載小説から読みにまいりまいた。なろうで本格的な推理が読めるとうれしくなってしまいます。素敵な作品をありがとうございました。
奇術邸のおどろおどろしい雰囲気や、そこで奇術を見るというシチュエーションが、しっかり伝わる描写。
凄惨な事件の結末に、事件による登場人物の悲しみをフォローするところ。
消失部屋のトリックはなるほどとうなってしまいました。
[気になる点]
個人的には、というレベルですが。
消失部屋の見取り図の提示は二回(最初の提示と、解決編での説明版)で良いかも? と感じました。
[一言]
完結済み連載小説から読みにまいりまいた。なろうで本格的な推理が読めるとうれしくなってしまいます。素敵な作品をありがとうございました。
秋乃 透歌さん、ご感想ありがとうございます!
はじめまして。(^^)
描写を褒めていただいてありがとうございます。今回、奇術と顔のない死体というコテコテのミステリーを書こうと思い立ち、さらにヒューマンドラマも入れ込みたかったので、丁寧なお褒めの言葉、とても嬉しかったです。
トリックもかなりわざとらしい大掛かりなものだったので、気になっておりましたが、喜んでいただけたようで良かったです。(^^)
見取り図のアドバイスも、参考にさせていただきますね。けっこう説明がくどくなる性格なんですよね……(^^)
完結済み連載小説欄からおいでになったということで、ありがとうございます。共になろう界のミステリーを盛り上げて行きましょう!
はじめまして。(^^)
描写を褒めていただいてありがとうございます。今回、奇術と顔のない死体というコテコテのミステリーを書こうと思い立ち、さらにヒューマンドラマも入れ込みたかったので、丁寧なお褒めの言葉、とても嬉しかったです。
トリックもかなりわざとらしい大掛かりなものだったので、気になっておりましたが、喜んでいただけたようで良かったです。(^^)
見取り図のアドバイスも、参考にさせていただきますね。けっこう説明がくどくなる性格なんですよね……(^^)
完結済み連載小説欄からおいでになったということで、ありがとうございます。共になろう界のミステリーを盛り上げて行きましょう!
- Kan
- 2019年 10月16日 12時42分
[良い点]
シンプルで純粋な謎解き短編ですよね。こういうの大好物です。
[一言]
まだ、解決編が公開されていないので、今のうちに推理にチャレンジしてみたいと思います。
答えは正直分からないので、ネタバレには程遠いと思いますが、推理を楽しみたい方は、この先は読まないでください。
以下の手がかりが文中に明確に提示されています。
1.消失の部屋と区別できない部屋が離れにある。
2.安西と伊坂は、被害者になりすますことができる。
3.洋館から離れまでは片道30分かかる。
4.消失の部屋は、断崖に接した場所にある。
5.恭子夫人は鍵を取りにかなり時間をかけている。
6.葛城が窓のはるか向こうにある死体を見つけた。
7.食堂へ戻れ、と怪人の声がした。
8.恭子夫人は消失の部屋から一行を移動させがっていた。
9.離れから洋館へ戻るとき、螺旋階段に誰かいた。
10.この一連の間、安西と伊坂を見た者はいない。
11.安西は睡眠薬で眠らされた。
12.安西は自室に鍵を掛けていた。
13.安西は犯人の一員ではない、と筆者が訴えている。
14.安西は自殺を遂げるほど何かを悩んでいた。
さて、手がかりを元に推理ですが、ちっとも分かりません。
まず、事件の時、一行が消失の間へ行くときに、黎斎先生を演じていた人物をAさん。その同時刻になぜか離れにいて何かをしていた人物をBさん、とします。Aさん、Bさんになれる人は一行にいなかった人ですから、必然的に、安西さんと伊坂さんのお二人となります。つまり、この犯行は安西さんと伊坂さんの共犯であれば、いくらでも解決策が見つかるはずなんです。でも、安西さんは犯人ではありません。
Bさんは、間違いなく犯人の一人です。というのは、消失の部屋の鍵穴から見えた黎斎先生の無残な姿は、同時刻に離れの部屋での姿を、離れの部屋の鍵穴からのぞいた映像だったからです。でも、そのトリックは私には分かりません。恭子夫人は犯人の一人です。理由は、彼女はBさんの手助けをしているからです。恭子夫人が鍵を取りに行くのに時間を要している間に、Bさんは離れの部屋から黎斎先生の遺体を、外の見えるところへ移動させていたのです。
でも、そうすると……、Aさんが安西さんであり、皆さん食堂へお戻りください、の声は安西さんが発したことになりますよね。うーん、分かりません。
そのあと、安西さんは隠れるように自室へ引きこもり、鍵を掛けたけど、自分は睡眠薬を飲まされてグーグー寝てしまいます。そのあとで、犯人から自室の中へ生首を入れられて(Bさんは生首を持って30分かけて洋館へ戻ったので、その際、離れへ移動する一行とも、こっそりすれ違っているのですが、Bさんが洋館へ着いた時に、安西さんはなにをしていたのでしょうかねえ。その時に、安西さんが鍵を掛けて自室で寝ていたら、ジ・エンドですけど……)とどめで、安西さんは一行がやってくる時刻に、タイミングよく目覚めて、タイミングよく戸棚の生首を落っことして、びっくりしているところで、一行を自室へ入れるピエロを演じて、挙句の果てに、理由も告げずに自殺をしました。
葛城氏は犯人一味ではないような気がします。なんとなくレッド・へリングって感じです。
以上、もう私の脳みそでは限界を超えています。
Kanさまの解答を楽しみにしております。とても面白い作品でした。
シンプルで純粋な謎解き短編ですよね。こういうの大好物です。
[一言]
まだ、解決編が公開されていないので、今のうちに推理にチャレンジしてみたいと思います。
答えは正直分からないので、ネタバレには程遠いと思いますが、推理を楽しみたい方は、この先は読まないでください。
以下の手がかりが文中に明確に提示されています。
1.消失の部屋と区別できない部屋が離れにある。
2.安西と伊坂は、被害者になりすますことができる。
3.洋館から離れまでは片道30分かかる。
4.消失の部屋は、断崖に接した場所にある。
5.恭子夫人は鍵を取りにかなり時間をかけている。
6.葛城が窓のはるか向こうにある死体を見つけた。
7.食堂へ戻れ、と怪人の声がした。
8.恭子夫人は消失の部屋から一行を移動させがっていた。
9.離れから洋館へ戻るとき、螺旋階段に誰かいた。
10.この一連の間、安西と伊坂を見た者はいない。
11.安西は睡眠薬で眠らされた。
12.安西は自室に鍵を掛けていた。
13.安西は犯人の一員ではない、と筆者が訴えている。
14.安西は自殺を遂げるほど何かを悩んでいた。
さて、手がかりを元に推理ですが、ちっとも分かりません。
まず、事件の時、一行が消失の間へ行くときに、黎斎先生を演じていた人物をAさん。その同時刻になぜか離れにいて何かをしていた人物をBさん、とします。Aさん、Bさんになれる人は一行にいなかった人ですから、必然的に、安西さんと伊坂さんのお二人となります。つまり、この犯行は安西さんと伊坂さんの共犯であれば、いくらでも解決策が見つかるはずなんです。でも、安西さんは犯人ではありません。
Bさんは、間違いなく犯人の一人です。というのは、消失の部屋の鍵穴から見えた黎斎先生の無残な姿は、同時刻に離れの部屋での姿を、離れの部屋の鍵穴からのぞいた映像だったからです。でも、そのトリックは私には分かりません。恭子夫人は犯人の一人です。理由は、彼女はBさんの手助けをしているからです。恭子夫人が鍵を取りに行くのに時間を要している間に、Bさんは離れの部屋から黎斎先生の遺体を、外の見えるところへ移動させていたのです。
でも、そうすると……、Aさんが安西さんであり、皆さん食堂へお戻りください、の声は安西さんが発したことになりますよね。うーん、分かりません。
そのあと、安西さんは隠れるように自室へ引きこもり、鍵を掛けたけど、自分は睡眠薬を飲まされてグーグー寝てしまいます。そのあとで、犯人から自室の中へ生首を入れられて(Bさんは生首を持って30分かけて洋館へ戻ったので、その際、離れへ移動する一行とも、こっそりすれ違っているのですが、Bさんが洋館へ着いた時に、安西さんはなにをしていたのでしょうかねえ。その時に、安西さんが鍵を掛けて自室で寝ていたら、ジ・エンドですけど……)とどめで、安西さんは一行がやってくる時刻に、タイミングよく目覚めて、タイミングよく戸棚の生首を落っことして、びっくりしているところで、一行を自室へ入れるピエロを演じて、挙句の果てに、理由も告げずに自殺をしました。
葛城氏は犯人一味ではないような気がします。なんとなくレッド・へリングって感じです。
以上、もう私の脳みそでは限界を超えています。
Kanさまの解答を楽しみにしております。とても面白い作品でした。
irisさん、ご感想ありがとうございます!
名推理、ありがとうございます。感想返しでもネタバレはできないので、詳細は申し上げられませんが、かなりいい線いっていらっしゃいます。冷や汗が出ました。今回、少々大袈裟すぎる大トリックになったような(つまり、乱歩のトリックのような大仕掛けな)感があり、純粋な推理は難しい気もしますが、それでも、離れの部屋に着目されたのことと言い、かなり見抜かれたように思います。(^^)
いやいや、真相をあまり喋っては面白さが半減してしまいますよね。このあたりにしておきましょう。
真相は、本編にて!(^^)
名推理、ありがとうございます。感想返しでもネタバレはできないので、詳細は申し上げられませんが、かなりいい線いっていらっしゃいます。冷や汗が出ました。今回、少々大袈裟すぎる大トリックになったような(つまり、乱歩のトリックのような大仕掛けな)感があり、純粋な推理は難しい気もしますが、それでも、離れの部屋に着目されたのことと言い、かなり見抜かれたように思います。(^^)
いやいや、真相をあまり喋っては面白さが半減してしまいますよね。このあたりにしておきましょう。
真相は、本編にて!(^^)
- Kan
- 2019年 10月14日 09時45分
[良い点]
∀・)なんというか、掴みがとてもいい作品ですね。プロのマジシャンが建てた洋館がなんとも絶妙に奇妙な雰囲気を醸しだしていて、ミステリーファンをワクワクさせるような働きかけをつくっているようにも感じます。そして由依ちゃんの再登場、シリーズファン的においしいですね。これは。
[気になる点]
∀・)う~ん、生首は何かしら「すり替え」のトリックがありそうな気がするんだけど、単純にそうだとは言えないかなぁ。奇術の館だけに色んなギミックが関係してそう。
[一言]
∀・)羽黒探偵の推理に期待しましょう。
∀・)なんというか、掴みがとてもいい作品ですね。プロのマジシャンが建てた洋館がなんとも絶妙に奇妙な雰囲気を醸しだしていて、ミステリーファンをワクワクさせるような働きかけをつくっているようにも感じます。そして由依ちゃんの再登場、シリーズファン的においしいですね。これは。
[気になる点]
∀・)う~ん、生首は何かしら「すり替え」のトリックがありそうな気がするんだけど、単純にそうだとは言えないかなぁ。奇術の館だけに色んなギミックが関係してそう。
[一言]
∀・)羽黒探偵の推理に期待しましょう。
イデッチさん、ご感想ありがとうございます!
そして「狐少女」のレビューありがとうございます。
掴みがいいですか。今回は、ばりばりミステリーファンを意識した物語になります。ただ、後半、僕らしさも出てくると思います。由依ちゃんは、今回もちょっと暴走気味に登場してもらいました。紫雲学園を読んでくださっている方には、懐かしく思っていただけるのではと思いまして……。また、今回、はじめてシリーズをお読みになった方には、由依ちゃんものを今後、楽しんでいただけるようにと思っています。(^^)
今回のトリックは、マジックっぽい大掛かりなものになります。ヒントは、鍵穴のトリックですね。すごく単純なものなのですが、これが分かるとすんなり解けると思います。(^^)
ありがとうございます!
そして「狐少女」のレビューありがとうございます。
掴みがいいですか。今回は、ばりばりミステリーファンを意識した物語になります。ただ、後半、僕らしさも出てくると思います。由依ちゃんは、今回もちょっと暴走気味に登場してもらいました。紫雲学園を読んでくださっている方には、懐かしく思っていただけるのではと思いまして……。また、今回、はじめてシリーズをお読みになった方には、由依ちゃんものを今後、楽しんでいただけるようにと思っています。(^^)
今回のトリックは、マジックっぽい大掛かりなものになります。ヒントは、鍵穴のトリックですね。すごく単純なものなのですが、これが分かるとすんなり解けると思います。(^^)
ありがとうございます!
- Kan
- 2019年 10月05日 20時15分
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