エピソード20の感想一覧

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[良い点]
ラディウスの目線から見たブルーナ。ブルーナの目線から見たラディウス。その2人の間に一冊の書物を挟んで。多くは言いますまい。本を読むという行為。そしてその考察を語り。秘密を打ち明けるように。耳を傾ける男女。互いに互いの足りぬものを持ち合わせ。補え合える自分てあることを知る。なんという官能的な場面でしょう。心が震えます。文官という役職を彼女にと思うラディウス。ラディウスが統治者や為政者として不可欠な欠片を知るブルーナ。それがどのような心の変容を見せるか。硬い蛹の皮膚を破り外の世界に羽を広げ舞う様を。読者は予感し期待と予兆に胸をふくらませます。私もその一人です。続きが待ち遠しい。私はこの二人の会話が、説明文をはさみ時々近づいたり離れたりするのが。互いの息遣いや距離の表現のような気がして。とてもとても!どきどきしました!束の間の逢瀬のような邂逅。互いの心に残る面影。前のめりになる読者に、作者はもうひとつ魅力的な挿話を用意しています。アリシアの結婚式とリングレントへの招待。ラディウスは暫し待たなければなりませんね。なぜならこの道行きを叶えるために。ブルーナは立ち上がり。自らの手で賽を投げたのです。素晴らしいエピソードです!読み終えて思わず拍手。森嶋あまみさん。本当に素晴らしい作家さんです!大好きです!
[一言]
この先読者に待つのは。期待と楽しみしかありませぬ(≧▽≦)またお伺いしますね。
  • 投稿者: 六葉翼
  • 2021年 11月28日 02時27分
六葉さん

いつもありがとうございます!
六葉さんの感想に本当に励まされていて、どう感謝していいのかわからないです。

この場面を書きたくてこの物語を描き始めたと言っても過言じゃないんです。
ここともう少し後に出てくる同じような部分に全勢力をかけたかもです。

本の考察を言うと言う行為は、その人の考え方が一番わかる部分じゃないかと思うのです。
会話の中ではこれ以上は言わない方がいいとか、こう話したら嫌がられるかも、とか余計な考えが出てしまって十分に言えなかったりするけれど。
考察になると本の内容さえ理解していればその人の考え方が端端に出てくると思っていて……
だから、ラディウスの「考察はいえるか?」の一言はブルーナの人間性を見極めようとした行動の一つでもあると思うのです。
そしてブルーナは彼が考えている以上の人物だったということがわかる。
ここからブルーナに対しての興味がさらに膨らむと同時に、もっと知りたいと思うようになる。

大事な一場面を官能的だと表現する六葉さんも素敵だと思いました。
そう、官能的ですよね!
まだよく知らない男女が探りながら会話をする。その中でそれぞれの考え方を知っていく。
話さないとわからない部分って多いです。
ブルーナはお茶の席で話すよりこうして書庫の中で話す方がリラックスできる。
それをラディウスは感じ取っていたのかもしれません。

六葉さんの感想が嬉しくて、もっと頑張ろうと思うのです。
私がんばりますね!
[良い点]
自分目線ではなく他人目線で書く、ローマ目線でなくガリア目線で書く。ブルーナの言葉に感銘を受けました。僕にとっては大変大事な忠告でした。有難う御座います。
[一言]
心理描写が巧みに描かれていて読みやすく話も分かりやすい。こういう文章をかけるようになりたいと思います。
  • 投稿者: ひまえび
  • 30歳~39歳 男性
  • 2021年 09月30日 19時40分
暇蛯さん

返信が遅れがちで申し訳ないです。
どうにも体調が悪い時にはなろうを開く元気もありません。
本当、申し訳ない。

この部分はブルーナの考え方をインパクトあるようにラディウスに示さなくてはと思って書いていた部分です。
何か響いてくれたのなら嬉しいです。
[一言]
ラディウスとブルーナが会話した!考察すごい!!ブルーナがラディウスには素っ気ないのに、アリシアに対しては感情を露わにするところが可愛い。リングレントへの道中で、発作が起きないといいなぁ。

  • 投稿者: まと
  • 2021年 03月24日 22時46分
まとちゃん

今の所ブルーナにとってのラディウスの印象は「妹を取っていく人」だけなので……ちょっとラディウスはかわいそうです。
『ガリア戦記』の考察は仕方ないので読みました( ̄▽ ̄;)
もう必死でした。そして感じたことをブルーナに言わせたのでした。
いや〜結構この年代の人が読む本ってどんなもの?
から始まったのですが、有名どころは一生懸命読みました( இ﹏இ )

リングレントへ行く許可をもらったブルーナ。
彼女なりに頑張ります!
[良い点]
ようやくラディウスさんは、ブルーナに会うことができましたね!
根気よくアプローチを続けた甲斐がありました。
ブルーナの見識の高さに感銘を受け、文官に……。
(・∀・)??アレ?

ちょっと気になりますが、一歩前進ということで……。

アリシアの結婚式に出席するための長旅が、ブルーナに良い影響をあたえくれそうですね。
志戸呂さん

いらっしゃいませ♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

ようやく会う事ができました!
そうそう文官に……と、思うことでラディウスはブルーナが欲しいと思った自分の気持ちの落とし所を、探しているのかもしれないです(*´꒳`*)

ここからの二人の歩みも亀のようですが、どうか二人を見守ってください。
結果はもうわかっているので、そこに行き着くまでが問題なのですが……( ̄▽ ̄;)

リングレントでブルーナは羽を伸ばせたらいいなぁと思います。

感想嬉しかったです!ありがとうございました!
[一言]
なるほど、女性の文官ですか!
ブルーナの知識と独特な考え方は、確かにラディウスに刺激を与える事が出来るでしょうね。
そしてブルーナにも屋敷を出てもう一度外の世界へ踏み出せるチャンスになりますものね。

しかーし、個人的には早く二人に付き合って欲しいなぁ。
王太子にひるむことなくガンガン意見する王妃なんて羨ましいし。

ブルーナもアリシア王妃と会えるチャンスが増えるのだものねぇ。
なんか、縁談好きな近所のおばちゃんみたいになってますね笑笑( ^ω^ )
ぬまちゃん!

うふふ。
彼女は世間に疎いですから、なかなか一筋縄ではいかないのですよ。

文官になれば様々な出来事をラディウスと解決していかなくてはならないのですが……
なんせいつ発作が起きるのか分からないので、踏み切る事はできません。

さて、ラディウスがどう動くのか、これからの彼らをお楽しみに〜
[良い点]
20話まで読みました!!
本当に面白かったです(語彙力不足失礼

先が気になって仕方ないですが、他の片のも読まないといけないのでまた来ますね!!
評価MAX入れときます!

エスプレッソ様!

ここまで読んでくれただけでも本当にありがたいのです!!!

好きなように書いている物語なので、なかなか進みませんが、時間ができたらまたきてくださいませ!
というか嬉しかった!

面白いという言葉は本当に嬉しい!

今後ブルーナの無双状態が観れるので是非に〜
[良い点]
どうにかブルーナとの会話の糸口を探したかったラディウスが「……今日は何の本を読んでいるのだ?」と尋ねます。この一言がまさにエクセレントですよね!この、殿下の並外れたコミュ力&質問力に感動しました。この質問が無ければ彼はブルーナの『ガリア戦記』に関する素晴らしい考察を聞く展開まで到底辿り着けませんし、彼女の真の魅力に気づくことは出来なかったでしょうから。
[気になる点]
ブルーナを文官方の側近として城に上げたいとラディウスが願ったこの時点では、殿下は彼女の体が弱い事を知らないんですよね…。もしもブルーナの体がもっと強かったら、この二人には全く別な未来がありそうで、思わずそちらも想像したくなってしまいます。
[一言]
ラディウスが心底驚愕したブルーナの、戦略的で客観的なものの考え方や、深くて鋭い考察を読み返して、改めて思いました。
この物語ももちろんそうですが、ブルーナという女性だけは、絶対にあまみさんにしか書けないと思います。
とさまさん!

ありがとう!本当に!

ブルーナは私にしか書けないという言葉……嬉しくて泣きました。
第一部の「ガラスの植物園」で王女があった時にはすでに亡くなった状況だったので、体の弱い彼女が何故ラディウスに望まれたのかを書きたくて書きたくて……

それで、第三部まで書く事にしたのです。
第二部も構想はできているのですが、なんせ遅筆なためになかなか進めていません。

でも、この第三部は少し独立している部分があるので先に書く事にしたのです。

ブルーナには色々な思いを託しているので、とさまさんの言葉は本当に嬉しいです。
大事に書いていこうと思います。

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