エピソード78の感想一覧

[一言]
とても丁寧かつ上手に書かれていて、とても素晴らしい完成度の小説だと思います。ただ残念なのは、諸悪の根源は好き放題して周囲に迷惑と後始末と取り返しのつかない結果だけ押し付けて、アッサリと死亡退場する事で逃げ切り、ある意味で勝ち逃げしてひたすらに胸糞悪いこと。あとエリシアからジェイクへ謝罪に赴くのは、あくまでも自分個人の考えですが、してはいけない事だと思っています。ジェイクからエリシアのところに来た時にエリシアが謝罪する事は良いですが、結果として裏切って捨てたエリシアからジェイクの所へ行って謝罪する事は、ケジメをつけて楽になりたいエリシアの意志の押し付けになると思うので。夫婦なのだからどちらにも責任はあると言いがちですが、本作の過失割合は明らかにエリシアが圧倒的に大きい（エリシアがジェイクから離れて隙を見せなければ、村や家族への隠れた脅迫自体が成立しない）。次は作者様のこの筆力で、胸糞悪くない王道ファンタジーをお願いします。

[良い点]
　完結おめでとうございます。
「寂しさが残るハッピーエンド」「心が温まるビターエンド」という印象を受けました。

　とても素敵な物語で、いろいろと考えさせられる事が多かったです。
[一言]
　レイラ編も楽しみにしています。

[一言]
本編のとりあえずの完結、お疲れ様でした。エリシア編の終盤辺りから入って、夢中になって読み続けてきた作品でしたが、最も読みたかった部分も終わって完結し感無量といった感じです。
結末に関しても、しっくりとくる、これで良かったと言える内容であり、総合的に見て十分に名作だったと思います。

とまあ、そう思っているのも本当なのですが、心の中にある性悪な部分がもうちょっとの苦味を欲していたというのも正直な所です。
エリシアの思っていたよりも淡泊気味な心情描写や、思っていた以上に彼女に優しい結末には、納得はしつつも舌に甘さの後味が残ったと言うか。カカオ95％のビターチョコレートのつもりで食べたら72％だった様な気分ですね。
また、そういう悪趣味な視点で物語を振り返ると、ラルフを溺愛している母親のラルフの死に関しての顛末が描写されなかった点が少しだけ残念でした。

それでは、レイラ編を楽しみしております。

[一言]
まだレイラ編があるみたいなので楽しみにしてますが一応の完結お疲れさまでした。
罪をおかしたものは報いを、罪とは言えないけど過ちをおかしたものは謝罪と許しを。ジェイクとエリシアは共に歩むことはできなかったけどジェイクは生き甲斐と新しいパートナー、エリシアは子供たち、それぞれの幸せを得たと言うことでしょうかね。お互いを失った形にはなりましたが。

[良い点]
完結おめでとうございます！
良く纏まっていて、後味も悪くないエンドだったと思います。
エリシアも成長し、自分のやるべきことを見つけたと言った感じですね。
[一言]
ここまで追いかけていたので、何だか感慨深いです。
幼馴染の少女と少年にはぜひ、道を誤らないで王道へと向かって欲しいですね。

色々大変だったかと思いますが、お疲れ様でした。

[一言]
まずは、一区切り、お疲れ様でした。外野の声に、戸惑われたこともあったとことでしょう。エリシアの本心、本音が書かれている通りなら、だいぶ貴族にそまり、感情を出さなくなったのかと、思いました。もう少しエリシアの内なる声を聞きたかったです。一度はジェイクと話す機会があってもと思います。ジェイクはもう過去を乗りきっていると会わないのは、わかるけど、、、
何はともあれ、レイラ編を楽しみにしています。

[一言]
前回のジェイク編のあとがき(「英雄達のその後」)でも思ったことですが、ジェイクはレイラとの結婚と愛妻家としての面が広く知られる一方で、自分との幸せだった結婚が後世においては「俗説」あるいは「創作」扱いなのは、エリシアにとってある意味で因果応報・ざまぁなようにも感じられました。

レイラ編も楽しみです。

[良い点]
完結おめでとうございます！
それぞれが自分の立ち位置で幸せになって良かったと思いました
エリシアも失ったものが沢山ありましたが、その引き換えに大勢の人達へ「与えた」ようですね
この作品の主人公であるエリシアが晩年の頃まで多少の後悔があろうとも大好きだった元旦那の冒険を見続け、心から応援し、その成功を自分の事のように喜び、それなりに幸せに生きていけたようで良かったと思いました

また、感想欄においても長文で書いて迷惑をかけてしまったと反省もしてます。
しかし、感想欄や活動報告でこんなにも盛り上がった作品は久しく記憶にございません。

また、読者達の心に傷痕の残る凄い作品を作って欲しいと願いつつ最後の感想を書かせていただきました。

本当に面白い作品をありがとうございます！