エピソード831の感想一覧

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[良い点]
 作中でも言及されてるが、比較対象が五龍な時点でヤバいのが分かる。
 五龍クラスの力が有りながらも名無しであるのもおかしい……この状況で、こんな手札がまだ残ってるから、アリスが怖いんだよなぁ……
[一言]
 二回目の返信の返信はアレだけど、言いたい事が伝えられて無かったようなので、表現を変えてもう一回。
 『愛』云々ではなくて、レンフィールドの時に『規則を破った機人』の前例があるのに、クロスの時にそれは起きないと思ってるアリスがらしく無いなぁ、と。
 『前例』が有るなら『愛』云々はともかく、警戒は絶対にしてそうなのになぁ……と
 自分の天敵であり理不尽そのものであるクロスなら、前例すらない事を成し遂げてるクロスだったら、前例が有るなら再現されかねないから警戒してそうだなぁ……と思いまして。
 まぁやっぱり、それだけアリスの精神負荷がヤバいのが伝わってくるけど。
  • 投稿者:
  • 2024年 06月26日 00時42分
感想ありがとうございます。

>良い点

 アリスにとって手札と言うのは、一定以上の役割を持ちながらどんな状況になっても裏切らず、そして最悪の場合処理出来る存在の事を言います。
 そういう意味で言えば、彼女は手札にさえなりませんね。
 なにせタイトル通りの存在ですから。


>一言

 アリスは生きる為、あらゆる事に警戒しています。
 あらゆる事に警戒しているつもりなんです。

 ただし、それはあくまで自分の主観。
 なので、愛に関わる事の際警戒のレベルが一段落以上落ちたりします。

 具体的に言えば、エリーを外宇宙に飛ばした後の状況を予測していなかったり、今のクロスが理解出来ていなかったり。

 また、レンフィールドの際の機人も確かに規則を破っていますが、破った規則のレベルはそう高い物じゃありませんでした。
 具体的に言えば『人間世界に無断で出た事』『特定勢力に肩入れした事』この二つです。
 規則違反である事は確かですが、機人としてのプログラムの範疇の中でしかありません。

 一方、特定条件に違反していない人間を機人が個人の判断で殺す事は規約の中でも上位に入る物でありかなり厳しいルールが制定されています。

 わかりやすく言えば『人間に味方をする規約』よりも『人間と敵対する規約』の方が規則としてより厳密に設定されており、処罰も重いがそれ以上に破る事が困難となります。
 
 そしてその上で、アリスは『機人の処理対象に入るかどうかギリギリ』を見極められます。

 長くなりましたがこれがアリスの考える『自分が機人に殺されないとたかをくくっている理由』の大きな要因です。

 なので結局理由を要約しますと『愛を理解出来ない』と言う事になってしまいます。
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