エピソード233の感想一覧

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[一言]
『村娘』には派手な戦闘シーンはありませんが、私はこの作品の魅力の一つに「難敵との対話による戦い」があると思っています。
立場的にも思考的にも、わたり合えるはずがないような人物を相手に、聖剣を手に村娘が挑む。
都度、傷つきながらも決して諦めずに戦い、決して負けない。剣戟の戦いも面白いと思いますが、言葉と心の戦い、とても読みごたえがあって面白いです!

今話もまさにそういう「戦い」だなと思いました。
今回は聖剣がなく、ほぼ丸腰で精霊信仰の頂点と話し合うことに。
カーリナ様はとても「強い」ですし、ローゼさんが得たい勝利条件を早々簡単には与えてくれない相手ですね。
殊更にレオンが一緒に戦ってくれない状況が歯がゆい「戦い」だな、と思いました。

あの山の精霊の元に使者として送り出される、ということがどういう意味を持っているのか……。
やっぱり立場・力のある人物は恐ろしいです。
  • 投稿者: ときの
  • 2022年 08月27日 13時02分
ときのさん、感想ありがとうございます!

この話のタイトルには『聖剣』が入っています。
おそらく大半の方が聖剣と見ると、胸おどる冒険や強敵とのバトルを想像されるのではないかと思います。

ですがこの話にはそういうものがほとんど無く、特にバトルに関してはほんの数回しかありません。
きっとガッカリされる方もいらっしゃったでしょうし、地味でつまらないと思ってる方もいらっしゃるはず。申し訳ないなといつも思っています。

でも、ときのさんのように「対話」を「戦い」と捉えていただけると本当に嬉しいですし「魅力だと言ってくださってありがとうございます!」と何度でもお礼を申し上げたくなります。
本当に本当にありがとうございます。

実際には聖剣(レオン)を手にすることなく「戦え」たら良いのでしょうけれど、どうしてもローゼには聖剣が必要なようです。

そして仰る通り、今回のローゼは聖剣を使えず丸腰。
しかも相手はなかなかの難敵、カーリナ。

ローゼもなかなか攻略法を見出せずにいるようですが……。
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