エピソード7の感想一覧

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[一言]
興味深く拝読させていただきました。
細かく設定された世界観。SFの大宇宙で繰り広げられるスペースオペラの正統派とも感じられ、そのチャレンジ精神と圧倒的な熱量に、気が圧されるようなでした。
設定としてもアーサー王や古代ローマ、エディンバラとなるとイングランドでしょうか。いろいろと歴史の裏打ちがあるようで、感心を覚えました。
このテンションをして、175話を走り切ったのか、と。正直に、スゴイな、と読み進めながら、感じておりました。
ここからは自分のことを棚上げにして記させていただきますが、描写の書き込みについてなのですが、ボリュームはありますが、重たさが一辺倒と申しますか。頭の中で見えている景をひしと下記落とし込もうとされている、その情熱を感じる一方で、どこか無機的な印象を覚えるのです。詩情といいますか。「彼ら秋の葉の如く群がり落ち渾沌は吼えたけり」これは詩篇の一節ですが、こう記すことで、彼ら(サタンら)がどのように地に降りて行ったのか、その景が描かれている。何をもって有機的か。それは難しいですし、私もまだまだ勉強中ではありますが…。
あるいは、書くことだけが先行し過ぎていているように見受けられました。
>>まるで純金のような輝きを放つ綺麗な金髪
"純金"で"金髪"の描写は"金"が重なっていてぴんと来ないのではないでしょうか。純金よりも、蜂蜜や陽光など、金色を描写するのに"金"を用いらずに記していただきたかったです。
また、初手から三人称と一人称が混じっている。意識してされているのでしょうか。自分は読んでいて手癖で書かれているように感じられた。狙いがあるのか。
熱量に飲まれてしまったのか。釈迦に説法で、大変に恐縮ではありますが、感想として記させていただきました。
ただこの力作、引き続き楽しませていただきたく存じます。
この度は誠に有難うございました。
何卒よろしくお願いいたします。
  • 投稿者: エスケイ
  • 30歳~39歳 男性
  • 2021年 06月03日 21時37分
ご感想ありがとうございます。
設定は御推察の通りで、古代ローマやアーサー王伝説などから名前や用語などを拝借したりしています。

元々古代ローマ史が好きで、銀河帝国は元々ローマ帝国と大英帝国から色々と抜き取って構築したものでした。

エディンバラはスコットランドの首都ですね。

三人称と一人称が入り混じっている件については、元々ここまで長篇になる予定でしたので、モチベーションを少しでも下げないように書き方を模索しながら書いていたためですね。途中からはほぼ三人称一本に纏まっていきます。
これもご指摘にあった「書くことだけが先行し過ぎていている」と言えたかもしれません。
とにかく書きたい。書ききりたい。という思いが先行していたのは自覚しています。

力作と言って頂き大変嬉しく思います。
少しでもお楽しみ頂ければ幸いです。
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