エピソード10の感想一覧

他の人にされた質問のコピペで失礼しま〜す


作中のマヨネーズの食中毒について

放飼による飼育が行われていたマジの中世～近世ヨーロッパに近い環境だったとしたら採れたての生卵は安全（放飼ならサルモネラ菌の付着はほぼない）なのは同意見です
　ヨーロッパでも農村では卵の生食が行われてたようです。卵管や卵巣のサルモネラ菌による汚染は比較的近代に菌株が変化して起こったとされているので、この世界ではin eggにより引き起こるサルモネラ食中毒はほぼ無いとも思います。ただ中世は記録がないので参照ありませんが、生食をしていなかったヨーロッパで（参照したのは19世紀初頭～1950ごろのイギリスとデンマークの保険局のもの）結構な数のサルモネラ菌食中毒が発生しており、これらは殺菌が不十分だった瓶詰めマヨネーズなどの加工食品経由で起こっていました。
　なので瓶詰めマヨネーズでサルモネラ菌食中毒……のネタを思いついてます。マヨネーズをその場で作って食べる消費では起こりづらく、数日以上の作り置きをするような不衛生な店で小規模に起きていましたが、瓶詰めマヨという商品が生まれた後殺菌が不十分だった瓶詰めマヨで一時期そこそこ大規模に起きていました（その後瓶詰め食品、特にマヨの衛生管理について厳しくなって収束）

　またサルモネラ菌はマヨネーズに加工した際の酢により不活化しますが、25℃で繁殖を抑えるためには酢酸（食酢）をマヨネーズ全体の体積中10%は加える必要があります。
　現代で検索して出てくる家庭用レシピだと風味優先で酢の配合量は少なめに設定されており、容易に二次感染や時間経過による食中毒原因菌の繁殖を招きます。（家庭用マヨのレシピで食中毒、は現代でも少ないですが起きるので）
　ピナの前世がマヨネーズのレシピを（転生知識チートを夢見て）知ってたとしたら市販品の成分量ではなく家庭用レシピで、こういった事故がより起こりやすいと考えました。
　さらに、静置しても分離しない乳化を行うためには人力では難しく、エミが非殺傷の生活に役立つ魔法を初めて開発して脚光を浴びたくらいなので調理時に攪拌などで魔法を使ったりハンドミキサーなど便利道具もないのでこれらもサルモネラ菌の繁殖を助けた一因となり得ると考えています（乳化してないとしっかり酢の殺菌が働かないので）


　一気に大量に発生した過程として
・少量の試作、試食は作ってすぐ食べてるので多少殺菌に問題があってもすぐには表面化しない、長期保存テストをしていなかったので気付かない
・その後試作と試食を繰り返し、製品化に向けて瓶詰め
・物流過程で時間を置いてからマヨネーズを口にした者が出たことで、繁殖したサルモネラ菌によって食中毒を起こした
として「実際に起こりうるな」と考えて話のネタにしています。

王妃様含めピナに惑わされなかった人達はレミリア様による救済があるので！

多分根気よく試行錯誤してれば（完成形知ってるんだから）成功する日が来たと思うんですよね。まぁそんなまっとうな努力ができる人間だったらあそこまで堕ちないですからね

劣等感抱えて嫉妬してたり黒いこと考えてるから利用されるんですよねー

良く転生者の知識無双ネタで見る奴らですが、プロの料理人だったか通販スキルでカレーのルー手に入るとかじゃない限り実際はこうなりそうとか思いつつ書きました

転生チート私tueeのざまぁネタ楽しんでいただきありがとうございます。こんな事もあろうかと温めておいてよかった