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[良い点]
二つの名である『凶運』の通り、ジャスレイから運のなさそうな雰囲気が漂っています。おかげでトールと知り合う人違いエピソードが、より面白くなっていました。
別の世界云々の展開は、王道的ながら捻りが利いています。巧みな筆致のおかげもあり、これからの大冒険を予感させてくれました。
また湖におけるエルフの設定など、世界観がよく練られている印象です。おかげでリアリティが確保されて、登場人物たちの息づかいが感じられました。
『凶運』について話すラストのシーンで、ジャスレイとトールが本当のコンビになったと思えた次第です。最後まで楽しませて頂きました。
今後の活動を応援しております。
二つの名である『凶運』の通り、ジャスレイから運のなさそうな雰囲気が漂っています。おかげでトールと知り合う人違いエピソードが、より面白くなっていました。
別の世界云々の展開は、王道的ながら捻りが利いています。巧みな筆致のおかげもあり、これからの大冒険を予感させてくれました。
また湖におけるエルフの設定など、世界観がよく練られている印象です。おかげでリアリティが確保されて、登場人物たちの息づかいが感じられました。
『凶運』について話すラストのシーンで、ジャスレイとトールが本当のコンビになったと思えた次第です。最後まで楽しませて頂きました。
今後の活動を応援しております。
- 投稿者: ネット小説大賞運営チーム
- 2021年 11月15日 12時59分
[良い点]
① ファンタジー世界としてのリアリティがあって、冒険している感じがすごくありました。
② 主人公たちの不幸な生い立ちと、彼らをとりまく社会というのが、リアリズムな人間の有様を描いていて、ある種のどうにもならなさの中で、主人公たちの純粋性が、すごく魅力的に描かれていたと思いました。
③ 文章が読みやすいと思いました。また、とても丁寧な描写だと思いました。
④ 異世界転移モノの構図として、地球世界の登場人物(トール)が語り部でなく、かつ良心的な存在として描かれているのは、わりと珍しいと思いました(このケースの場合、大抵の地球人は悪役、インベーダー扱い)。
⑤ 主人公たちの背景を、物語の中終盤にもってきているのは良かったと思いました。
[気になる点]
タイトルが英語というのは、かなりハードルは高くて、埋もれやすくなりやすいです。
エルフの設定(寿命無し、ほぼ無敵)はちょっと無理があったような気がしました。
主人公たちの過去の重い生い立ちにおいて、ちょっとセンチメンタル(感傷的)に引っ張りすぎた感じがしました。もう少し抑えて表現したほうが、読んでる側が歩み寄りやすい気がしました。私個人としては、ちょっと感情に走りすぎてるかなぁと若干引く感じでした。
[一言]
面白かったです。
第一話からすごい始まり方だな、思いました。
それも割と自然な形で冒険につなげていて、直ぐに作品世界に入り込めました。
トールの生い立ちはすごく色々な問いが詰まっていて、そこで異世界というものの存在をある種の救いにしていたのが、個人的にはすごく印象的でしたし、「ああ、そうだよな」と思いました。
というのは、最近においては『異世界』という題目はもはやネタ化していたので、それを問い直したところに新しさを感じました。
面白かったです。
① ファンタジー世界としてのリアリティがあって、冒険している感じがすごくありました。
② 主人公たちの不幸な生い立ちと、彼らをとりまく社会というのが、リアリズムな人間の有様を描いていて、ある種のどうにもならなさの中で、主人公たちの純粋性が、すごく魅力的に描かれていたと思いました。
③ 文章が読みやすいと思いました。また、とても丁寧な描写だと思いました。
④ 異世界転移モノの構図として、地球世界の登場人物(トール)が語り部でなく、かつ良心的な存在として描かれているのは、わりと珍しいと思いました(このケースの場合、大抵の地球人は悪役、インベーダー扱い)。
⑤ 主人公たちの背景を、物語の中終盤にもってきているのは良かったと思いました。
[気になる点]
タイトルが英語というのは、かなりハードルは高くて、埋もれやすくなりやすいです。
エルフの設定(寿命無し、ほぼ無敵)はちょっと無理があったような気がしました。
主人公たちの過去の重い生い立ちにおいて、ちょっとセンチメンタル(感傷的)に引っ張りすぎた感じがしました。もう少し抑えて表現したほうが、読んでる側が歩み寄りやすい気がしました。私個人としては、ちょっと感情に走りすぎてるかなぁと若干引く感じでした。
[一言]
面白かったです。
第一話からすごい始まり方だな、思いました。
それも割と自然な形で冒険につなげていて、直ぐに作品世界に入り込めました。
トールの生い立ちはすごく色々な問いが詰まっていて、そこで異世界というものの存在をある種の救いにしていたのが、個人的にはすごく印象的でしたし、「ああ、そうだよな」と思いました。
というのは、最近においては『異世界』という題目はもはやネタ化していたので、それを問い直したところに新しさを感じました。
面白かったです。
はじめまして、コメントありがとうございます!
そしてものすごく丁寧に読んでくださったようで、大変嬉しく思います。
自分では、最近の異世界ものというよりは、20年くらい前に流行った異世界転移系作品に連なる雰囲気かなー、と思って書いていましたね。
タイトルへのご指摘は、ほんとにもう超ごもっともで、埋もれてるこの作品を発掘して読んでくださる方のありがたみを感じております。
上述のとおり、昔懐かしい感じのものとして書いてしまったので、流行りの長文タイトルは全然考えてなかったのです。……逆に流行り系タイトルにしていたら、もっと初動読まれたのだろうか?いや1ページ目の文字数と詰まり具合が酷くて結局1ページバックされる気もしますね。
私は異世界転移ものを読んでいると、生きて地元に家族やなんかを残してくる、というのを、割り切れる現代日本人ってそういないんじゃない?とどうしても考えてしまうのです。このくらい、何も地球にない人物でないと、異世界ですんなり普通の生活するとこまではいけないんじゃないかなあ……というのが、本作の人物設定の由来です。
ともあれ、非常に考えさせられる感想いただき、感謝です!
ありがとうございます!
そしてものすごく丁寧に読んでくださったようで、大変嬉しく思います。
自分では、最近の異世界ものというよりは、20年くらい前に流行った異世界転移系作品に連なる雰囲気かなー、と思って書いていましたね。
タイトルへのご指摘は、ほんとにもう超ごもっともで、埋もれてるこの作品を発掘して読んでくださる方のありがたみを感じております。
上述のとおり、昔懐かしい感じのものとして書いてしまったので、流行りの長文タイトルは全然考えてなかったのです。……逆に流行り系タイトルにしていたら、もっと初動読まれたのだろうか?いや1ページ目の文字数と詰まり具合が酷くて結局1ページバックされる気もしますね。
私は異世界転移ものを読んでいると、生きて地元に家族やなんかを残してくる、というのを、割り切れる現代日本人ってそういないんじゃない?とどうしても考えてしまうのです。このくらい、何も地球にない人物でないと、異世界ですんなり普通の生活するとこまではいけないんじゃないかなあ……というのが、本作の人物設定の由来です。
ともあれ、非常に考えさせられる感想いただき、感謝です!
ありがとうございます!
- 居孫 鳥
- 2021年 08月10日 22時04分
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