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[良い点]
筆致と世界観が重厚で読み応えがあり、安定感もありました。物語の構成や展開もひっかかりがなく、5年前の出来事や父親の件など、気になる過去の経緯も織り交ぜられ、読者を効果的に惹きつけていると感じ入りました。 鬼に抗いながらも徐々に侵食される蓮と、対抗する一月たちの戦いに迫力があります。千芹が間一髪で駆けつけてくれた場面はとても頼もしかったです。 獄鏖鬼との死闘に勝利した後、それぞれが自分の場所に戻るシーンは寂しくもありましたが、次なる戦いに向けての準備が始まったようにも思えました。 蓮にはぜひ再スタートして欲しいと思える作品でした。 素敵な作品をコンテストにご応募いただきありがとうございます。
ネット小説大賞運営チーム様

このたびも拙作を拾い上げてくださいまして、感謝の念に堪えません。
数々のもったいないお言葉、いつもながら痛み入ります。
もう完結してから数年が経過している本作ですが、最高の形で拾い上げていただけまして本当に光栄でしたし、嬉しい限りでありました。

本当にありがとうございました。
  • 灰色日記帳
  • 2024年 09月28日 18時51分
[良い点]
∀・)シリーズ4作目とあってか、とても濃厚な作品でありましたね。してして読み応えが色鮮やかな感触。ラストの反転効果かもしれません。

∀・)全体的な印象としてはアニメ的(もしくは漫画)な感じがありましたが、アクションとしての佇まいがありつつも陰惨なホラーとしての雰囲気をしっかり極めていたのでホラー作品の良作として充分にみなせるんじゃないかと評します。


∀・)キャラ立ちも見事。一月くんと蓮くん、それぞれの行動原理が矛盾なくあり、そしてそれが読者にも共感を誘わせるところあり、琴音ちゃんの回想も……1作を読んだ読者には溜まらん演出でしたね。
[気になる点]
∀・;)僕がめんどくさがりやなので一気にシリーズ4作目を読んじゃいましたが、御許しください。前作通して読んだ方が確かに良さそうな感じもあるにはありましたね~。そういう意味で僕はちょっと損したかもです(笑)
[一言]
∀・)たいへん生意気なことをいうようで申し訳ない思いもありますが、拙作シンキロと親近感を感じるような作品だったなぁと感じました。そのうえでこういう作品を書いているとあるあるですが「生命軽視をしている」という批判、まぁ、この作品にはないと思いますけど、僕のシンキロに対してはまぁまぁあって(笑)でも本当はすごく命を重たく受けとめて扱っているから書けるんですよね。そう僕は思います。


∀・)本作を読ませて頂いたのとレビューを書かせていただいたのはレビューの最後の1文にあるからと言っても過言ではありません。僕も灰色様につづきます。そう思わせて頂ける素敵な作品でした☆☆☆彡
いでっち51号様

お世話になっています。
当作は忌み数の『4』を冠した作品ということもあり、とにかくシリーズでも陰鬱さやグロさのレベルを最高にしようと努めたのです(←人間性を疑われかねない台詞ですが……)。
とにかく、ここらで一月や琴音の物語に一区切りをつけたいと思って描きまして、キャラ立ちや行動原理に関してピックアップしていただけたことは率直に嬉しい限りです。
過去作を飛ばして当作を読んでいただいたこと、何もお気になどなさらないでくださいね? 読んでくださったことに、深く感謝申し上げます!

感想のみならず、御心のこもったレビューまで頂けて……どうお礼を申し上げるべきかもわかりません。
是非是非、後ほど割烹にて取り上げさせてくださいませ。
いつも拙作にお付き合いいただき、本当にありがとうございます!
  • 灰色日記帳
  • 2022年 04月05日 20時59分
[一言]
追いついたー!
この作品が一番感動でした。
かつての親友が鬼になった恐怖。
最低な親の血を引いた恐怖。
虐げられてきた恐怖。
大切な人を守れなかった悔しさ…。
言い表せない感情が文章に起こされていて…上手いなと思います。
蓮くんが助かってよかったです。
まだ傷は深いと思う。
だけどその後やり直せる…生きていけると思います。
『言ったでしょう? 生きているというのは尊いこと、幸せなこと……命があればこそ、蓮はこれから『やり直す』ことができるんだよ』
この言葉は名言にしておきます。
……ところで。
続編ってありますか?忙しそうならいいのですが…。
これからも一月たちの成長や、戦いを見守りたいのです。
素敵な作品をありがとうございました!
  • 投稿者: キハ
  • 2022年 03月12日 23時43分
キハ様

お世話になっています。
な、なななんと……これで、キハ様シリーズすべてに感想をくださったこととなりました!
文字数もあるシリーズでしたのに、本当にありがとうございました……!
この作品が一番感動したとのお言葉、嬉しく存じます。作品を深く読み解いてくださったことが伝わるご感想に、思わずこちらこそ感動してしまいました。

そして、続編に関してなのですが……。
申し上げにくいのですが、現在のところは『未定』となっております。理由といたしましては、別の作品に注力するためでして……数々のお言葉を頂いておきながら、本当に申し訳御座いません。
それでも、決してシリーズ次作品を作らないというわけではなく、続編ではないにせよ、過去作のフルリメイクなどはアリかなと考えている次第です!

こちらこそ、ご覧いただき誠にありがとうございました!
  • 灰色日記帳
  • 2022年 03月13日 17時33分
[良い点]
長きに渡る大長編の完結、おめでとうございます。
本当にお疲れ様でした、としか言えない語彙力がもどかしいのですが、シリーズ通して本当に大長編でしたね。

展開にドキドキし、残酷シーンにゾクゾクし、展開にワクワクし……と、まるで一月達の背後霊になって感情を共有するような思いで読ませて頂きました。

一度読み終えてからもう一度最初の方を読み返したのですが、改めてみると最初の方の連君、必死に鬼を拒んでいたんだなぁ……と改めて彼の強さ優しさを感じたり。

不条理で不幸の多かった彼の心が、最後の最後で救われたようでホッとしました。
シリーズ恒例(?)のラストの白ページも晴れやかな感じで良かったです。
でも彼の刑は……いや、ここで言葉にするのは止めておきます。

良いタイミングで助けてくれる先生も熱い展開でしたね。
バラバラになっていた三人の友情が戻った所はウルッときちゃいました。

個人的にはマスコットのエピソードがかなりのお気に入り。
そっくりちゃんな薺と菘も可愛くて好きです。
というか精霊はみんな可愛いですね(でも格好良くもある)
[一言]
なんだかまとまりのない感想になっちゃいました;
終わってしまうのは寂しいですけど、綺麗なラストに大満足です。

正義感が強くてお人好しな一月だからこそ、私も最後まで信じて付いていく事が出来ました。
素敵な作品と楽しい時間を本当にありがとうございました!
  • 投稿者: 彩葉
  • 2021年 04月22日 21時48分
彩葉様

お世話になっています。
まずは、このシリーズの数少ない読者になっていただき、本当にありがとう御座いました。お陰様で、第6弾にあたる今作も締めくくることができました。
悲劇のキャラクターたる、『蓮』の心情を読み取っていただきありがとう御座います、仰る通り、彼は鬼を拒み、抗い続けていたのです。しかし、周囲の人間の負念がそれを許さず……といった感じです。
ラストの白ページ、過去作をご覧いただいているからこそ気づいていただけることですね! 本当に嬉しいです!

まとまりがないだなんてことありません、本シリーズを追っていただき、重ね重ね本当にありがとう御座います。
ああ、本作を称賛してくださる方が多くて、『5』でなくとも何か次回作を作りたくなってきてしまいました。過去作のリメイクか、スピンオフでもやりましょうかな……なんて。

こちらこそ、お付き合いいただきありがとう御座いました!
  • 灰色日記帳
  • 2021年 04月23日 08時35分
[良い点]
蓮くんは心身ともに救われたんですね。祝福の存在を少しでも受け入れることができたのだと思うと、感無量です。

神様はいない、と一月くんが思った後に現れた黛先生。かつての自分の行動が、というか何も行動しなかったことが悲劇を招いてしまったのだと、ずっと悔やんでいたんですね。わかる気がします。子どもたちを守ってあげるべき立場だったのにと思うと、やり切れなかったんでしょう。蓮くんの両親とはえらい違いですが。

結局、神様の役割を果たしたのは先生だったわけですが、もちろんそれを可能にしたのは蓮くん自身の自覚と頑張り、そして一月や琴音の想いの強さ。
「友達」「仲間」という、普段は気恥ずかしくてなかなか言えないような言葉が、一月くんの口から出ると太陽のように光り輝き、雨上がりの光景を照らすようでした。
[一言]
蓮くんは捕まってしまったんですね……ここで捕まらないのでは嘘っぽい、と思いつつ読んでいましたが、さすがです。でもどんな刑になるのか。少年法で守られてるから平気よね、と思ったけど、もしかして20歳すぎてますね? うわー(なんとなく少年のイメージがあって…)。
琴音さんも、仕方ないとはいえ消えてしまったんですね。寂しいです。
このあと、一月くんにも思いを分かち合える彼女ができればいいなあ。千芹ちゃんでもいいですが、良いパートナーを得て、頑張りが報われる人生を送ることを願います。

長い物語を書き切ったこと、本当に素晴らしいです。お疲れ様でした。書いて下さってありがとうございました!
こまの柚里様

お世話になっています。
黛先生が何かをしていれば、蓮は鬼にならずに済んだかもしれない。ここは案外、非難されてしまう点かも知れないと考えていたんです。
それでも、償いたいという気持ちは確かだったんです。黛先生、結構貢献度合いの高いキャラでもありましてね。彼がいなかったらそもそも、一月は獄鏖鬼に殺害されていたでしょう。
『友達』、それに『仲間』。
蓮にとってはきっと、何よりも心に染み入る言葉だったと思っております。
彼がどんな刑に服すのか、想像もできませんよね。獄鏖鬼の力など常識を遥かに超えていますから。根本的に、裁判など成立しないのではと思います。

最後まで書けたのは、こまの柚里様はもちろん、読んでくださっている方々の温かいお言葉があってこそです。
こちらこそ本当に感謝しております。
読んでくださり、ありがとう御座いました!
  • 灰色日記帳
  • 2021年 04月12日 12時05分
[一言]
「鬼がいるところには、いつだって私達がいる……これは永遠のお別れなんかじゃない、悲しまなくてもいいんだよ」

この言葉は深いですね。
また会える、ということはそこに鬼がいて誰かが傷ついている……
でも大好きな人と会えるのは鬼が出た時だけ……
永遠お別れでない……
寂しい別れの中になんとも言えない感情があるなあと思いました。

完結お疲れ様でした。
お作品更新の度に楽しく読ませていただきました。
ありがとうございました。
  • 投稿者: 鞠目
  • 2021年 04月11日 09時07分
鞠目様

お世話になっています。
わざわざ最新話まで追いかけてまで本作にお付き合いいただけたこと、今一度お礼申し上げます。
ホラーの名手たる鞠目様のお言葉には、いつも多分に励まされておりました。
お陰様で、完結を迎えることができました。

本当にありがとう御座いました。
  • 灰色日記帳
  • 2021年 04月11日 16時25分
[一言]
最後まで拝読させていただきました。
物語を通して覆う灰色の雲、そんな雲から落ちてくる冷たい雨。そして光を望むようにして見上げる空には光はない。そんな気持ちにさせられます。
過去にひどい虐待を受けていた彼が闇に沈んでしまうのということは実際、とても容易いのかもしれません。受け入れてしまった瞬間、黒いインクが染み渡るように……と書かれてあるように、じわじわと。止めることが出来なくて、だけど、広がっていくような、そんなイメージなんだろうな、と読み進めていく中で思えました。
一月くんの立場でなら、友だちを二人も鬼で失ってしまうかもしれない状況です。そんな中彼の過去を知り、自分が何も出来なかったという無力感を覚え、それを乗り越えていく様がとても丁寧に描かれていたと思いました。
最後はページも明るくなり、雨が上がり、光が射し込んだんだなと思えました。
今回、蓮くんの犯した罪はおそらく赦されるものではないと思います。だけど、今までのように後悔に沈むことなく、前を向き罪と向き合って償ってきて欲しいと思います。どうか様々な真実が語られ、少しでも罪が軽くなることを願ってやみません。
長い間お疲れ様でした。読ませて頂きありがとうございました。
瑞月風花様

お世話になっています。
これまで本シリーズを追ってくださっていたこと、感謝の念に堪えません。
今作にも、真摯なご感想をありがとう御座います。
虐待を受けていた蓮が鬼になる様は、本当に黒いインクが染み渡っていくようなものだと思ったんです。人間の憎悪とはきっとそういうもの、どこかからか広がり、その人を黒く染め上げてしまう……蓮が、獄鏖鬼に取り込まれてしまったように。
仰る通り、一月は琴音を鬼によって失っています。
そして、蓮も失ってしまう所でした。友達を救うことが彼の行動原理であり、目的でした。ここを読み取っていただけたのは本当に嬉しいです。

蓮の罪、どんな刑に服すのかは想像もつきませんよね。そもそも、裁判なんて成立しないかも知れません。鬼の力なんて、法律を超えていますから……。

このシリーズは、続ける価値があるのかと疑問に感じていた中、瑞月風花様のお言葉にはいつも勇気づけられておりました。
改めて感謝の意を……本当に、ありがとう御座いました!
  • 灰色日記帳
  • 2021年 04月10日 22時16分
[一言]
ついに終わってしまった………。

お疲れ様でした。
良い締めでした。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2021年 04月10日 19時16分
管理
椎名ユズキ様

誤字、汗顔の至りでした。教えてくださったことに深く感謝を……!
改めまして、お世話になっています。

この作品を追ってくださっていた読者様は数少ないですが、椎名ユズキ様はそのおひとりとなってくださっていましたね。
応援のお言葉、多分に励みとなっておりました。お陰様で完結を迎えられました。

温かいお言葉、いつも本当にありがとう御座いました!
  • 灰色日記帳
  • 2021年 04月10日 21時21分
[気になる点]
僕は、獄鏖鬼の後ろにいる蓮を蔑視した。

もしかして、凝視した でしょうか?
  • 投稿者: 退会済み
  • 2021年 04月10日 19時03分
管理
椎名ユズキ様

『瞥見』の間違いでした。
何でこんな間違いを……!

教えてくださり、ありがとう御座います!
  • 灰色日記帳
  • 2021年 04月10日 21時17分
[一言]
おお……
なんとも読んでいても悲しい展開ですね。
この後どうなるのか……続きが楽しみです!
  • 投稿者: 鞠目
  • 2021年 02月25日 17時42分
鞠目様

お世話になっています。
先日は御作品を読ませて頂きありがとう御座いました、『そのカラスは不気味に笑った』、レビューせずにはいられなくなる印象深い作品でしたよ!
この辺り、この作品のハイライトとも呼べる場面なのです。しっかり描いてまいりたいと思います。
ホラーの名手たる鞠目様からのご感想、多分に励みになります。

本当にありがとう御座います!
  • 灰色日記帳
  • 2021年 02月25日 18時42分
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