エピソード11の感想一覧

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[良い点]
原子力に関してとてもよく調べられた作品と思います。核物理や核化学を学んだ者が、内容を思い出すのにも重宝しそうなくらいに。
もちろんこのようなテーマを専門書ではなく、一般向けに執筆されていらっしゃることも素晴らしいと思います。

[気になる点]
2話の「質量保存の法則には例外が存在する事が明らかになった」点ですが、1話のE=mc2を受けての質量保存則なので、質量保存則の方が例外(近似則)であって、E=mc2がより正確(普遍的)な式であると思います。化学反応においても発熱が生じた場合、反応後の物質にもE=mc2に従い、質量は欠損します。ただし、測定できないほど小さいので、これまでは質量保存則は十分な「近似」則としてなりってきました。E=mc2は、化学反応から核反応までを包含する質量保存則の一般化でもあることを説明されたほうが、この式の威力が伝わるかと思いました。
[一言]
私は読むばかりのものです。ですので、気になる点は、書き手でないものが、勝手なことを言ってしまったら本当に申し訳ございません。3話以降で、ものすごく詳細な技術が分かりやすく記述されていて素晴らしいので、とても細かい点が気になっただけです。
これだけの詳細な記述から、相当に調べられものと推察します。
続きがあれば拝見する所存です。登場人物も科学界のスーパースター勢ぞろいになりそうにも思いますので。
ばーでーん様

ご感想ありがとうございます。

100万作品に迫ろうかという「なろう」サイトの膨大な作品群から本作をお選び頂き、あまつさえ感想を書いて頂けるのは本当にありがたい事です。

そのため良い感想も気になる部分への指摘も、両方が作者にとっては有益と考えます。

当初の構想は、アインシュタイン博士の特殊相対性理論の発表から、マンハッタン計画に至るまでの道のりを、主にアメリカ側の視点から淡々と描くといったものでした。

しかしいざ書き出してみると寄り道の連続で、当初の構想とは異なった展開になっています。

そして書き出してから分かったのは、予想以上に手間がかかる作品だという事です。

このまま進めるか、当初の方針に軌道修正するのか、いずれにしても海底トンネルを掘り進めるような作業になります。

ご感想のおかげでシールドマシンを再び動かすモチベーションを頂きました。

今後とも応援よろしくお願い致します。

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