エピソード9の感想一覧

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[良い点]
権力争いがテーマになる古代中華小説はよくありますが、それが国史編纂をきっかけにしているというのが珍しいなと思いました。確かに、学者一族にとってそれに関わるのはこの上ない名誉ですよね、面白い題材だと思います。
登場人物や時代背景が現代でないので、最初はややもたついた感じがありましたが話が走り出すと面白くなってきます。聞いたことがない単語も登場するため、勉強になりました。登場人物たちも当時「らしい」考え方をしている部分が多く、外側だけ中華風でないのも良かったです。それでも帝子と従者の少年らしいやり取りは年相応で可愛いですね。
最後に、これは個人的な好みですが……はじめから最終到達点を示されると、ちょっと私は楽しみが減ってしまった気になります。もちろん「ああ、こうなるのだな」と思って安心される方も多いと思いますが、古代中華という波乱の時代なのでもう少し先が見えない感じがあってもよかったかな、と思います。
これからも頑張って下さい。
刀綱一實 様

感想ありがとうございました。阿須山と申します。

国史編纂と言う大業はどうしても入れたいテーマの一つでした。
また、架空の中華世界ではありますが、なるべく当時の思想を反映できるよう心がけています。
上記二点は書くにあたってこだわった部分ですので、気づいてくださり嬉しい限りです。

ご指摘をいただきました序盤のもたつきについては、私自身とても気になっているところではあります。
まもなく執筆は終わる予定ですので、改めて序盤を読み直して構成を変えられないか検討中いたします。

序へのご意見もありがとうございます。
感想を拝見し、新しい視点で序を必要性を考えることができました。
最終地点ではありますが、即位までを書く予定がないので序にしていましたが……確かに終盤に入れるのもありかなと。
こちらもバランスを考えつつ訂正していきたいと思います。

貴重な感想とご指摘、誠にありがとうございました。
頂いたご意見を踏まえつつ、最後まで書き上げたいと思います。


阿須山
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