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[良い点]
レビュー全文
【簡単なあらすじ】
ジャンル:異世界ファンタジー
それは内容に虚偽のある依頼を受けたことから始まっていく。戦闘が起きるはずのない依頼。彼女たちは隊長を失い、絶体絶命の危機に居た。自分たちは寄せ集めのメンバーであり、もちろんチームワークなどはない。相対するのは戦うことに慣れた盗賊団。生きて帰るためには、結束力と的確な判断力が必要とされた。暫定の隊長を任された主人公は、彼らと共に無事に帰還できるのか⁈
【物語の始まりは】
戦闘の一場面から始まっていく。主人公たちは〝職業傭兵〟であり、今回の仕事は林業用の森林地帯の見回り。本来なら敵がでるはずはない。その為、誰でもできる仕事のはずであった。しかし予見はあったのだろう。傭兵の五つの階級の中の上から三番目にあたる人物に、直接指名が入っていたのだから。これは罠なのか? それとも策略か? 依頼内容に虚偽があった為、寄せ集めの彼らでは対処しきれない状況となってしまった。果たしてどう切り抜けるのか?
【舞台や世界観、方向性】
国独自の職業〝職業傭兵〟という職業(?)があり、軍人、市民義勇兵に続く三番目の存在。依頼の報酬として金銭を受け取り、仕事をする。階級などもある。上から三番目の階級は準1級。
民族固有の精霊科学アイテム〝精術武具〟というものが存在する。
主人公の成長の物語である。
【主人公と登場人物について】
この物語は主人公の成長が描かれた作品。
冒頭で戦闘が開始された直後、彼女たちは自分の置かれた状況を冷静に分析し、隊について辛らつな評価をしている。しかし隊長を喪い、暫定の隊長と認められた彼女にとって頼れるのは自分と一時的な仲間だけ。その場面でも冷静に分析をし、最小限の被害に抑えようとしていた主人公だったが、冒頭の印象とは異なる。
この物語では、主人公の微細な変化も表現しているように感じた。感情の起伏をあまり感じさせない冒頭に比べ、村に帰ったのちの心境など。
【物語について】
撤退を余儀なくされた彼らであったが、事態はそう甘くはなかった。等級準一級である隊長の指示により、主人公は9人で編成された彼らを先導することになる。しかし撤退の途中で隊長は被弾。彼をその場に残さなければならない状況に。皮肉にも、ここまでは纏まりのなかった彼らだったが気持ちが一つとなり、主人公は暫定の隊長として認められるということになる。
彼女たちはこの後、絶体絶命状態から正規軍に助けられることになるが、当初の”虚偽依頼問題”についても触れられている。単に傭兵として戦って……というだけの物語ではなく、問題に解決や状況の把握などにも触れている。戦闘が含まれる物語で、刑事もののように事件の解決とその後にまでスポットがあてられて描かれている物語は、珍しい印象。事件の背景について詳しく分かるため、厚みと奥行きを感じる物語でもあると感じた。
【良い点(箇条書き)】
・物語として焦点のあてられている部分が斬新だと感じる。
通常、ファンタジー×戦闘ありという作品において、悪事が裁かれるのは多々見かける。それは商業やTVにおいても同じではあるが、依頼とそれらの関係について触れるというのは”ミステリーや刑事もの、探偵もの”などジャンルが多く、このタイプのものは珍しいと感じた。つまりこの物語で表現しているのは”生活”の部分でもあると、言えるのではないだろうか?
・さらっと描かれても不思議ではない部分に、テコ入れしている。
主人公達が何故傭兵をしているのか? これに対してのエピソードが、とても丁寧であると感じた。彼女たちは収入を得るために仕事をしている。もし報酬に不安があれば、その後の仕事自体が巧くいかなくなることもあるだろう。
その後どうなったのか? このことについて疑問を抱くのはジャンルに寄るだろうが、丁寧に描かれていることによって、彼女たちが”生きている”、”生活をしている”ということが、より強く感じられる。
・主人公だけでなく、主人公によって周りも成長していく物語である。それだけこの世界で生きることが、過酷であるということだと感じた。
・冒頭からのイメージとは違い、かなり主人公の生活に密着した物語。
バリバリの戦闘もの(息をつく暇もないほど、戦闘に次ぐ戦闘のような物語)が好きな人には物足りなさがあるかもしれないが、海外の友情ものドラマのようなライトさもあるので、逆にバリバリの戦闘ものでないものが読みたい人には好まれると感じた。(生活も感じられる作品が好きな人、という意味合い)
【備考(補足)】16ページ目まで拝読
【見どころ】
この物語での”ライフ”は少し読む前とは、イメージの違うものだと感じた。主人公はワンルームの部屋に住んでおり、17歳の少女である。過去に重いものを背負っており、そこから逃れ、自分らしく生きようとしている印象。しかし母は病にかかっており、その治療費も負担しなければならない。
魔法などが存在するファンタジーを舞台にする作品において、生活に密着し”生きる”ことに対してリアリティを追求した物語だと感じた。スポットをあてている部分がかなり斬新であり、これは筆者(自分)の偏見ではあるが”男性よりも女性”が好みそうな作品だと思った。
戦闘描写においても丁寧ではあるが、それよりも主人公の生活部分が際立ち、その方向性も既存の物語とは少し傾向が異なる印象を受けたからである。
野宿して戦って、砂や泥まみれの戦場、血なまぐさい描写が延々と続くというイメージの傭兵生活ではない。どちらかというと、貧乏なキャリアウーマンというイメージに近い。
その為、都会で貧乏暮らしをし”お金はないし、仕事を探さなければならない。どうしよう!”というような、誰もが一度は感じたことのありそうな感情も共有したり、共感できる部分もある。不思議なバランスの物語である。
読みやすく取っつきやすいという印象を持った。
あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? 主人公がこの先、どのような人生を歩んで行くのか、その目で是非確かめてみてくださいね。おススメです。
レビュー全文
【簡単なあらすじ】
ジャンル:異世界ファンタジー
それは内容に虚偽のある依頼を受けたことから始まっていく。戦闘が起きるはずのない依頼。彼女たちは隊長を失い、絶体絶命の危機に居た。自分たちは寄せ集めのメンバーであり、もちろんチームワークなどはない。相対するのは戦うことに慣れた盗賊団。生きて帰るためには、結束力と的確な判断力が必要とされた。暫定の隊長を任された主人公は、彼らと共に無事に帰還できるのか⁈
【物語の始まりは】
戦闘の一場面から始まっていく。主人公たちは〝職業傭兵〟であり、今回の仕事は林業用の森林地帯の見回り。本来なら敵がでるはずはない。その為、誰でもできる仕事のはずであった。しかし予見はあったのだろう。傭兵の五つの階級の中の上から三番目にあたる人物に、直接指名が入っていたのだから。これは罠なのか? それとも策略か? 依頼内容に虚偽があった為、寄せ集めの彼らでは対処しきれない状況となってしまった。果たしてどう切り抜けるのか?
【舞台や世界観、方向性】
国独自の職業〝職業傭兵〟という職業(?)があり、軍人、市民義勇兵に続く三番目の存在。依頼の報酬として金銭を受け取り、仕事をする。階級などもある。上から三番目の階級は準1級。
民族固有の精霊科学アイテム〝精術武具〟というものが存在する。
主人公の成長の物語である。
【主人公と登場人物について】
この物語は主人公の成長が描かれた作品。
冒頭で戦闘が開始された直後、彼女たちは自分の置かれた状況を冷静に分析し、隊について辛らつな評価をしている。しかし隊長を喪い、暫定の隊長と認められた彼女にとって頼れるのは自分と一時的な仲間だけ。その場面でも冷静に分析をし、最小限の被害に抑えようとしていた主人公だったが、冒頭の印象とは異なる。
この物語では、主人公の微細な変化も表現しているように感じた。感情の起伏をあまり感じさせない冒頭に比べ、村に帰ったのちの心境など。
【物語について】
撤退を余儀なくされた彼らであったが、事態はそう甘くはなかった。等級準一級である隊長の指示により、主人公は9人で編成された彼らを先導することになる。しかし撤退の途中で隊長は被弾。彼をその場に残さなければならない状況に。皮肉にも、ここまでは纏まりのなかった彼らだったが気持ちが一つとなり、主人公は暫定の隊長として認められるということになる。
彼女たちはこの後、絶体絶命状態から正規軍に助けられることになるが、当初の”虚偽依頼問題”についても触れられている。単に傭兵として戦って……というだけの物語ではなく、問題に解決や状況の把握などにも触れている。戦闘が含まれる物語で、刑事もののように事件の解決とその後にまでスポットがあてられて描かれている物語は、珍しい印象。事件の背景について詳しく分かるため、厚みと奥行きを感じる物語でもあると感じた。
【良い点(箇条書き)】
・物語として焦点のあてられている部分が斬新だと感じる。
通常、ファンタジー×戦闘ありという作品において、悪事が裁かれるのは多々見かける。それは商業やTVにおいても同じではあるが、依頼とそれらの関係について触れるというのは”ミステリーや刑事もの、探偵もの”などジャンルが多く、このタイプのものは珍しいと感じた。つまりこの物語で表現しているのは”生活”の部分でもあると、言えるのではないだろうか?
・さらっと描かれても不思議ではない部分に、テコ入れしている。
主人公達が何故傭兵をしているのか? これに対してのエピソードが、とても丁寧であると感じた。彼女たちは収入を得るために仕事をしている。もし報酬に不安があれば、その後の仕事自体が巧くいかなくなることもあるだろう。
その後どうなったのか? このことについて疑問を抱くのはジャンルに寄るだろうが、丁寧に描かれていることによって、彼女たちが”生きている”、”生活をしている”ということが、より強く感じられる。
・主人公だけでなく、主人公によって周りも成長していく物語である。それだけこの世界で生きることが、過酷であるということだと感じた。
・冒頭からのイメージとは違い、かなり主人公の生活に密着した物語。
バリバリの戦闘もの(息をつく暇もないほど、戦闘に次ぐ戦闘のような物語)が好きな人には物足りなさがあるかもしれないが、海外の友情ものドラマのようなライトさもあるので、逆にバリバリの戦闘ものでないものが読みたい人には好まれると感じた。(生活も感じられる作品が好きな人、という意味合い)
【備考(補足)】16ページ目まで拝読
【見どころ】
この物語での”ライフ”は少し読む前とは、イメージの違うものだと感じた。主人公はワンルームの部屋に住んでおり、17歳の少女である。過去に重いものを背負っており、そこから逃れ、自分らしく生きようとしている印象。しかし母は病にかかっており、その治療費も負担しなければならない。
魔法などが存在するファンタジーを舞台にする作品において、生活に密着し”生きる”ことに対してリアリティを追求した物語だと感じた。スポットをあてている部分がかなり斬新であり、これは筆者(自分)の偏見ではあるが”男性よりも女性”が好みそうな作品だと思った。
戦闘描写においても丁寧ではあるが、それよりも主人公の生活部分が際立ち、その方向性も既存の物語とは少し傾向が異なる印象を受けたからである。
野宿して戦って、砂や泥まみれの戦場、血なまぐさい描写が延々と続くというイメージの傭兵生活ではない。どちらかというと、貧乏なキャリアウーマンというイメージに近い。
その為、都会で貧乏暮らしをし”お金はないし、仕事を探さなければならない。どうしよう!”というような、誰もが一度は感じたことのありそうな感情も共有したり、共感できる部分もある。不思議なバランスの物語である。
読みやすく取っつきやすいという印象を持った。
あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? 主人公がこの先、どのような人生を歩んで行くのか、その目で是非確かめてみてくださいね。おススメです。
- 投稿者: crazy’s7@レビュー&作品紹介師
- 2021年 11月28日 13時42分
エピソード22
[良い点]
おお!ルストさんの的確で冷静な状況判断能力が光る!
ちゃんとした作者様による構成力の高さがよく分かりますね。
知識と経験に裏付けされたルストさんの技量、それに気付いてリーダーと認めてくれる周りの人たち。
どれも納得がいき、すんなりと受け入れることが出来ます。
とても面白いので、続きを読ませていただきます!(^ω^)
おお!ルストさんの的確で冷静な状況判断能力が光る!
ちゃんとした作者様による構成力の高さがよく分かりますね。
知識と経験に裏付けされたルストさんの技量、それに気付いてリーダーと認めてくれる周りの人たち。
どれも納得がいき、すんなりと受け入れることが出来ます。
とても面白いので、続きを読ませていただきます!(^ω^)
エピソード10
お返事が遅れて申し訳ありません
感想ありがとうございます!
ルストの人柄や才能に着目していただいて光栄です!
感想ありがとうございます!
ルストの人柄や才能に着目していただいて光栄です!
- 美風慶伍
- 2022年 01月14日 09時18分
[良い点]
イリーザ。
同じ虹色をモチーフとしたゴレンジャーは、直系だけで45作。影響を与えたヒーローは数えきれない。
かのレインボー部隊は、対テロ戦力を超えて宇宙生命体とも戦った。
今の想定を超える脅威が、迫っているのかもしれない……。
イリーザ。
同じ虹色をモチーフとしたゴレンジャーは、直系だけで45作。影響を与えたヒーローは数えきれない。
かのレインボー部隊は、対テロ戦力を超えて宇宙生命体とも戦った。
今の想定を超える脅威が、迫っているのかもしれない……。
色分け候補
ルスト⇒ブラック
ドルス⇒ブラウン
パック⇒ホワイト
ダルム⇒ブラウン
プロア⇒ブルー
バロン⇒ブラック
ゴアズ⇒グリーン
カーク⇒ゴールド
(;・∀・)?アレ?レッドおらん
ルスト⇒ブラック
ドルス⇒ブラウン
パック⇒ホワイト
ダルム⇒ブラウン
プロア⇒ブルー
バロン⇒ブラック
ゴアズ⇒グリーン
カーク⇒ゴールド
(;・∀・)?アレ?レッドおらん
- 美風慶伍
- 2021年 10月01日 14時17分
[気になる点]
一部誤字があったので出しました。
ひらがな表記が少し多く感じられたので個人的にはもう少し漢字変換をして頂けると見やすいです。
[一言]
完走、お疲れ様でした。
まだ、"悪い奴"が残っているのでそこを解決するまで楽しみです。
登場人物がそれぞれにキャラ立ちしててたくさんいてうれしいので、登場人物一覧が欲しいですね。
一部誤字があったので出しました。
ひらがな表記が少し多く感じられたので個人的にはもう少し漢字変換をして頂けると見やすいです。
[一言]
完走、お疲れ様でした。
まだ、"悪い奴"が残っているのでそこを解決するまで楽しみです。
登場人物がそれぞれにキャラ立ちしててたくさんいてうれしいので、登場人物一覧が欲しいですね。
エピソード484
追記、無事完結いたしました。
本当にありがとうございます!!
本当にありがとうございます!!
- 美風慶伍
- 2021年 06月15日 22時58分
誤字…… _( :ロ」∠)_ {一匹見たら二十匹……
治します。スイマセン、スイマセン、スイマセン
しかし、全キャラ一覧はたしかに作ってもいいかもしれませんね。検討してみます。
治します。スイマセン、スイマセン、スイマセン
しかし、全キャラ一覧はたしかに作ってもいいかもしれませんね。検討してみます。
- 美風慶伍
- 2021年 06月15日 22時47分
[良い点]
「領主拝命式」のシーン、想像以上に盛大な儀式の様子が描写されていてビックリでありました!
(「領主拝命式Ⅰ ―出立―」https://ncode.syosetu.com/n7984fx/433/~「領主拝命式Ⅶ ―ノルト候の言葉と、旅立ちの祝福」―https://ncode.syosetu.com/n7984fx/439/)
こうして拝読して色々考えてみると、フェンデリオル国って、えらい大国だったんだな~と、今さらながらにシミジミしました。特権的な数家が国を切り回している形…と言うと、国家の構造で言うと、神聖ローマ帝国と選定侯の関係っぽい感じですね(誤解があったら済みません)。
礼服「フェーアハゥト」の色々の描写で、感心したり、ニヤリとしたり、「あ、そうなのね」と頷いたりするところが色々ありました! いやはや…エライア嬢もアルセラ嬢も、お疲れ様!というところであります。
家族再会と話し合いのシーンは、グッドだったな~と思いました。
「領主拝命式」のシーン、想像以上に盛大な儀式の様子が描写されていてビックリでありました!
(「領主拝命式Ⅰ ―出立―」https://ncode.syosetu.com/n7984fx/433/~「領主拝命式Ⅶ ―ノルト候の言葉と、旅立ちの祝福」―https://ncode.syosetu.com/n7984fx/439/)
こうして拝読して色々考えてみると、フェンデリオル国って、えらい大国だったんだな~と、今さらながらにシミジミしました。特権的な数家が国を切り回している形…と言うと、国家の構造で言うと、神聖ローマ帝国と選定侯の関係っぽい感じですね(誤解があったら済みません)。
礼服「フェーアハゥト」の色々の描写で、感心したり、ニヤリとしたり、「あ、そうなのね」と頷いたりするところが色々ありました! いやはや…エライア嬢もアルセラ嬢も、お疲れ様!というところであります。
家族再会と話し合いのシーンは、グッドだったな~と思いました。
感想ありがとうございます。
実はフェンデリオルと言う国はあの世界では軍事的にも非常に重要な位置を締めてまして、
拡大政策のトルネデアス帝国にフェンデリオルが負けてしまうと、フェンデリオルに隣接する多数の国々が戦火に巻き込まれてしまうと言う現実があり、フェンデリオルに嫌でも頑張ってもらわないと行けないと言う事情が絡んでるわけです
作中に出ている『職業傭兵』と言う存在も、そうした国家間の危機意識が反映された存在でして外国からの傭兵が多数入り込んでいます。
作中に出ている『絶掌のパック』のような存在もそうした事情があって違和感なく受け入れられている背景があります。
(雷神カークのおっさんは先祖がジジスティカン、ボヤキのドルスのおふくろさんは南国パルフィアから嫁いできたひとです)
>神聖ローマ帝国と選定侯の関係っぽい感じ
ほぼほぼ正解です。私の中では古代ローマの共和制やスイスの直接民主制も意識がありました。戦国時代日本の戦国大名の政治構図とか――
これまでのハイファンでメジャーな、貴族文化社会にありがちな絶対王政国家としては最初から書きたくなかったので
『貴族制っぽい身分階級があって、なおかつ王様の居ない議会制国家』
と言うアイディアから始めて作り上げたものです
だから一般的な王制国家の人達から見ると、ルストって
『がちお姫様』なポジなわけです
੬ჴ ƠωƠჴჱ{書いてて気づいたんだって
彼女より上の階級の淑女が居ないわけですから。
>「領主拝命式」のシーン、想像以上に盛大な儀式の様子が描写されていてビックリでありました
ありがとうございます!
書いたかいがありました!
今まで自分が見聞きしてきた『宮中行事』『儀礼式典』などの映像や資料を首っ引きであつめて調べて構築したものです。
じっさい作中に登場する精霊崇参大神殿は、バチカン大聖堂をモデルに構築しました。
ハイファンは設定が肝だと思っているので根っことなる設定づくりには手を抜きませんでした。
そして、第Ⅱ部以降で続いている式典の中で、この領主拝命式は初期プロットの段階から決まっていたものです。
ただ、お話がずっとながく続いているので文字数的に増えないように注意はしました(それでも長くなりましたが)
そんな一番肝心要な部分がうまくかけたのでホッとしています
感想ありがとうございます
最後までがんばります!
余談
フェーロハゥトはルストにしか着せないつもりだったのですが
急遽アルセラにも設定しました。
アルセラのフェーロハゥトは実は『ルネサンス様式ドレス(前期)』をイメージにしてます。
実はフェンデリオルと言う国はあの世界では軍事的にも非常に重要な位置を締めてまして、
拡大政策のトルネデアス帝国にフェンデリオルが負けてしまうと、フェンデリオルに隣接する多数の国々が戦火に巻き込まれてしまうと言う現実があり、フェンデリオルに嫌でも頑張ってもらわないと行けないと言う事情が絡んでるわけです
作中に出ている『職業傭兵』と言う存在も、そうした国家間の危機意識が反映された存在でして外国からの傭兵が多数入り込んでいます。
作中に出ている『絶掌のパック』のような存在もそうした事情があって違和感なく受け入れられている背景があります。
(雷神カークのおっさんは先祖がジジスティカン、ボヤキのドルスのおふくろさんは南国パルフィアから嫁いできたひとです)
>神聖ローマ帝国と選定侯の関係っぽい感じ
ほぼほぼ正解です。私の中では古代ローマの共和制やスイスの直接民主制も意識がありました。戦国時代日本の戦国大名の政治構図とか――
これまでのハイファンでメジャーな、貴族文化社会にありがちな絶対王政国家としては最初から書きたくなかったので
『貴族制っぽい身分階級があって、なおかつ王様の居ない議会制国家』
と言うアイディアから始めて作り上げたものです
だから一般的な王制国家の人達から見ると、ルストって
『がちお姫様』なポジなわけです
੬ჴ ƠωƠჴჱ{書いてて気づいたんだって
彼女より上の階級の淑女が居ないわけですから。
>「領主拝命式」のシーン、想像以上に盛大な儀式の様子が描写されていてビックリでありました
ありがとうございます!
書いたかいがありました!
今まで自分が見聞きしてきた『宮中行事』『儀礼式典』などの映像や資料を首っ引きであつめて調べて構築したものです。
じっさい作中に登場する精霊崇参大神殿は、バチカン大聖堂をモデルに構築しました。
ハイファンは設定が肝だと思っているので根っことなる設定づくりには手を抜きませんでした。
そして、第Ⅱ部以降で続いている式典の中で、この領主拝命式は初期プロットの段階から決まっていたものです。
ただ、お話がずっとながく続いているので文字数的に増えないように注意はしました(それでも長くなりましたが)
そんな一番肝心要な部分がうまくかけたのでホッとしています
感想ありがとうございます
最後までがんばります!
余談
フェーロハゥトはルストにしか着せないつもりだったのですが
急遽アルセラにも設定しました。
アルセラのフェーロハゥトは実は『ルネサンス様式ドレス(前期)』をイメージにしてます。
- 美風慶伍
- 2021年 05月13日 15時14分
[良い点]
旅立ちに偶然にも戦友達との出会ったことが、彼女の旅立ちを助けるなんて……ドラマじゃないですかぁああ。゜(゜´ω`゜)゜。
これからエライアお嬢様が、どのような人生を送るのか、重厚な雰囲気の中で彼女の強い意志を感じさせる描写が、続きの物語をワクワクさせたものにしていますね(゜∀゜)
間違いなく困難が訪れるであろうけれども、次話へと進むことの妨げにはならないのだ∠(`・ω・´)続きワクワク
旅立ちに偶然にも戦友達との出会ったことが、彼女の旅立ちを助けるなんて……ドラマじゃないですかぁああ。゜(゜´ω`゜)゜。
これからエライアお嬢様が、どのような人生を送るのか、重厚な雰囲気の中で彼女の強い意志を感じさせる描写が、続きの物語をワクワクさせたものにしていますね(゜∀゜)
間違いなく困難が訪れるであろうけれども、次話へと進むことの妨げにはならないのだ∠(`・ω・´)続きワクワク
一果さま
感想ありがとうございます!
この冒頭部の流れが果たしてどういう形で本編に繋がっていくのか? 意外な仕掛けを仕込んでおきました。是非楽しみに読んでみてください。
これからもよろしくお願いいたします。
感想ありがとうございます!
この冒頭部の流れが果たしてどういう形で本編に繋がっていくのか? 意外な仕掛けを仕込んでおきました。是非楽しみに読んでみてください。
これからもよろしくお願いいたします。
- 美風慶伍
- 2021年 04月19日 06時48分
[一言]
箇条書き文書で読み難い印象を受けました。
紙芝居文章と言ったほうが良いのでしょうか。ただ、他感想を見ると話数を重ねるごとに良くなっているとあるのでもう少し読み進めていこうと思います。
箇条書き文書で読み難い印象を受けました。
紙芝居文章と言ったほうが良いのでしょうか。ただ、他感想を見ると話数を重ねるごとに良くなっているとあるのでもう少し読み進めていこうと思います。
感想ありがとうございます
それとお返事遅くなってすいません。
冒頭部を手直ししていたためです。
より読みやすくするために、本編部分と同じ1人称表現に修正していました。
これまでは、伏線のために冒頭部のみ3人称表現にこだわっていたのです。
ですが今回思い切って冒頭部を1人称表現にしました
読みやすくなっていると良いのですが。
これからもよろしくお願いいたします。
それとお返事遅くなってすいません。
冒頭部を手直ししていたためです。
より読みやすくするために、本編部分と同じ1人称表現に修正していました。
これまでは、伏線のために冒頭部のみ3人称表現にこだわっていたのです。
ですが今回思い切って冒頭部を1人称表現にしました
読みやすくなっていると良いのですが。
これからもよろしくお願いいたします。
- 美風慶伍
- 2021年 04月17日 06時20分
[一言]
ちょっと別の要件で読み速みてたら、コメントが有ったんで貴方の小説を少し確認
したんですが、読み速の晒しの時とはだいぶ構成変わったんですね。
今は自分の事やってるから読みむ事は出来ませんが、暫くしたら少し読ませて貰おうと思います。
ちょっと別の要件で読み速みてたら、コメントが有ったんで貴方の小説を少し確認
したんですが、読み速の晒しの時とはだいぶ構成変わったんですね。
今は自分の事やってるから読みむ事は出来ませんが、暫くしたら少し読ませて貰おうと思います。
- 投稿者: 退会済み
- 30歳~39歳
- 2021年 04月03日 13時32分
管理
ありがとうございます
機会ありましたらぜひお読みいただけたらと思います
晒しに挑戦して根本的な問題を教えてもらい
それに徹底的に向かい合う意味もあって
第Ⅰ部は大幅に手直ししてます。
第Ⅰ部の全面改稿と言う決断は、常連読者さんが離れるという自体を招いたのですが、結果として『内容が良くなった』『安心して読める』と言う声をいただき、ハイファン物の肝である〝作品に浸れる、没入できる〟と言うお声をいただけるようになりました。
その意味では晒しにも改稿にも挑戦してよかったと思っています。
感想、ありがとうございます
機会ありましたらぜひお読みいただけたらと思います
晒しに挑戦して根本的な問題を教えてもらい
それに徹底的に向かい合う意味もあって
第Ⅰ部は大幅に手直ししてます。
第Ⅰ部の全面改稿と言う決断は、常連読者さんが離れるという自体を招いたのですが、結果として『内容が良くなった』『安心して読める』と言う声をいただき、ハイファン物の肝である〝作品に浸れる、没入できる〟と言うお声をいただけるようになりました。
その意味では晒しにも改稿にも挑戦してよかったと思っています。
感想、ありがとうございます
- 美風慶伍
- 2021年 04月03日 16時09分
[良い点]
ワルアイユ編、お疲れさまでした! ラストの虹の情景、感動的でした。
一人称ストーリーの「シンプル・イズ・ザ・ベスト」な所と、群像劇ストーリーの良い意味で重厚な所が、いい感じで合体&進行していて、グッドだったと思いました。
[気になる点]
たとえばラストの伝令役の登場シーンの描写
●人々の目に入ったもの即ち「その人が着用している制服の特徴とか、伝令旗とか持っているようだったら伝令旗の特徴とか」が示されて(ココではルストの目や耳が捉えたものになるでしょうか)、
●その特徴を認識した人々(軍関係とか特に詳しい人)が、「おや、あの人物は伝令だ!」等という風にセリフを投げる
…という形の方が、臨場感が出るのでは…という風に思われました。
※話数をずっとさかのぼりますが、戦闘シーン描写は、視覚方面でも聴覚方面でも、お見事でした(段取りが良かったです)。
その段取りの良さが、こういう、「ちょっとした場面だけど重要な箇所」にも生かされていれば、最高だな~という風に思っています。
ワルアイユ編、お疲れさまでした! ラストの虹の情景、感動的でした。
一人称ストーリーの「シンプル・イズ・ザ・ベスト」な所と、群像劇ストーリーの良い意味で重厚な所が、いい感じで合体&進行していて、グッドだったと思いました。
[気になる点]
たとえばラストの伝令役の登場シーンの描写
●人々の目に入ったもの即ち「その人が着用している制服の特徴とか、伝令旗とか持っているようだったら伝令旗の特徴とか」が示されて(ココではルストの目や耳が捉えたものになるでしょうか)、
●その特徴を認識した人々(軍関係とか特に詳しい人)が、「おや、あの人物は伝令だ!」等という風にセリフを投げる
…という形の方が、臨場感が出るのでは…という風に思われました。
※話数をずっとさかのぼりますが、戦闘シーン描写は、視覚方面でも聴覚方面でも、お見事でした(段取りが良かったです)。
その段取りの良さが、こういう、「ちょっとした場面だけど重要な箇所」にも生かされていれば、最高だな~という風に思っています。
エピソード359
感想ありがとうございます!!
いやぁ、やっとここまでたどり着きました!
ここまでに到達した時点での人間関係における伏線を回収していかないといけないのでばらまいた伏線がおおいだけ、話の長さが伸びる伸びる(^ ^;
読者さんに呆れられないか流石に心配になってきますが……
とはいえ、あの葬送のシーンでの最後のラストの『虹』についてですが、
これはとあるマンガがアイディア元になってます。
月刊アフタヌーンに出ていた『縄文物語』と言う漫画でして
その中で古代の縄文日本人が、精霊信仰の中で、
雷と虹を龍に見立てて信仰していたと言う一節がありました
フェンデリオルでの精霊信仰は、日本の八百万の神々の概念もイメージベースなのでその辺も取り入れてます
お話を書き終えてサブタイトルで『虹』のキーワードを思いついたときに書き上げてみてしっくりと収まった感があり大変満足しています
ただ、そこに至るまでの描写についてはご指摘の通り確かにもう少し練って考える必要はあったかなとは思います
そのあたりは早速手直しをしました。
いかがでしょうか?
さて――
このあとお話は、幕間を挟んで、ルストとアルセラの別れのドラマになります。
実はここが一番書きたかったところなのです。
そして、ドラマはルストがワルアイユから離れるシーンでクライマックスに至る予定です。
੬ჴ ƠωƠჴჱ{まだ続くんかい!
と怒られそうですが今しばらくお付き合いを。
感想ありがとうございました!
いやぁ、やっとここまでたどり着きました!
ここまでに到達した時点での人間関係における伏線を回収していかないといけないのでばらまいた伏線がおおいだけ、話の長さが伸びる伸びる(^ ^;
読者さんに呆れられないか流石に心配になってきますが……
とはいえ、あの葬送のシーンでの最後のラストの『虹』についてですが、
これはとあるマンガがアイディア元になってます。
月刊アフタヌーンに出ていた『縄文物語』と言う漫画でして
その中で古代の縄文日本人が、精霊信仰の中で、
雷と虹を龍に見立てて信仰していたと言う一節がありました
フェンデリオルでの精霊信仰は、日本の八百万の神々の概念もイメージベースなのでその辺も取り入れてます
お話を書き終えてサブタイトルで『虹』のキーワードを思いついたときに書き上げてみてしっくりと収まった感があり大変満足しています
ただ、そこに至るまでの描写についてはご指摘の通り確かにもう少し練って考える必要はあったかなとは思います
そのあたりは早速手直しをしました。
いかがでしょうか?
さて――
このあとお話は、幕間を挟んで、ルストとアルセラの別れのドラマになります。
実はここが一番書きたかったところなのです。
そして、ドラマはルストがワルアイユから離れるシーンでクライマックスに至る予定です。
੬ჴ ƠωƠჴჱ{まだ続くんかい!
と怒られそうですが今しばらくお付き合いを。
感想ありがとうございました!
- 美風慶伍
- 2021年 02月06日 18時11分
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