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[良い点]
幼馴染二人の微妙な距離感が印象的でした。
主人公の気持ち、ヒロインの控えめな言動の裏に隠されている気持ち、それぞれの気持ちのずれはもどかしくも、それがまたお話を魅力的にしています。退院するときに手を握り合うシーンにはその微妙な距離感がよく表れていたのではないでしょうか。
また、その距離感の根底にある「ヒロインが見えている世界」のひとつひとつも丁寧に描かれていますね。リンゴとオレンジジュースを間違えるくだりなどはハッとさせられました。
そんな二人が運動会、花火大会と、互いの『好き』が近づいていく様は読んでいて心地よく、ハッピーエンドを迎えたあとも彼らの今後を応援したくなる作品でした。
今後の活動を応援しております。
[良い点]
お久しぶりです。
入院の時の一件から、物語が明るくなりましたね。僕も読んでいてちょっと心が軽くなりました。
そうなってからは、二人の関係の変化に一層主眼を置くようになりましたが、ええい陽道はっきりせんかい!と思うことはありつつ、でも、ただの普通の男女のお話ではないんだなと冷静に戻ったりもしつつ。
花火のシーンで、え、これもしかしてハッキリしないまま終わる感じなんじゃ……と不安になりかけたところで、ちゃんと満足のいく結果が読めてほっと息をつきました。
雲雀、凛としていて大人ですね。

まとまらない感想になってしまいましたが、完結、お疲れ様でした。ありがとうございました。
感想ありがとうございます。

最後まで読んでいただけて光栄です。入院の件がやっぱり大きいんですよね。陽道は大切な人が傷つかないと、大きく事態が動かないと思い切れない性格。もともと雲雀が心を閉ざしてしまったのも自分のせいなんじゃないか、と思っているところがあるので、なかなか関係が進まない、という感じでした。

実は花火のシーンで終わるか、その先の文化祭編で終わるか、最後まで悩んでいました。悩んだ結果、文化祭は蛇足だろう、と考えたのですが。最終話が長いのも、実はそれが影響してたりします。
雲雀が大人なのも、自分でなんとかしないと、色が見えないだけで他の人には何も困っていないように見えるのだから。誰も助けてくれないだろうと、考えすぎた結果なのかもしれません。

最後になりましたが、お付き合いいただき、ありがとうございました。また機会があれば、別作品でもよろしくお願いいたします。
[良い点]
人に頼るのって難しいですよね。
善意で助けてくれている身近な人についても、迷惑かもって疑心暗鬼になってしまう時も少なくないと思います。
助ける側だって、「自分が何もかも手助けしたらその人の為にならないのでは?」って思ってしまうのもわかります。
支え合いって簡単なようでとても難しいバランスで出来ていますね。
雲雀、大丈夫なのか気になります。
感想ありがとうございます。

雲雀たちは高校二年生になりたてというのもあって、いろいろこれまでのこと、将来のことを考える多感な時期だと思います。そんな中で「このままハルに頼り続けていいんだろうか」と考えてしまったがゆえの災難なんですね。
ここから少しずつ、少しずつ雲雀が変わっていきます。お楽しみに。
[良い点]
さっそく2話も読ませてもらいました。
夢を諦めるな!と言いたいし、実際に言うのは簡単ですけど、例えば僕が薬を買いに来た人間の立場だったら、処方薬間違えられそうで怖いなとか、そういうちょっと差別的な目で見てしまいそうな気もして考えさせられました。
陽道君には、サポートしてあげてほしいな、と読んでいて思いました。
ありがとうございます。

雲雀にとっては、「夢を諦める」ということさえ、前向きな選択なんですよね。諦めるというのは、別のなりたい道を探す、という意味を含んでいますから。彼女の場合はもっと、他の自分にもできる道を探すしかない、薬剤師は自分にはできない、という消極的な選択なんですよね。

陽道はもちろん雲雀の幼馴染として、サポートすることを考えます。が、ここから二人は、少しずつすれ違っていきます……。
[良い点]
取り扱うのがかなり難しそうなテーマですが、これからどんなストーリーになるのか気になります。
感想ありがとうございます!

そうですね、書き始めてからこれ難しいな、と実感しております(笑)
ですが少しずつでも前に進んでゆく幼馴染たちの姿を書いてみたいという思いもあったので、頑張ります。
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