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[一言]
本当にこういう考えさせられるお話を書けるって凄いです。とても面白かったです!
「受けた御恩……」という台詞に、疑いたくはないけれどやはり彼が盗みに関与していて、でも母の看病という状況に目をつぶってくれたような判決だったのかなとも思ったり……。
でも、盗みに入られた家の人達だって精一杯の生活をしているなかで大事な物を奪われたらそりゃがっくりするし、犯行時に彼の姿も目撃しているのにその判決によって反対に非難を浴びる立場になってしまったり……。
罪を憎んで人を憎まずとも聞きますが、なかなか割り切れるものではありませんし難しいところですね。
ただ最期に、彼に恩を返したいという気持ちがあったことは伝えることができたのかもしれませんね。
感想ありがとうございます!

彼もまた目こぼしされることに、罪悪感を感じていたのかもしれませんね……。いや、おっしゃる通り、被害者にとってはたまったものではありません。

裁きの結果が捻じ曲げられるというのは、まことに恐ろしいことだと思います。無実の罪を着せられることで、人生がくるってしまう。そのような悲劇が、大小を問わずあちらこちらで起こっているかもしれません。

最期になって心残りがないようにしたい、と望んでしまうのが人間かもしれません。墓場まで持って行った方がいいことも、なきにしもあらずですが……。
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