エピソード178の感想一覧

[良い点]
延々と口上をぶつけ合うシーンでは、まるでコントのようだわ、とニヤニヤして拝読していたのですが、なるほど、そうですね。
彼らの流儀であり、誇りに連なっている部分でもあるのですね。

ポロイスはこいつかー、忘れんようにしとこ、と意識して拝読する中での、この決闘。
ワクワクしました！

出てくるキャラクターみんな、本当に個性的で生き生きとしていて、軸はぶれないのに、さまざまな出会いによって少しずつ見える側面が変化したり、あるいは成長していく様子がたまりません。

コルエンの戦い方が野生の獣、と表現してくださったことで、イメージがしやすかったです。
戦術について詳しくない＆ゲームをしない＆バトル物語をあまり読んだことがないという不甲斐ない身でも、二人が争う緊迫した雰囲気だけでなく、その動きがとてもあざやかで、惹き込まれました。

武芸大会の描写でも感じたことなのですが、決闘などの盛り上がるはずのシーンが、当然のように臨場感があって、読み手の期待を超えてくる盛り上がりと興奮があって。
そして争いの高揚感だけではなく、着実な物語進行もあって、たまりません……！

えらそげな言い方になってしまってスミマセン。
なんと言ったらよいのか……。

話は戻って、ここでアルマークがウェンディを思い出したことで、アルマークが、傭兵の息子としての誇りと、魔術師としての誇りという、新旧の誇りについて、今後どう整理していくのか、興味が引かれました。
[一言]
ポロイス、いいやつじゃないかー！（チョロい）

[良い点]
こうしてだんだんと周辺の人物に光が当たり、キャラの特徴が肉付けされていく様は読んでて清々しいです。
将来重要キャラに育つのかなとかワクワクしながら読んでます。

いつもありがとうございます。
これは書籍も買いだなと思ってます。

[一言]
トルクといいポロイスといい、プライドが高くて嫌な奴に見えるし、実際付き合いにくい人間ではあるんだろうけど、でも芯が通っているというか、品位が低いわけではないのがいいですね。

[良い点]
勝負論というやつで、何をもって勝ちとするか、負けとするか。
アルマークの方は、死んだら負けという考えに近いものが幼いころから根づいていそうですが、南の方々は誇りを守れてこそ勝ちとなると。
異文化コミュニケーションは進んでいますが、アルマーク側が許容する場面の方が多く窺え、彼が隠す方の北の傭兵の事情を多くの学友に理解してもらえる日はいつか来ますかね

[良い点]
「打つべきじゃなかった」のあたりで俯いて唇を噛んでいるとき、流れるほどではなくともアルマークが涙を浮かべてる気がしました("あのアルマークが"でもあり"アルマークだからこそ"でもある様な...感じ)。

この決闘はアルマークにとってすごく重い経験になりそうですね。
この手の事は本当に相手に恵まれていないと、思いがけない大惨事になるので、ポロイス共々ホッとした思いでいっぱいです。

アルマークと一緒に重苦しい気分にもなりましたが...でもやっぱりそんな彼らのリアリティが心地良いです。

メタな感想ですけど、物語を読んだとき何が良いかって、たとえフィクションとしてであっても、こういう心の機微を理解してくれる人はいるんだなとお話を通じて感じられることが一番嬉しいです。

[良い点]
いやほんと、コルエンに勝てたモーゲンの凄さよ

[良い点]
ポロイスは貴族の誇りが高いだけで割といい奴だったのね
後はエストンか
[気になる点]
副題が勝ち名乗りの時は2回ともコルエンが負けてるな

[一言]
コルエンの戦いの楽しみ方に引きずられましたね
完全な殺気を向けられてたらそれこそ取り返しの付かないことになってそう

イルミス師に学び付いて行って、心の強さをまだまだ鍛えなくてはいけないね

[一言]
ウェンディにとって「傭兵」というのはある種のシンボル的な言葉ってだけなんだけど、アルマークにとってはクリティカルに来るってのが難儀な話だな。
ウェンディだって別に戦いや命のやり取り自体は（嫌いであっても）否定はしないと思うのだけどね。
何かこういった感情が原因でアルマークが闇落ちしそうで心配だ。

[一言]
少し思ったのは、どことなく「るろうに剣心」の剣心が、人斬り抜刀斎に戻ってしまった時の感じに似てるなと感じました。でも、面白かったので、良かったです。

[一言]
アルマークの自制心の強さがちょっと痛々しく感じられる様になってきた。
アルマークは背景が背景だけに大人びているのは仕方ないと思うけどエピソードの所々にアルマーク自身の「悲しさ」が感じられるんですよね。

これはこれで面白いんだけどアルマークの子供の部分が感じられるエピソードも見たいですね。