感想一覧

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[一言]
文字数を感じさせないほど、流れる水のように、するすると読み終わりました。

珠江さんが求めているのは叔父の聡一であるのだなぁとわかり、翡翠の杯を大事に持っているという叔父さんのエピソードが、離れても互いを思い合っていることを伝えてきて、読んでいてじんときました。
叔父さんと似た名前と気質をもっていたからこそ、聡二郎は山に導かれたのでしょうか。

珠江さんに惹かれつつも、それを引きずらないで、憧れは憧れのまま、今度は彼自身に似合いの相手と出会う。
杯を両方とも棺に入れることで、聡二郎自身も今までの考え方や生き方に区切りをつけて、新しく前を向いて歩いていく。
いい意味で、決別できたことが伝わってきて、爽やかな読後感でした。
彩瀬あいり様

読む方の都合を考えて分割しようかと迷ったのですが、このお話は一話のほうがいいように思いまして……。
1万2千文字、するする読めたと伺いホッとしています。

描きたかったこと、伝わるといいなと思ったことを汲んでくださって嬉しいです。読後感は大事にしている点ですので、そこもまた安心いたしました。
深く読み込んでいただき、こうしてお伝えくださってありがとうございます!
[良い点]
短編なのに、確かな重量感のある物語で、気が付いたら何度も読み返しておりました。深山幽谷の情景や、神秘的な幻のような翡翠の盃の描写が、印象に残りました。
珠江さん…珠(=玉)と江(=川)、まさに「翡翠の川」という名前を持つ運命の女…という感じでした!

爽やかに心洗われる物語でした。
  • 投稿者: 深森
  • 2019年 11月08日 20時21分
深森様

何度も読み返してくださったなんて、光栄です。ありがとうございます……!
書いた文字から、情景や思い出を心に思い浮かべてもらえたら、こんなに幸せなことはありません。
「爽やかに心洗われる」…渓流にかけてくださったのですね。名前にも気付いていただき嬉しいです。
お読みくださり、感想をありがとうございました!
[良い点]
ミステリアスな雰囲気と、翡翠の盃に纏わるお話が素敵でした。主人公の家庭事情や、聡一の存在が珠江さんと一緒に過ごす時間を濃厚に……と思ってたら……


[一言]
珠江さん、魅惑的な魅力が溢れていて、男としては堪りませんね。基本的に子供っぽい、でも何処か大人の雰囲気を持つ女性……ドストライクでした。

私も一つ、いい盃でも買おうか、そう思ってしまいました。
Lika様

ヒロインがどストライクと伺い、よっしゃ!と握りこぶしを作りました。私もこういう女性、大好きです……!

>私も一つ、いい盃でも買おうか
そう思っていただけたなんて、なんと作者冥利に尽きることでしょう。作品の雰囲気と、キーとなるエピソードも素敵と言っていただけて嬉しいです!

この度はお読みくださり、感想をありがとうございました!
[良い点]
すっきりと読みやすく、ほぅ、と幸せのため息が出ました。

素敵な物語でした。
途中の珠江さんの色香には、何度読んでもドキドキとさせられてしまいます。おさえた想いのおかげで文子さんとの今があるのが、とても素敵ですね。

短編の中にしっかりとした物語の筋。
眼福でございました。
素敵な物語でした。

なななん様

楽しんでいただけたようで嬉しいです!
読みやすさと読後感は大事にしたいと思っていますので、感想を伺いホッとしております。
ヒロインは、どこか無邪気な大人の女性を書けたら、と……。

お読みくださり、感想をありがとうございました!
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