感想一覧

[良い点]
切なく美しいお話でした。人称が移り変わっていくのが時の流れを感じさせます。時は変わるのに愛しい人への想いは変わらない。しみじみと良い読後感でした。

[良い点]
彼女と出逢い、一緒に生活を始めて会社を興し、白血病、そして現在……と、起承転結がはっきりしていてとても安定感のある短編小説でした。
内容も充実していて、淡い恋から一生の伴侶を得た社長の幸せ、そして、それ故に彼女を失う事への絶望感がとても伝わってきました。
その上で、彼女の日記を見て、彼女の思い描いた幸せの「あしあと」を辿るという内容はとても印象的です。
大切な人をなくしてしまっても、それですべてが終わってしまうのではなく前を向いていつまでも共に歩んでいけるという勇気を、大いに与えてくれる作品だと思いました。
それでは引き続き、コンテストをお楽しみください。

[良い点]
奥さんもカッケーーよぉぉっ！！。゜(゜´Д｀゜)゜。

出会い編のキュン具合がぁぁあ！！
通ってた高校に定時制があったから、余計にロマンスを感じる！(笑)　
文通ステキ～～！！_:(´ཀ`」 ∠):_(吐血)

淡々と語る口調は穏やかで、でも内容はしんどくて。社長の悔しさがしみじみと伝わって来ました。

[一言]
活動報告とレビューから来ました(笑)

遅くなってごめん！！ｍ(。≧Д≦。)ｍ
社長の話をありがとう！！ｍ(。≧Д≦。)ｍ

奥さんも素敵で、やっぱり人気投票のポイント足りなかったわー(笑)

[一言]
今では見ない結核でさえ不治の病。治ると発表されたハンセン病も隔離扱い。私なんて座敷牢に入れられていたことでしょう。そのような時代の癌は死の宣告そのものだったことでしょう。それも近く訪れる死。
そこからの主人公の想いが良かったです。

[良い点]
　素敵な作品でした。
　癌でさえ治療薬が見つかりつつある今日、当時不治の病と言われた白血病。残された人がどのように前向きに進むかという考えさせられる物語でした。
　足跡を道と読み解き、人生という道を踏み固める難しさを感じました。
[一言]
　素晴らしい作品を読ませて頂き、ありがとうございました。

[一言]
ドナー編の社長さんがとても好きなので、その背景、きっかけとなった出来事を知ることができて、よかったです。

少女漫画のような可愛らしい恋の始まりから、青春時代を経て、大人と呼ばれる年齢へ変わっていく。
人称の変化が起点になっていて。これぐらいの年代で、こういうことがあったのだと伝わってくるので、短い文章のなかで、変遷がスムーズに感じられました。

主人公の奥さまへの愛が、全編に渡って散りばめられていて、哀しいけれど、とても温かな気持ちになれました。

いつの日か、天寿をまっとうした時。きっと奥さまが手を引いて、一緒に歩んでいける。
そう思わせてくれる、素敵なラストシーンでした。

[一言]
ずっと彼女のあしあとを追っていくのですから、独りではありませんな！！　これからも！！

[一言]
社長の人生には、そんなことがあったのですね。うう、目から汁が。・゜゜(ノД`)
確かにドナー休暇制度もある会社ですし、ご自身もドナー登録されていらっしゃたわけですから、何かあるのだろうとは思っていましたが……。

僕、俺、私、わしという認証の変化、時間の流れがよくわかりました。混乱はしませんでしたし、僕→俺でちょっと遅めの反抗期&親離れかなと思ったり。それにおっしゃるようにわしなんて、最初から話すお子さんは方言でない限り少ないでしょうしね。

奥さまの足跡は後ろではなく、ずっと目の前にあった。この気付きがとても良かったです。がむしゃらだった人生、社長は多くの人に愛されていて、奥さまもにっこり微笑んでいることでしょう。

この短編を読んだ方で大地シリーズ未読のかたには、せひシリーズを通して読んでほしいなと思いました。

[良い点]
嘘をつくたび、……嬉しそうに、の所で涙が出ました。
昔の男気のある男性のひとり語りが、余計胸に来ますね。
ひとり頑張ってきて、良い会社になって良い社員さんに恵まれて、ようやく社長さんの心の曇りが晴れた話の展開が、良かったです。


[一言]
社長さんにポイント入れておいて良かった（笑）

[一言]
社長……そんなことがあったんですね。
短い作品の中で社長の半生をしっかりと感じとることができました。
我が子のような社員からドナーになってくれた人も現れるだなんて、社長、よかったね…！