エピソード5の感想一覧

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また失礼します。

感想返しですすめてくださったので読みました。『やさしい軍曹』。いや正確には原文の"Soft-Boiled Sergeant"のほうを。Saturday Evening Postが初出の雑誌記事をネットにあげてました。うれしい。

面白かったー。特に最後の段落。Juanita(ジュアニータ?)さんがちょうえもかったです。にくい。ずるいですこの終わり方……最後がこんなにえもいせいでまた最初から読み返しました。

それでちょっと間を置いて、感想まとめてからこちらのつこさん。さんの記事に戻ってくるじゃないですか。


>フィリーの最後の言葉も泣ける


もちろんですが、つこさん。さん、既に書かれてますね。ほんとそれでした。泣きはしませんが、最後がえもかった。

そして他にも感想があるのです。バークさん、『ナイン・ストーリーズ』収録の『笑い男』の団長さんとちょっと似てるなって思いました。一見かっちょよくなくて、アグリーでナーディー。モテるタイプじゃないけど、年下の少年(これもまたイケてないタイプの)から絶大な尊敬を集めてて、ずうっと彼らの記憶に残ってる。ついでに勝手に比較すると、『やさしい軍曹』も『笑い男』も二つのストーリーが一つの話にまとまってるという点でも似てるっちゃ似てる。

でも、もちろん違う点もあって。

『笑い男』の方が話として複雑ですよね。本筋と作中作が入り乱れてる。そしてキャラクターの性格も複雑。『笑い男』のキャラクターの方が人間として不安定で、言ってしまえば人間っぽい。『やさしい軍曹』に登場するキャラクターのほうがストレートな性格をしてます。

んで、


>サリンジャーは晩年になるにつれて小難しいこと考えてゆくようになっちゃったから、初期のこうした短編はほんとうに希少だと思うのです
>ナイン・ストーリーズを否定するわけじゃないけどさ
>むしろ出来としてはナイン・ストーリーズのがいいに決まっている、わかっている


それ。たぶんそういうことなんだと思いました。

それからもう一つ、『やさしい軍曹』読んで、自分との比較みたいなものも思いました。バークさんみたいにはなれないし、ジュアニータさんにもなれない。でもせめて、フィリーさんみたいな。他人のいいところを素直に尊敬できるような、そんな目は持っていたいな。そんなことを思いました。


>語り部であるフィリーが奥さんにバークさんのことを語って聞かせてるのも、自分はバークさんが「えらい人」だって気付けた数少ない人間のうちのひとりだから


それ。ほんとそれ。

自分はサリンジャーファンではないのでへんな感想だったかもしれませんが、要はこちらのつこさん。さんの記事にほぼ同意というただの報告でした。


それと原文読んだ感想なんですけど、これ日本語に訳すの大変そうだなあと。文法とか口調、用語も独特で。real Barney Google goo-goo-googly eyesとか語呂が良すぎてかっちょいいけどどう訳すんでしょう……そのままいくしかないですかね。

一応ソース。PDFです。1944年の記事みたいで、雑誌広告もレトロです。アメリカすごい。↓↓

http://www.saturdayeveningpost.com/wp-content/uploads/satevepost/soft_boiled_sergeant_j_d_salinger.pdf

  • 投稿者: Yuji
  • 2020年 03月01日 23時23分
ゆーじさま

まって、まって、なにこれ、なにこれ
びっくり、初稿ってことよね?うわ、感動、ありがとう、びっくり

てゆーかゆーじさん本当に内容わかれば言語なんでもいいのね
びっくり
たぶんわたしこれ読むのに2時間かかるわ
教えてくださってありがとう

>面白かったー。特に最後の段落。Juanita(ジュアニータ?)さんがちょうえもかったです。にくい。ずるいですこの終わり方……最後がこんなにえもいせいでまた最初から読み返しました。

わかるわかるわかるわかる
わたしも何周かしたもの、最初よんだとき
でもその機微を英語で理解できるかっていうとたぶんむりね、さすがです

>もちろんですが、つこさん。さん、既に書かれてますね。ほんとそれでした。泣きはしませんが、最後がえもかった。

でしょおおおおおお、わたし図書館で号泣したんだからああああああ

>そして他にも感想があるのです。バークさん、『ナイン・ストーリーズ』収録の『笑い男』の団長さんとちょっと似てるなって思いました。
>一見かっちょよくなくて、アグリーでナーディー。モテるタイプじゃないけど、年下の少年(これもまたイケてないタイプの)から絶大な尊敬を集めてて、ずうっと彼らの記憶に残ってる。
>ついでに勝手に比較すると、『やさしい軍曹』も『笑い男』も二つのストーリーが一つの話にまとまってるという点でも似てるっちゃ似てる。

比べたことなかったけれどほんとそうねえ、たしかに

>『笑い男』の方が話として複雑ですよね。本筋と作中作が入り乱れてる。そしてキャラクターの性格も複雑。
>『笑い男』のキャラクターの方が人間として不安定で、言ってしまえば人間っぽい。

うん、そうおもう

>『やさしい軍曹』に登場するキャラクターのほうがストレートな性格をしてます。

そこが「感傷的」って言われちゃうのかな、っておもう

>それ。たぶんそういうことなんだと思いました。

ご賛同ありがとう!!!ちょううれしい!!!

>それからもう一つ、『やさしい軍曹』読んで、自分との比較みたいなものも思いました。
>バークさんみたいにはなれないし、ジュアニータさんにもなれない。
>でもせめて、フィリーさんみたいな。他人のいいところを素直に尊敬できるような、そんな目は持っていたいな。そんなことを思いました。

ゆーじさんもうフィリーになれてるわよ

>それ。ほんとそれ。
>自分はサリンジャーファンではないのでへんな感想だったかもしれませんが、要はこちらのつこさん。さんの記事にほぼ同意というただの報告でした。

それがどれだけうれしいかわかるかい?こんな時間なのにビール開けちゃったじゃない

>それと原文読んだ感想なんですけど、これ日本語に訳すの大変そうだなあと。
>文法とか口調、用語も独特で。real Barney Google goo-goo-googly eyesとか語呂が良すぎてかっちょいいけどどう訳すんでしょう……そのままいくしかないですかね。

うわー、憶えてない
これはぜったい紙媒体買うから、わかったらお知らせするわね

>一応ソース。PDFです。1944年の記事みたいで、雑誌広告もレトロです。アメリカすごい。↓↓

ありがとうー、うれしい、いい酒がのめるわ、感謝!!!
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