エピソード79の感想一覧

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[良い点]
この章について。
ロブ・ハーストやっぱカッコイイと思ってたら、時の賢者が現れた。「7」も出てきた! 今の所「7」の意味はわかんないけど。
次の章で冒険家ニールが現れるのか?
遊子様感想ありがとうございます!
(⋈◍>◡<◍)。✧♡

伏線ってわけでもないですし、実際に回収されるのは何年も先になると思いますのでお漏らししちゃいますが、7ってのは時の賢者が冒険者ニールに過去の歴史を語って聞かせるときに時計を見て、12の出来事を話そうかと言って語り始めたことから採られています。
そしてこの作品ではニールは出てきません。

シリーズは以下の通りとなっており、

①虚空史記1「闇女上(くらめのかみ)編」

②虚空史記2「冥之上(めいのかみ)編」

③虚空史記3「紗弥(さや)編」

④虚空史記4「アソカ編」

⑤虚空史記5「茅(チガヤ)編」

⑥虚空史記6「小夜(サヨ)編」

⑦SKYED7「リオン編」上下

⑧SKYED8「ビット編」

⑨SKYED9「スイ編」

⓾SKYED10「アスラン編」

⑪SKYED11「シェザード編」

⑫SKYED12「ニール編」

で、ニールが登場するのは11「シェザード編」のエピローグからとなります。

なお、リオン編でもありますが「エピローグの地の文が誰かの口語体になっている」のは時の賢者が語り部であることを表しています。

もともとモチベーションが低いので全て書ききれるかは分からないので、とりあえず締めの作品である「ニール編」を書くために重要そうな編を優先して書いていました。

冥之上編、小夜編、リオン編、シェザード編さえ書けば「何故ニールという冒険者が時の賢者と話しているのか」に深みが増すので先に書いている感じです。
あとの編は気力次第ですね。

そんな感じです☆
[一言]
女神が唯一の神ということでしょうか?
女神すらも精隷って可能性もありますが…
生焼け肉様ありがとうございます☆
いつもツボを的確についてくる嬉しい感想をくださりありがとうございます!
・゜・(つД`)・゜・

どこまでがネタバレになるか分かりませんが嬉しいので設定をしゃべっちゃいます!

闇の女神は唯一神ではありません。
ラーヴァリエ信教国がアシュバルと呼んでいる小さな島で信仰されていた神で、世界的に見れば太陽信仰のほうが主流です。
ラグ・レ(アナイの民)が信仰しているアケノーキナという神がその太陽神のことで、太陽神の地域名です。

神は他にもいます。
実は今までいくつか神の名が本編中に登場しています。

例えば唯一神ラーヴァリエ(いくつかのアニミズムにアシュバルの神話が引用されて出来た実体のない神なので、他の神々とは意趣が異なるので説明から省くべきだったかもしれません)

例えば海神アテルマ(上編で、ブランクが初登場したらへんで名前を出した気がします。漁民によって伝承されたため広範囲の地域でその名を聞くことが出来る海の神です)

例えばカリュデクルオデ(ナバフ族が信仰する神。下編の「小国の記憶」で名前が出ました。島嶼を治めていた神の1人で、太陽神との戦いに敗れ臣従しました)

アテルマもカリュデクルオデも一言だけの言及でしたので記憶には残らなかったと思います(笑)

ではこの世界における神とは何者なのか。

一言で言えば、「理に縛られる前の人間」です。

遥か昔に神代(かみよ)と呼ばれる時代があり、その頃の人々は個人差はあれど「万能」で、ある意味全員が「神」でした。

「できる」「できない」「物理的に無理」「常識的に考えてあり得ない」の概念がなかったのです。

その中で淘汰しあい、世界的な覇者となったのが太陽神であり、太陽神が侵攻した最後の地の統治者だったのが「闇の女神」でした。

太陽神は他の地域の統治者同様、闇の女神も降そうとしましたが、なんやかんやあって夫婦になります。

聖隷はこの2人の神が快適な結婚生活を送るために自分達に使役する者として産み出した存在です。

今まで登場した聖隷の名前は「アスカリヒト」「癒女人(イェメト)」、「雨燕のサキナ」くらいでしょうか。

大別するとみな聖隷ですが、イェメトは無から創られた「原初の聖隷」で、サキナは雨燕をベースに創られた聖隷です。

アスカリヒトは蛇の姿をしているので蛇をベースに創られた聖隷かと思いきや「原初の聖隷」です。

なお、人からすれば神と聖隷の区別がつかないので、神と呼ばれている聖隷もいます。
前述の海神アテルマ(娃照蟇)がそれに当たります。

これらの聖隷は最初は気脈の溢れる場所(森や川など)に配備して自動で魔力を回復させていましたが(聖隷の活動エネルギーは魔力です)、後世、「ある事」から着想を得た人間が、魔力を含んだ特殊な小物「憑代(つきしろ)に聖隷を移して使役する方法を編み出します。
これが更に時代を降り、聖隷石と呼ばれるようになりました。

と、だいぶ話は逸れましたがこんな漢字で答えになってますでしょうか?(汗)
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