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[良い点]
会話は自然な印象でした。
力が入ってるな~と思いました。
[気になる点]
色彩や空気感が無いところかな?
僕が古い人間だから気になるのかも知れないけれど。

名前を呼ばれてスタートする感があるけれど、それまで自分の中でのイメージが真っ白だったんです。
そして登場人物。
タイトルから夜である事は判るのですが、夜を感じる事はありませんでした。
それは灯火の灯りのイメージにもつながり、対比が無い。光と闇。闇に浮かび上がる、揺れるであろう炎と、それが醸し出す陰影のゆらぎ。漆黒の闇との境界線・・・・・・

そして、音、香り、彼らをどんな空気が包んでいたのか。

時代劇等では、周りの情景から入っていく事が多いですが、映像と音で想像して貰うのでしょう。
私達文章書きは、どう雰囲気を演出しますか?

今のところ、舞台における台本の読み合いと、そう大差無い気がします。
[一言]
今は電気で光が灯るので、なかなか感じる事は無いでしょうが、昔は蝋燭や行灯で光を生じさせ、提灯や行灯ではその光を和紙でほんわり穏やかなものにしていました。

燃えているのは蝋(ろう)や菜種油が多かったのでしょうか? その香りを嗅がれた事はありますか?

昔の人は、お香も焚きますよね?

花魁が居れば、白粉の香りもするでしょうし、煙草を吸う人も多かったでしょうから、そんな香りもした事でしょう。

煮炊きには、薪を使ったり、火鉢には炭も。季節によって、街の空気も変わる事だと想像します。

海が近ければ潮風も。湖や川の近くなら、水の香りも強いのでは?

女性は髪を整えるのに椿油や馬脂を使いませんか?

私、タクシーの運転手をしていた時代が7年ありましたが、お相撲さんが乗って来られると、それはえも言われる良い香りをさせていましたよ。

すいません。一言じゃないですね。
  • 投稿者: 猿蟹月仙
  • 50歳~59歳 男性
  • 2021年 01月09日 16時50分
こんにちは。詳細なご指摘ありがとうございますm(_ _)m

「花街」や「行灯」などの言葉に頼りすぎていて、五感に訴えてくるものがない、という解釈で合っているでしょうか。そうであれば、確かにと頷ける部分が多々あります。改稿する際の参考にさせていただきます。
[良い点]
 ちょっと語彙力を失うほど良かったです。一章まで読みましたが、個人的には「境界の彼方」を読んだときのような満足感があります。
 世界観、設定、情報の出し方、展開。
 そして、次々ページを捲りたくなる仕掛けや伏線の多さ。物語の全容が見えずとも、壮大な何かが待っているという予感を感じさせます。
 なによりも、紫乃の魅力にやられました。

[一言]
 気になりましたので、ブクマしました。

  • 投稿者: 木立 花音
  • 男性
  • 2020年 12月25日 22時53分
 感想とブクマありがとうございます……!
 全体的に序盤を抜け出したばかりなので、伏線回収はまだ先かつ少しずつなのですが、「何かが待っている」予感を感じていただけたようで何よりです。
 志乃のことも気に入ってくださったようで、とても嬉しいです。彼女がこれからどのように変わり、成長するのかを書いていくので、そこにも注目していただければと思います。
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