感想一覧
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[一言]
この世界で描かれた『最適解』は、自分達の暮らす世界に生きる人間を、何処か嘲笑うかのように感じ、心臓を強く捕まれました。個人個人、理性では分かっていながら『他者との繋がり』を求めてしまう、であるならば『繋がる』事に特化した人類に作り替える。オサナイに共感は出来ませんが、同情はします。
非常に面白い読み物でした。
この世界で描かれた『最適解』は、自分達の暮らす世界に生きる人間を、何処か嘲笑うかのように感じ、心臓を強く捕まれました。個人個人、理性では分かっていながら『他者との繋がり』を求めてしまう、であるならば『繋がる』事に特化した人類に作り替える。オサナイに共感は出来ませんが、同情はします。
非常に面白い読み物でした。
- 投稿者: 久瀬 風助@鬼叺 連
- 2021年 11月02日 18時17分
エピソード9
感想ありがとうございます!本作は長編『星の彼方 絆の果て』を書き終えて後、その千年前以上の前日譚としての構想と、昨今のコロナ禍で思うところとが重なって思わず書き上げたものです。面白いと思っていただけたのであれば甲斐がありました。もしご興味あったら『星の彼方 絆の果て』も是非お目通しいただければ幸いです。ともあれ最後まで読み通していただき、感想までもらえて、改めて感謝です。
- 武石勝義
- 2021年 11月02日 23時09分
[良い点]
オサナイの必死さが強く伝わってきますね。それを否定するハジメとの乖離も、上手く描けていると感じました。
オサナイの必死さが強く伝わってきますね。それを否定するハジメとの乖離も、上手く描けていると感じました。
- 投稿者: 久瀬 風助@鬼叺 連
- 2021年 10月31日 16時32分
エピソード6
感想ありがとうございます!
オサナイとハジメの噛み合わなさはどこから来るのか。
引き続きよろしくお願いいたします。
オサナイとハジメの噛み合わなさはどこから来るのか。
引き続きよろしくお願いいたします。
- 武石勝義
- 2021年 10月31日 17時13分
[良い点]
地の文と会話文がリンクしている為、読んでいて情景が頭の中に浮かんできます。また、話の切り目というか『次回どうなってしまうのか』、と思わせる展開の回し方、起承転結の締め方が上手だなと思いました。
世界観が現実に沿っているので、キャラクター達の心情を人肌で感じる事の出来る、けれども『もうこの時代には戻れない』と、ノスタルジックな部分もあって、とても好きです。
[気になる点]
2部まで読んだ感想で、個人的な話にはなってしまうのですが、少々地の文が『説明的』になってしまっているかなぁと思いました。
例えとして挙げるならば、『お婆ちゃんの車椅子は高性能』という箇所が顕著かなぁと…、今の今まで島内の散歩という情景が広がっていたのにも関わらず、会話と地の文がリンクしている分、脳内のフォーカスが車椅子に『グンッ』と移行してしまうので、この辺りは読んでいて『おおぅっ?』と、段差を踏み外してしまったような感覚になりました。
[一言]
ゆっくりと読み進めさせていただきます!
地の文と会話文がリンクしている為、読んでいて情景が頭の中に浮かんできます。また、話の切り目というか『次回どうなってしまうのか』、と思わせる展開の回し方、起承転結の締め方が上手だなと思いました。
世界観が現実に沿っているので、キャラクター達の心情を人肌で感じる事の出来る、けれども『もうこの時代には戻れない』と、ノスタルジックな部分もあって、とても好きです。
[気になる点]
2部まで読んだ感想で、個人的な話にはなってしまうのですが、少々地の文が『説明的』になってしまっているかなぁと思いました。
例えとして挙げるならば、『お婆ちゃんの車椅子は高性能』という箇所が顕著かなぁと…、今の今まで島内の散歩という情景が広がっていたのにも関わらず、会話と地の文がリンクしている分、脳内のフォーカスが車椅子に『グンッ』と移行してしまうので、この辺りは読んでいて『おおぅっ?』と、段差を踏み外してしまったような感覚になりました。
[一言]
ゆっくりと読み進めさせていただきます!
- 投稿者: 久瀬 風助@鬼叺 連
- 2021年 10月29日 11時51分
エピソード2
感想ありがとうございます!
文章が固いというか説明口調に陥りがちなのは散々指摘されておりまして、私の永遠の課題です。今後書くお話ではなるたけそうならないよう努めてまいりますが、他にも引っかかったところがございましたら是非また遠慮なくご指摘ください。
ともあれ引き続き読み進めてもらえますと幸いです。よろしくお願いします。
文章が固いというか説明口調に陥りがちなのは散々指摘されておりまして、私の永遠の課題です。今後書くお話ではなるたけそうならないよう努めてまいりますが、他にも引っかかったところがございましたら是非また遠慮なくご指摘ください。
ともあれ引き続き読み進めてもらえますと幸いです。よろしくお願いします。
- 武石勝義
- 2021年 10月29日 15時55分
[良い点]
今現在猛威を振るう感染症をフィクションとして上手く落とし込んだ、とても興味深い作品でした。
また、初めに合った不自然な部分が、終盤になると一気に解消されていくのも気持ちよかったです。
しかし、アカリがシミュレーションとして生きているという理解し難い状況と、
泣かなかったというハジメの話を知ると、ばーちゃんのメッセージがかなり染みますね。
死ぬよりはマシとはいえ、もしも自分がこんな状況に置かれたら怖いと思ってしまいました。
今後の活動を応援しております。
今現在猛威を振るう感染症をフィクションとして上手く落とし込んだ、とても興味深い作品でした。
また、初めに合った不自然な部分が、終盤になると一気に解消されていくのも気持ちよかったです。
しかし、アカリがシミュレーションとして生きているという理解し難い状況と、
泣かなかったというハジメの話を知ると、ばーちゃんのメッセージがかなり染みますね。
死ぬよりはマシとはいえ、もしも自分がこんな状況に置かれたら怖いと思ってしまいました。
今後の活動を応援しております。
- 投稿者: ネット小説大賞運営チーム
- 2021年 08月20日 17時13分
感想ありがとうございます!
今後ますます精進してまいりますので、またその折にはよろしくお願いします!
今後ますます精進してまいりますので、またその折にはよろしくお願いします!
- 武石勝義
- 2021年 08月20日 19時58分
[良い点]
拝読しました。
孤島という閉鎖的な空間での物語、簡潔にまとめられたお話で読みやすかったです。
事前に「星の彼方〜」の前日譚と伺っていたので、それを踏まえて読んだことでとても深みを感じられました。
節々に散りばめられていた要素が、物語が進むごとに前作と結びついていって、ハッとさせられる部分が多く、読んでいて楽しかったです。
一個の作品としてもまとまっていて、限られた人と生活していた少年が、本土からの漂流者の登場によって変化を余儀なくされる様が丁寧に描かれていたと思います。
意外だったのは、閉鎖的な空間で過ごしていたにもかかわらず、他人と《わかり合っている》が故に、さまざまなことが彼にとって未知ではなかった、というところですね。
そこは前作を読んだからこそ理解がしやすかったです。
意識だけの会話を当たり前のようにするシーンの差し込み方が自然で、物語の明かし方がお上手だなと思いました。
感染症の話でありながら、物語はその外側にある、というのが斬新で面白いと思いました。
拝読しました。
孤島という閉鎖的な空間での物語、簡潔にまとめられたお話で読みやすかったです。
事前に「星の彼方〜」の前日譚と伺っていたので、それを踏まえて読んだことでとても深みを感じられました。
節々に散りばめられていた要素が、物語が進むごとに前作と結びついていって、ハッとさせられる部分が多く、読んでいて楽しかったです。
一個の作品としてもまとまっていて、限られた人と生活していた少年が、本土からの漂流者の登場によって変化を余儀なくされる様が丁寧に描かれていたと思います。
意外だったのは、閉鎖的な空間で過ごしていたにもかかわらず、他人と《わかり合っている》が故に、さまざまなことが彼にとって未知ではなかった、というところですね。
そこは前作を読んだからこそ理解がしやすかったです。
意識だけの会話を当たり前のようにするシーンの差し込み方が自然で、物語の明かし方がお上手だなと思いました。
感染症の話でありながら、物語はその外側にある、というのが斬新で面白いと思いました。
エピソード9
早速の読了&感想ありがとうございます!
他の感想への返信でも何度も書いているのですが、このお話は元々温めていたアイデアがコロナ禍で火がついて、一気に書き上げたものです。勢い余って筆を執った割には形になったのではないかと思っていますが、一方でもう少し煮詰めても良かったかもしれないという反省点もあります。前作ありきで楽しんでもらいたいと思いつつ、知らない方にも楽しんでもらいたいという欲もあるので、そこら辺はどうやってバランス取るか悩みどころですね。
ともあれお目通し頂き感謝です。改めてありがとうございました!
他の感想への返信でも何度も書いているのですが、このお話は元々温めていたアイデアがコロナ禍で火がついて、一気に書き上げたものです。勢い余って筆を執った割には形になったのではないかと思っていますが、一方でもう少し煮詰めても良かったかもしれないという反省点もあります。前作ありきで楽しんでもらいたいと思いつつ、知らない方にも楽しんでもらいたいという欲もあるので、そこら辺はどうやってバランス取るか悩みどころですね。
ともあれお目通し頂き感謝です。改めてありがとうございました!
- 武石勝義
- 2021年 02月27日 23時36分
[良い点]
タイトル見て安直に、日常系かなと考えていたら裏切られました……。
のどかな島の生活と感染症、医療の組み合わせが新鮮で、勉強になります。
素敵な作品をありがとうございました。
タイトル見て安直に、日常系かなと考えていたら裏切られました……。
のどかな島の生活と感染症、医療の組み合わせが新鮮で、勉強になります。
素敵な作品をありがとうございました。
- 投稿者: 退会済み
- 2020年 08月28日 12時27分
管理
感想ありがとうございます!
昨今の事情と従前のアイデアが合わさって書き上げた物語ですが、タイトルから出だしまでほのぼの日常系と思わせてからの落差を感じて頂けたのなら、それは作者の狙い通りです。
改めて読み通し頂き感謝です!
昨今の事情と従前のアイデアが合わさって書き上げた物語ですが、タイトルから出だしまでほのぼの日常系と思わせてからの落差を感じて頂けたのなら、それは作者の狙い通りです。
改めて読み通し頂き感謝です!
- 武石勝義
- 2020年 08月28日 13時21分
[良い点]
何だこの終わり方……と言うか展開と言うか。
久々に全く先が読めませんでした。
ちょこちょこヒントあったのになぁ。
[気になる点]
わかりあってるなら、もうちょいと感性変わってないかなぁって一点だけかな?
まぁ、ラストのヒロイン顛末は確かに人類とは感性違う感じでしたけど。
[一言]
短いのもありましたが、先が読めないこともあり、一気読みしてしまいました。
切り口がなかなか独特で、上手く物語を構築したなぁと感心した次第です。
何だこの終わり方……と言うか展開と言うか。
久々に全く先が読めませんでした。
ちょこちょこヒントあったのになぁ。
[気になる点]
わかりあってるなら、もうちょいと感性変わってないかなぁって一点だけかな?
まぁ、ラストのヒロイン顛末は確かに人類とは感性違う感じでしたけど。
[一言]
短いのもありましたが、先が読めないこともあり、一気読みしてしまいました。
切り口がなかなか独特で、上手く物語を構築したなぁと感心した次第です。
感想ありがとうございます!先を読めない、独特な切り口、どれも私にとっては最高の誉め言葉です。コロナ禍と前々からのアイデアが噛み合って書き出した本作ですが、そう言ってもらえますと書いて良かったと思えますね。改めて感謝です!
- 武石勝義
- 2020年 08月09日 19時56分
[良い点]
徐々に謎が解けていって、最後は感動しました!
医療とAIが混ざるという、現実出起こりそうな事で想像しやすかったです。
完結、お疲れ様でした
徐々に謎が解けていって、最後は感動しました!
医療とAIが混ざるという、現実出起こりそうな事で想像しやすかったです。
完結、お疲れ様でした
感想ありがとうございます!話自体はシンプルですが、昨今の事情に突き動かされて書いた作品です。最後は自分でももしかしたら有り得るんじゃないかと思いながら書き上げました。改めてお目通し頂き感謝です!
- 武石勝義
- 2020年 06月10日 22時41分
[良い点]
モノローグっぽさ漂う書き出しから、船が最初に姿を見せるまでの冒頭。丁寧な描写と筆者の高い文章力も相まって、ぐい、と物語に惹き込まれる感覚がありました。
そこから続く状況説明を交えた日常パート。平穏な日常が、静かに侵されていく不安漂う男の登場。これは特に突っ込むところもなく読了するだろう、と確信していました。
流れが変わった後半部分。
思うに、私が『星の彼方~』と拝読していたことが原因かもしれません。ここから、どうしても『何処かで見聞きしたことがある設定』の感覚が拭えなくなり、没入感がやや削がれてしまいました。
とは言え、結末まで至る道程に大きな綻びはなく、総じて完成度の高い作品です。外の世界の情報がある程度曖昧であることも、この先の物語を想像させる余地が残されており、逆に良いと感じました。
[気になる点]
六話まで、一切突っ込むところがありませんでした。
重箱の隅をつつくような話になってしまうのですが、後半部分で何点か。
①彼が、「研究が独自に続いている」と判断するに至った経緯。
②主人公の母親が辿った顛末。
見逃しがないか二度読み返してみましたが、補足が弱かったように思え、読了後に引っ掛かりとして残りました。
もし、見落としがあったらすいません。
[一言]
素敵な物語でした。有難うございました。
モノローグっぽさ漂う書き出しから、船が最初に姿を見せるまでの冒頭。丁寧な描写と筆者の高い文章力も相まって、ぐい、と物語に惹き込まれる感覚がありました。
そこから続く状況説明を交えた日常パート。平穏な日常が、静かに侵されていく不安漂う男の登場。これは特に突っ込むところもなく読了するだろう、と確信していました。
流れが変わった後半部分。
思うに、私が『星の彼方~』と拝読していたことが原因かもしれません。ここから、どうしても『何処かで見聞きしたことがある設定』の感覚が拭えなくなり、没入感がやや削がれてしまいました。
とは言え、結末まで至る道程に大きな綻びはなく、総じて完成度の高い作品です。外の世界の情報がある程度曖昧であることも、この先の物語を想像させる余地が残されており、逆に良いと感じました。
[気になる点]
六話まで、一切突っ込むところがありませんでした。
重箱の隅をつつくような話になってしまうのですが、後半部分で何点か。
①彼が、「研究が独自に続いている」と判断するに至った経緯。
②主人公の母親が辿った顛末。
見逃しがないか二度読み返してみましたが、補足が弱かったように思え、読了後に引っ掛かりとして残りました。
もし、見落としがあったらすいません。
[一言]
素敵な物語でした。有難うございました。
エピソード8
感想ご指摘ありがとうございます!ご指摘頂いた二点については仰る通り作中で触れてないどころか想定すらしてませんでした。母親については普通に生きてるだろうけど、《わかり合う》以上共に暮らす意味はほとんどないとしか考えてなかったですね。これは『星の彼方~』と世界観を共有しようとしたことと、にも拘らず後半駆け足にしてしまったことの弊害かもしれません。後半ばたついた点は他にも指摘を頂いてるので、今後の反省に活かしたいと思います。ともかくも最後までお目通し頂き、改めて感謝です!
- 武石勝義
- 2020年 06月09日 12時15分
[一言]
近未来的サイエンス・フィクションですが、ちょうど今時分の情勢と似たところもあり、面白く読ませて頂きました。
ネタバレになるかもですが、感染症をAIが察知して、それに対抗できるよう体を遺伝子操作してくれる、というシステムは夢のようです。
でも果たして、そうなった人をヒトと呼べるのか……夢と葛藤を描いた、壮大なヒューマンドラマに仕上がっていると思いました。
文章は読みやすいですが、一文が長くて少しくどさを感じました。あと、たまに難しい漢字があったのが気になりました。
企画に参加していただきありがとうございました。
近未来的サイエンス・フィクションですが、ちょうど今時分の情勢と似たところもあり、面白く読ませて頂きました。
ネタバレになるかもですが、感染症をAIが察知して、それに対抗できるよう体を遺伝子操作してくれる、というシステムは夢のようです。
でも果たして、そうなった人をヒトと呼べるのか……夢と葛藤を描いた、壮大なヒューマンドラマに仕上がっていると思いました。
文章は読みやすいですが、一文が長くて少しくどさを感じました。あと、たまに難しい漢字があったのが気になりました。
企画に参加していただきありがとうございました。
- 投稿者: 退会済み
- 2020年 05月10日 17時15分
管理
特効薬の正体が先に頭にあって、そんなものを作るのはどういう切欠だろうと考えていた結果、昨今の情勢を反映させる形になりました。最後がやや駆け足になったかもしれない、そこら辺がご指摘頂いたくどさになってしまったかと思います。今後の反省点ですね。ともあれ最後まで読み通して頂き、ありがとうございました!
- 武石勝義
- 2020年 05月10日 18時24分
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