感想一覧

[一言]
すげー面白かった！
けどもう４年も前の作品なのかー

[一言]
本当に面白い話で、とても楽しかったです。
正直なところ、エリシアは悪いことは何もしなかったと思います... 彼女はただ素朴な村娘で、鈍感でした。 少し悲しいです。
恋人同士の距離がどんどん大きくなっていく、そのようなNTRは面白い。
通常、NTRの作品は少し気のめいるように感じますが、ここで最後まで、2人の絆は実際には壊れなかったので、それほど苦痛ではありません。

[良い点]
ストーリーの展開が良いと思います。３回くらい読み返してますが、辛い展開は読みたくないと思う反面、この部分もそのあとの展開に必要なものだと思い読んでます。
[気になる点]
あまり無いと思います。徹底的にざまあすれば良いものでもないと思ってます。
[一言]
エリシアが読んでいた報告書の冒険が外伝的にあるといいなと思います。

[一言]
とても丁寧かつ上手に書かれていて、とても素晴らしい完成度の小説だと思います。ただ残念なのは、諸悪の根源は好き放題して周囲に迷惑と後始末と取り返しのつかない結果だけ押し付けて、アッサリと死亡退場する事で逃げ切り、ある意味で勝ち逃げしてひたすらに胸糞悪いこと。あとエリシアからジェイクへ謝罪に赴くのは、あくまでも自分個人の考えですが、してはいけない事だと思っています。ジェイクからエリシアのところに来た時にエリシアが謝罪する事は良いですが、結果として裏切って捨てたエリシアからジェイクの所へ行って謝罪する事は、ケジメをつけて楽になりたいエリシアの意志の押し付けになると思うので。夫婦なのだからどちらにも責任はあると言いがちですが、本作の過失割合は明らかにエリシアが圧倒的に大きい（エリシアがジェイクから離れて隙を見せなければ、村や家族への隠れた脅迫自体が成立しない）。次は作者様のこの筆力で、胸糞悪くない王道ファンタジーをお願いします。

[良い点]
せつなすぎるお話でした。
NTRには耐性があるつもりでしたが、思いっきりえぐられました。
いいように歪められ、狂わされ、作り変えられて、
人生を捻じ曲げられてしまったエリシアが哀れです。
ラストも幸せと言いつつ諦念の境地には程遠い感じなのがまた切ない。

それにしても、よくまあこんな酷な話を思いつかれたものです。
レビューで警告されていた通り、一章と二章でじわじわ毒が回って、
アニーの告白で明かされたおぞましい真相に胸糞が爆発しました。
本当にお見事です。
[気になる点]
三章がちょっと雑というか、一章・二章の完成度との落差が気になりました。
たとえば神殿裁判の場面とか。
一章と二章が素晴らしかっただけに、ちょっともったいなく感じました。
[一言]
癇癪おこしてアルファルドを殴った貴族の子供って、もしかしてラルフ？
だとしたら、皮肉すぎる話ですね。

[一言]
早速質問に答えて頂いてありがとうございます。大変分かり易い解答でした。

包丁の件は仕込みでは無かったというのは意外でした。アニーは間接的に夫婦間に溝を作る手法を幾つもやってたので、こちらもその一環だったとばかり。

ブレスの件はやはりジェイクもその要因の一つだったのですね。何と言うかやるせない話ですね。
エリシアは成長し、過去の非常識で無神経だった自分の行いを反省し、ジェイクの献身が聖人レベルだったのも理解したのでしょうが、流石にこういった把握できてない部分は知らないままなんでしょうね。
ジェイク当人も気付いていないのですからエリシアを恩知らずとは言えませんが、エリシアには全てを知っておいて欲しかったなあと思ってしまいました。そこまで言及するのは現実的ではないですし、くどくなってしまうのかもしれませんが、ちょっとモヤっとなってしまいました。

[一言]
完結されたので質問をしても良いでしょうか。
・以前の感想でエリシアがシェリアの結婚祝いに包丁を贈ったのは、鍛冶屋のジェイクの妻としては非常識だと書いた所、感想返しで月魅様もその通りだと言われていましたが、結局これもアニーの仕込みだったのでしょうか。
また、この件はエリシア編で包丁を選んだと記されていただけで、ジェイク編では一切言及されてませんでしたが、その時のやり取りはどんなものだったのでしょうか。

・エリシアがペトリリザードのブレスを浴びても無傷だったのは、エリシアはマジックアイテムのおかげだと思っていましたが、実際は何が原因だったのでしょうか。

[一言]
完結おめでとうございます。そして完結した素晴らしい作品を読ませていただいてありがとうございます。

最後のレイラ編を読みましたが、結局“JELの呪い”は解けなかった訳なんですけど、「まあ今回は解けなくてもいいや。」なんて酷い事を考えてしまいました。

さて、終乃章の半分は“悪意”を持った加害者達の視点だった訳ですが、よく考えてみるとラルフ・従者・アニーと、エリシアに“悪意”があった人って一人もいなかったんですね。そしてそれは“君笑”も同じという。
“悪意”に振り回される“Ｊ”と自分勝手な“善意”に振り回される“Ｅ”、果たしてどちらがより不幸なんでしょうかね。

[気になる点]
敵対するエラーンド公爵が何か企み、警戒してる最中なのに、なんで子供連れて村に行こうと思ったのでしょうかね・・

描写にはないけど、護衛もなしでメイド二人と子供を置いて離れるって、襲ってくださいと言ってるようなものだと思う。

しかも、ただでさえ目立つのに上等なドレスを着て、動き回る警戒心のなさにびっくりでした。

しかもそのままの格好で村に行き、土下座とか・・・
敵対する貴族が動き回ってるに目立ちすぎるエリシアの行動を見逃さないと思うんだろうけどね。

エリシアの土下座が貴族として罪になる　下手したら死刑？
罪だと分かってて土下座してるのを敵対する貴族やその貴族に売り込むチャンスを狙ってる人も多いでしょう。
それをそいつらがもし見てたとしたら・・・
エリシアは、貴族としても、子を守る母親としても無神経で無警戒　知ってやってたら本当にアホとしか言いようがない。
普段の公爵家ならもみ消すのは容易いだろうけど・・・状況把握してなかったのかなエリシア

これをネタにされれば、エリシア自身が罪に問われ、土下座されたエリシアの母親は、重罪で死刑の可能性も高そう。

後にアニー逮捕で、状況は激化して、自宅に何度も侵入され子供を誘拐とかかなり過激な人も普通にいますよね

別に子供を連れて村に行くのも、謝罪して土下座するのも悪くはないのですが、せめてすべての事に決着をついて状況に落ち着いたら村に行くべきだと思いましたね。

今回エリシアがした事は、子供達が危害を受ける可能性
エリシアの母親やその家族　下手したらアリアの赤ちゃんまで巻き込んで取り返しのつかない事になったであろう可能性

ラルフがしていた村への圧力が子供の遊びに思えるほど、エリシアがやらかした事は重罪で、謝罪したのに実は追い込んでたと笑えない状態・・・

エリシアも成長してるなと思ってる所で、こういう無神経さが出て変わってないな・・・とつい思ってしまいます

[一言]

少しずつわがまま、少しずつ自分の行動が制限される不満。
譲ってくれる夫に対してありがたい、申し訳ない、感謝の気持ちから変わっていくのが誘導されてたら怖いです。
まったく第三者の介入がなくてもうまくいかないかもしれないですが、納得してジェイクがたまに帰ってくるエリシアを待つなり、お互いの道を優先して別れを選ぶなり出来たろうに。
面白い小説でした。