感想一覧

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[一言]
とてもいいお話ですね。
デザイナーベビーが主人公ということでは、カズオ・イシグロ先生の「わたしを離さないで」も、性行為がお話の重要な位置を占めていましたが、こちらのは微笑ましくて、ほっこりしました。

完全な人間になるためには恋愛が必要だという主張は、モテない読者には厳しい言葉ですが、言わんとする事は分かります。
もう気の済むまで子供を作ってください。
  • 投稿者: 柴田 洋
  • 2021年 01月01日 10時27分
柴田洋さま

あけまして初感想ありがとうございます!!
意外な作品にきたー!!

この作品は「海外の翻訳短編小説」をイメージして書いていて、主張の全てが作者の考えとイコールとは思っていないんですが、とにかく博士が彼を好き過ぎたのと、

短編として出しているので「いつから何を忘れている記憶喪失なのか」とか全然書いていないんですが、あ〜言いたい言いたい(笑

とりあえず彼らは子どもを……子どもを作るのでしょうか、それはともかくものすごく幸せな親友かつカップルとして生きていくのは間違いないです。

ありがとうございましたー!!
今年もよろしくお願いします!!
[一言]
どんでん返しでしたね!
こういうの好き!!(*´∇`*)大好物!

これから他の作品も少しずつ読ませていただきます!!
  • 投稿者: 砂臥 環
  • 2020年 06月01日 22時35分
砂臥 環さま


ここに!? ここにきてくださったんですか!?
このやりたい放題やらせていただきますよ異世界恋愛ですけど何か? みたいな。
ありがとうございます~~~~~~~!!

これは「もっと説明した方がいいことはたくさんあるけど短編ならここまで」を狙って書いているので本当に読む方の読書力みたいなものに寄りかかっている作品なんですけど読んで頂きありがとうございました~~!!
[良い点]
ネタバレを含む感想です。



ああー、タイトルの記憶喪失が引っ掛かっていたのですが、そういうことか!と思いました。

アリヒトはデザインされた有機化合物ではあるけど、記憶はありますものね。
ついでに言えば廃棄も考えている天才を学校に放り込むのも違和感だったんですけど、サーラが人工だったからですか。
だとしたら、アリヒトがデザインされた有機化合物というのもフェイクかな。
フェイクじゃないけど、廃棄は考えてなかったほうかな。

何かがどんでん返しがあるとは思ってましたけど、立場がひっくり返るとは思わず、驚きました。
サーラの冷静さと人間臭さがよかったです。
面白かったです!
  • 投稿者: 遥彼方
  • 女性
  • 2020年 05月14日 11時11分
遥彼方さま

ありがとうございます! お呼びだてしたみたいになってすみません、成長加速みたいな話が見えて、「あー最近そういうの書いたなあ」と。

このお話は短編として、「翻訳小説の短編集の中の一つで、なんとなく面白いけど、煙に巻かれたような読後感」をイメージして書いています。なので、説明のようなものはよほど突っ込まれない限りは避けてきました。

この学校自体が……おっと
という感じなんですが、

なろう で書いているとある意味「いろんな解釈ができるよね」みたいな書き方ではなく、「タグにハッピーエンドといれたら主役カップルは生存結ばれエンド」などの規定路線を(約束として)守るわけですが、こういう「ん……?」という話だと、想像力のある方々がいろんな見解を出してくれて、私もすごく面白かったです(好みは分かれてしまうと思いますが)。

感想欄見回しても、私の想定に対しての明確な正解にあたるものはないんですけど、それでかえって自分の書きたいもの、書いた方が良かったことが見えた面もあってすごく勉強になりました。
遥さんの感想も、なるほどー!!です。

どうもありがとうございました!!
[良い点]
 面白いと感じました。ただ、私の頭がついていけず結の流れに取り残されました。
 アリヒトは人工生命であり、サーラは支えていた。アリカ博士とサーラの関係が見えなくなり、わからなくなりましたが、サーラはアリヒトを受け入れたのは理解できました。
 すみません。もう少し見直してみます。
茂木多弥さま

茂木さんの感想はいつもすごくストレートで、「言葉に出来ない部分を言葉にしている」と感じます。
すごく良い意味で「色んな人が感じているけど、感想として敢えて書かない感想」だと思っています。それが本当にありがたいです。

文章の雰囲気等から「なんとなく面白い」けど、「何を読まされたかわからない」感じ、読後に既にある感想を見てみて「あれ、他の人と違う結末を読んだのかな?」という経験、私自身すごくあるんです。

Webですと、そこを聞かれるとついつい答えてしまう作者もいると思いますが、今回はこの短編の性質上あまり書かないようにしています。見直しますという言葉を信じて(笑

(他の作品、特に長編などの場合はそれを言われると「わかりにくかったですよね、すみません」と前後関係や背景を解説したくなる作者はたくさんいると思いますし、私もその傾向はあるのですが、
一方で「面白いような気はしたけどスッキリしない」とか、「他の人とは違う感想のようだ」とか、そういうのも、小説を読む上で貴重な読書経験だとわたしは考えています)

どうもありがとうございました!!
[良い点]
最初の方から引き込まれ、性別が気になったので、意外な結末がとても面白かったです。
こういうSF風設定の物語の恋愛って、いろいろ想像を広げられますね。
二人のこれからの幸せを心から願いたくなりました。
素敵な短編、楽しく読ませていただきました。
[一言]
私事で恐縮ですが、昨晩、地方の大学に入学して一人暮らしをしている私のところへ(そんな現実はありませんが)、アンドロイドが訪ねてくる夢を見ました。絶対にこの作品を読んでから眠ったせいだと思います。

石江京子さま

私事で恐縮ですが以下読んだ人全員「えっ、石江さん(を、知らない人も)そうだったんだ!?」とビックリする文章ありがとうございます!!
かなりの人が、オチまで読んでなお一文目のインパクトに引きずられて「石江さんいま地方で一人暮らしして大学生しているのか、しかもアンドロイドと暮らしているんだ。工学部かな?」って考えているに違いない(笑
感想欄がショートショートです!!

今回は書きたい部分があくまで「2人の関係性」だったので、ジャンルをSFとはしていないのと、
短編として書き手側の取捨選択で書かない部分がすごくあったんですが、想像力豊かな方々が私の考えている以上の光景を描いてくださっているみたいで、感謝の思いでいっぱいです。
ありがとうございます。
[良い点]
滔々と、怒涛の勢い。
読ませられる。するすると入ってくる。
英国的な雰囲気の寄宿学校なのか、制限時間つきの閉鎖されたノーブルな空気が心地よかったです。

冒頭のメイスンさんから、繋ぐアリヒトの部分まで。視点を担うサーラの低体温も心地よく。
途中、スチュアートのくだりでは学生同士の人間関係も浮き彫りになって、とても興味深かったですね。

たくさんの研究者に作られた「理想の人間」?
たった一人の天才に作られた「模範的な人間」?

サーラがすべてにおいてアリヒトのNo.2であることも面白かったです。

そして、最後。
アリヒトよ……(突っ伏し)
二人の幸せな結末は、サーラの最後の一言に集約されていますね。読み終えて、今、とても心地よいです。

とてもわくわくました!!

[一言]
読み終えた時、自然と口角が上がるのが作者さまの短編の特長だと思うのです。
大好きです。

ありがとうございました!

  • 投稿者: 汐の音
  • 2020年 04月29日 22時04分
汐の音さま

感想ありがとうございます!
寄宿学校ものが書きたい!! が、暴発しました。情報の取捨選択の過程で書かなかったことがたくさんありますが、これは別のとあるお話の数百年後の世界と考えても良いかもしれません!! 実際にネーミングあたりにその片鱗が……

いや、ほんとに、誰がどこまで真実を語っているのかわかりませんし、博士が実際に何才なのかそもそも人間なのかも……

作者が決めていないというより、書くと決めたことの外の出来事には言及しない方針ですが、末永く爆発か〜と思う方にはそう思って頂きたいです!
スチュアートも敵なのか味方なのか三番手に納得しているのかひそかに恋心はないのか? とか。
「書かない楽しさ」を私はすごく感じましたが、読んだ方それぞれで色々想像して頂けたらそこは正解も不正解もない物語の世界として、ぜひ楽しんでほしいなーと思います。

ありがとうございました!
[一言]
ジャンルとか気にせず読み始めて、SFチックな設定に魅了されました。
マヒロさんの作品は終盤にひっくり返されることが多いですが、今回もそんな感じで。
とはいえ、性別の反転かと思っていたらまさか立場そのものが逆転するとは思っていなくて、「そっちかー!」ってなりました。

最近あまり読書が進まないのですが、不思議と読まされた、良い気分です。
どことなく、海外小説のような色合いがある素敵な短編でした。
彩瀬あいりさま

なんだかもう、感想頂くたびに私が勉強になります、という感じです。ありがとうございます。

確かに最初はSFジャンルも頭をよぎったんです。
しかし、そうするともう少し違う書き方になるなと。
例えば誰が何の目的で人間を作ろうとしているのか、そのことを人々はどう受け止めているのか、そこから世の中はどう変わるのか、メインはそちらになるかもしれません。

その意味では、短編という性質上書かなかったことの方が多いように思います。
最後まで読んでくださった方は、その「書かなかった部分」に対してすごく想像を働かせて読み解いていらっしゃるのではと感じます。
そこは読む方によって全然違うと思うので、素敵だなと思う方は素敵に繋げていく材料がご自身の中にたくさんあるのでは、と。

本当に、私の方こそ、素敵な感想を頂き嬉しいです。ありがとうございます!
[良い点]
読みやすさ、構成、ラストの意外性。
どれをとっても凄いです。
「読ませて」もらいました。
ありがとうございます。
水渕成分さま

本当に、早速読んで頂いて恐縮です。
ストーリーやキャラクター、好き嫌いも分かれてしまう内容かもとは思っているのですが、丁寧に読んで感想まで書いて頂き、とても励みになります。こちらこそどうもありがとうございました。
[一言]
尊い、尊い、てえてえよおあおおお(合掌)
すみません、語彙力が死んだのでまた後程改めて来ます。ああ、いいもん読んだぜ(よだれ垂れつつ倒れる)
石河翠さま

だ、大丈夫ですか……!?異類婚姻譚系だからかな?(違

人間性のバランスにおいて、「(特に恋愛面で)感情に任せて相手を圧倒しない」って大切かなと思いつつ、「『彼』のような(未知数の)存在」を野放しにして「第三者と『恋愛経験』させるわけにも……よーしここは自分が!!」と思った結果ドツボにハマったような……?

例えばそんな風に、いろんな解釈があるかもしれませんが、
萌え転がってくれてありがとうございます、1人でも幸せにできたなら私も嬉しいです。
[良い点]
素晴らしい…!
文章描写力も構成もアイデアも。
何もかもが桁違いに巧い。
ラストシーンもただひっくり返るだけでない、何だろう。
シニカルな?叙情性があり、余韻が残りました。
さすがは、マヒロ様です。
香月よう子さま

いやもう、こちらこそ何というか、過分にお褒め頂き……という感じです。いつも以上に勢いで、拙い部分もあったと思いますが、汲んで頂いてありがとうございます。
ほんの少し、イメージ的には、翻訳小説の短編みたいな雰囲気出せたら良いなと思っていました。まだまだなんですけど……!
感想頂けて嬉しかったです。ありがとうございました!
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