感想一覧

[良い点]
水無瀬佑と梨谷要が絵を通じて心を通わせ、それぞれの苦悩を共に癒していくのがしっかりと書かれている、文学として評価の高い一作だと思います。
父が人殺しで、母が平気で男を連れ込む癖のあることに苦しんでいる要でしたが、佑と出会い徐々に素直になっていく様子が克明に描かれていて共感ができました。
彼と彼女がどのような未来をつかみ取っていくのか、その後日談まで読みたくなるような物語でした。

今後の活動を応援しております。

[一言]
たまたま最新の更新でしたので軽く寝る前に1・2話と思ったのですが、明日の事も忘れ最後まで読んでしまいました。
次回の更新も楽しみにしております。

[良い点]
惹かれるような世界観で面白かったです！
読みやすさもちょうどよくテンポよく読めてどんどん次へを押してしまいます。

ちょっとずつお互いの深い所を見せ合い心の距離が近くなっていく描写がとてもよかったです。
少し縮まる速さが早かったかなーって感じちゃいました(泣

[良い点]
タイトルも内容も興味深いです( ᐛ )و
これからも頑張ってください♪

[一言]
　アスキー・メディアワークス文庫から発売されてそうな空気を感じます。青っぽい色合いの表紙に明朝体でタイトルが書かれてるような。
　主人公のバックボーンが鮮明で物語に入り込みやすいです。かなめも健気な姿勢で好感が持てるので、物語の内容にツッコミはありません。ですが、丁寧な進行だけに物語がゆっくり進むので、じっくり腰を据えて読む環境でないと注目は集められないかもしれません。なろう向きではないってことです。
　それと人称に少し混乱しました。一人称なのか三人称なのか、よくわからなくなるところがいくつかあります。そこを修正すれば、より良い完成度に至るかと。

　ここからは余談ですが、web連載でも十分良いのですが、私としては、ぜひとも新人賞への応募を検討してみてほしいです。
　上記のアスキー・メディアワークスしかり、こうした作風を受け入れてくれるレーベルはたくさんあります。なおかつ、作者さんには新人賞に挑むだけの実力があると思います。