感想一覧

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[一言]
亀の言い分に耳を傾ければ、また違う道が待っていたのかもしれません。けれど比翼連理な黒鶴は、白鶴がいないこの世界では生きられなかったのですね。寂しいとは思いつつ、きっと黒鶴は迎えに白鶴とともにもう離れる必要がない場所へ旅立ったのだろうなあと思います。白鶴も「困ったかただこと」と苦笑していたかもしれません。このような年の取り方をしてみたいものだと思いました。本当にいい夫婦の日にふさわしい物語でした。
ご感想ありがとうございます!
そして返信が遅れてしまい申し訳ありません。

作品を書いていくにつれ何で亀は万年生きられるのに鶴は千年しか生きられないんだ? という疑問が浮かびました。それが亀の登場に繋がったのですが亀のような生き方もアリだと思っています。
よくパートナーを追いかけるように亡くなったとか聞いたりしますが、2人も同時期にいなくなり寂しいという思いとそこまで大切な人と出会えたということにどこか羨ましさが芽生えます。
私は鶴か亀かでいうと亀のようなところがあるので長生きできるかもしれません笑

お読み頂きありがとうございました。
[良い点]
鶴は千年、年老いてもなお美しいですね。
生き方考え方に筋が通っていて、哀しさの中にずっと白鶴の希望のような光が見えているような気がしました。

黒鶴は切ないのに、周囲はお構いなしで、そのギャップがまたよかったです。
>おおおおおおじいちゃま
とか、せっかちな亀とか、黒鶴の寂しさを際立たせていますね。

素敵な童話をありがとうございました。

  • 投稿者: marron
  • 2019年 11月25日 22時10分
ご感想ありがとうございます!
そして返信が遅れてしまい申し訳ありません。

黒鶴にとって白鶴はもう自分自身と同然だったのでずっと白鶴はそばにいたのかなと思います。
黒鶴は白鶴がいない毎日など考えられないことですが白鶴を知らないヒナたちはいないことが普通で同じ時を生きていても人生はそれぞれだと書いていて感じました。
私自身も気付かされることの多い作品になったのでつるつるな話に参加できて良かったです。
お読み頂きありがとうございました。
[良い点]
 切なく美しいお話ですね。とても感動しました。

[一言]
 黒鶴が幸せになるには、やっぱりアレしかないな……と思いつつ読んでいたのですが、予想していてもジーンと来る結末でした。それに美しい情景と丁寧な描写が、ますます感動を増してくれました。
 素晴らしいお話、ありがとうございます。
ご感想ありがとうございます!
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私にはもったいないお言葉を頂きありがとうございます! とても励みになります。
そうなんです。やっぱり結末はアレでした。今後はアレせずとも感動して頂けるとような作品を書くのが目標です(アレ、アレと変な感じですが、ここはせっかくなのでアレで)
鶴とともに千年間変わらない自然を美しく表現したいと思っていたので美しい情景と感じて頂けて嬉しかったです。

お読み頂きありがとうございました!
[良い点]
拝読しました!

つるつる、鶴と氷なのですね。
二つもかかっていて、すごいです。

それにしましても、白鶴と黒鶴の絆。心を打つものがありました。
人生80年、鶴は千年、亀は万年。
そのスケールは違えど、やっぱり思いは一緒と言いますか、命は有限であるがゆえに美しい光を放つ言いますか、そんなことを感じました。
  • 投稿者: 鈴木りん
  • 男性
  • 2019年 11月23日 17時07分
ご感想ありがとうございます!
そして返信が遅れてしまい申し訳ありません。
初めは鶴の話を書きたいばかりでそこまで考えてなかったんです。たまたま二つつるつるになってラッキーでした笑

>命は有限であるがゆえに美しい光を放つ
まさにその通りですね! 失うから気付くこともある。分かってはいるのですが私はつい失うことを考えないようにしちゃいます。でも命についてとかたまにはそんなことを考えるべきなのかなと考えた次第です…

お読み頂きありがとうございました!
[良い点]
先立ってしまった妻を想い続ける夫の姿が本当に美しくて心に響きました。
集まってくる子供や孫達の存在も、夫婦が積み上げてきた穏やかで幸せな時間と想いがあったからこそですよね。

とても素敵なお話をありがとうございました!
ご感想ありがとうございます!
そして返信が遅れてしまい申し訳ありません。

少し寂しいお話になってしまいましたが、この話を不幸な話にはしたくないなぁと思いつつ書きました。
黒鶴の周りには幸せな日常が続いていて、春になればまたヒナたちが黒鶴と白鶴の血を繋いでいく。もしかしたらこの先、亀よりも長く彼らの血が受け継がれていくのかもしれません。必ず別れが来る世界でも黒鶴と白鶴は出会えて幸せだったんだねと泣きながら執筆したのは秘密の話です。

お読み頂きありがとうございました。
[良い点]
つるつるは鶴鶴なのねと思っていたら、他にも用意されていましたね。「それはまるで鏡のようにぴったりと息の合ったダンスでした。」が活きていて感動的なシーンでした。
鶴の求愛の舞を切なく優しく描かれていて、さすが鴨さんだなぁと思いました。
泣きながら読みましたが、1万年も生きているのにせっかちな亀にはくすりとしました。亀のくせに急いでるのが愛嬌あってよかったです。
いい夫婦の日にぴったりのお話でした。
ご感想ありがとうございます!
そして返信が遅れてしまい申し訳ありません。

鴨が鶴を書くなんてややこしいですが、つるつるは絶対鶴にするとそれだけを決めて物語を絞り出しました。結果的には私の好きなタイプの話に出来上がったと思っております。
ただどうしても死に頼ってしまいがちなので、そこに頼らずとも物語が書けるようになりたいです…

亀は1万年生きていても心が若者という設定でけっこう好きです。長生きしている人は心が若い人が多い気がします。

書いていてとても楽しかったです!
ひだまり童話館に参加させて頂くととても勉強になりますし創作意欲が湧いてきますっ。これからも是非参加したいです。ありがとうございました!
[良い点]
黒鶴と白鶴 拝読させていただきました。
長い時を一緒に生きた黒鶴と白鶴の……特に黒鶴の白鶴を思う気持ちに心打たれる作品ですね。
とてもキレイな世界観で描かれ、それに一途な黒鶴の姿がぴったりとハマり込んでいるような感じがしました。
亀の登場や若い鶴の問いなどにもブレることのないとても黒鶴がいい感じ(*^-^*)

>長い間夫婦でいたら自分と相手の境がなくなりそうですよね。

おそらくこれが「つるつる」以外のテーマとなると思いますが、この物語からはまさにそんな感じが受けました。まさに比翼連理な物語ですね(^^♪

楽しませていただきました。執筆頑張ってください!
ご感想ありがとうございます!
そして返信が遅れてしまい申し訳ありません。

物語のほとんどを黒鶴はひとりで過ごしますが、その間もずっと黒鶴は白鶴のことを考えているので執筆している私も白鶴はこんな性格でーーとか、こういう景色が好きでーーとか白鶴のことばかりを考えていました。
比翼連理な物語とはかっこいい…
サラさんのおっしゃる通り私の頭の中では「黒鶴=白鶴」でしたので最後いかに一つにつなげるか一番悩んだ部分でもあります。それが分かって頂けてとても嬉しいです!
お読み頂きありがとうございました!
[良い点]
美しく切なく、けれど最後には心があたたまる点。
情景のきれいなこと!
愛し合うふたりの仲睦まじいこと!
幼い子どものまっすぐな疑問とやさしさも、胸をつきました。
[一言]
とても、とても穏やかな気持ちになれる物語でした。
亀の言い分はそれはそれでわかるし、鶴の思いもまた共感できました。
良いものを読ませていただき、ありがとうございました!
ご感想ありがとうございます!
返信が遅れてしまい申し訳ありません。
exaさまから頂いたたくさんのお言葉……私にはもったいないものばかりですがとても励みになりました。

つるつるな話は絶対に鶴の話を書こうと心に決めておりました。二羽の鶴の揺るがない絆をテーマにしていますがだからと言って亀のような生き方もアリだと私も思っています。
少しでも楽しんで頂けたなら嬉しいです。ありがとうございました!
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