エピソード37の感想一覧

[気になる点]
尊敬語、謙譲語、丁寧語の使い分けが結構適当なところがきになります。
「王妃様、ご機嫌麗しゅう。本日はご来訪、心より喜び申し上げます」

「ご機嫌麗しゅう」という丁寧語はありません。「機嫌」は「伺う」物なので、「ご機嫌麗しゅう」は「機嫌を伺った」結果が「麗しくあった」という伝聞、「ご機嫌麗しゅうございます/ました」の省略形になります。伝聞なので、本人に直接言うことはありません。

「ご拝謁賜り、恐悦至極に存じます」
「拝謁」は、身分が下のものが上のものに対して会うことを言います。女王陛下が学生に「拝謁」することはありません。また、「賜う」は、身分が上のものが下のものに対しなんらかの動作を行うことを指す尊敬語ですから、「御拝謁賜り」は、二重の意味でおかしいです。
[一言]
宮廷、王室、貴族が出てくるのですから、言葉はただしく使って欲しいです

[一言]
子持ちの女性に「妙齢」使うのは誤用では。
主人公たちと同年代に見えるほど若作りなんでしょうか。

[一言]
このハラハラした感じはとても続きが気になる作品です