エピソード43の感想一覧
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[気になる点]
元の身体どうなってしまったんだ…?
元の身体どうなってしまったんだ…?
エピソード43
[一言]
沈没船に積載されていたものは、見つけた人のものでしょうね。
たとえば、山で鉱山を見つけたとする。これは見つけた人の物か、土地の人の物か、あるいは国家の物か。いずれも所有権を主張し、武力を持つ国がとってしまうのでしょう。要するに、持ち主というような概念はない。落ちているものは見つけた人のものでしょうね。すると日本の常識は非常識。たとえば、隠してあるヘソクリは見つけた人の物です。所有を主張できるのは、明らかに所有物に入っていたものだけ。沈没船は、所有できなくなった、失われたものなので、そこに入っていたものは、所有権を主張できない。
沈没船に積載されていたものは、見つけた人のものでしょうね。
たとえば、山で鉱山を見つけたとする。これは見つけた人の物か、土地の人の物か、あるいは国家の物か。いずれも所有権を主張し、武力を持つ国がとってしまうのでしょう。要するに、持ち主というような概念はない。落ちているものは見つけた人のものでしょうね。すると日本の常識は非常識。たとえば、隠してあるヘソクリは見つけた人の物です。所有を主張できるのは、明らかに所有物に入っていたものだけ。沈没船は、所有できなくなった、失われたものなので、そこに入っていたものは、所有権を主張できない。
エピソード43
[一言]
マテオの前では皇帝がますます女性に戻ってしまいそう、、、
危険だわね。
それはともかく、元の体に戻れないのかなぁ
マテオの前では皇帝がますます女性に戻ってしまいそう、、、
危険だわね。
それはともかく、元の体に戻れないのかなぁ
エピソード43
[一言]
信用の積み重ねって大事。
女王は『神の愛』などと御大層な事を言ってはいるものの、要は『拾った財布を交番に届けに行く』というくらい当たり前の事を恩着せがましく書いてあるだけの事。
この程度の当たり前の事を『神の愛』認定するのなら、日本人の大半は神と言えるでしょう。流石は八百万の神がおわす国、日本(笑)
あと、サラはマテオに財宝を与えようとしてたやん。それやのに『与える事を全く考えてない』呼ばわりはヒドイやろ……
大体、マテオが本当に神の愛とやらを持ってるんやったら……
何で埋蔵金は着服したん? 持ち主探して返したったらええやん?
何で『屋敷の庭が狭く見える』とか、クソつまらん理由で家を取り壊されて立ち退かされた大勢の人達をスルーしたん? 取り壊しを止めさせるなり、有り余る金で家を追い出された人達を助けたったら良かったやん?
結局はそういう所やねん。これがもし、マテオの設定がちゃんと練られてて、物語の初めの方から、もらった財宝やらを貧しい人や困ってる人達に分け与えるって行為をしてたら今回の行動も称賛出来たのに、そういう積み重ねが全く無いせいで取って付けた感満載で、めちゃくちゃ薄っぺらいねん。
で……そのティッシュ一枚くらいの薄っぺらいものを女王が『神の愛』とか針小棒大に抜かすから更にチープさが増しとんねん。
信用の積み重ねって大事。
女王は『神の愛』などと御大層な事を言ってはいるものの、要は『拾った財布を交番に届けに行く』というくらい当たり前の事を恩着せがましく書いてあるだけの事。
この程度の当たり前の事を『神の愛』認定するのなら、日本人の大半は神と言えるでしょう。流石は八百万の神がおわす国、日本(笑)
あと、サラはマテオに財宝を与えようとしてたやん。それやのに『与える事を全く考えてない』呼ばわりはヒドイやろ……
大体、マテオが本当に神の愛とやらを持ってるんやったら……
何で埋蔵金は着服したん? 持ち主探して返したったらええやん?
何で『屋敷の庭が狭く見える』とか、クソつまらん理由で家を取り壊されて立ち退かされた大勢の人達をスルーしたん? 取り壊しを止めさせるなり、有り余る金で家を追い出された人達を助けたったら良かったやん?
結局はそういう所やねん。これがもし、マテオの設定がちゃんと練られてて、物語の初めの方から、もらった財宝やらを貧しい人や困ってる人達に分け与えるって行為をしてたら今回の行動も称賛出来たのに、そういう積み重ねが全く無いせいで取って付けた感満載で、めちゃくちゃ薄っぺらいねん。
で……そのティッシュ一枚くらいの薄っぺらいものを女王が『神の愛』とか針小棒大に抜かすから更にチープさが増しとんねん。
- 投稿者: 通 行人(新小説投稿サイト『ノベルギルド・フェイズ5』開発中)
- 2020年 06月30日 22時50分
エピソード43
[良い点]
若者の深刻な褌離れに一石を投じるか。
[気になる点]
【43】
>ガリューダ三角、魔の海の底。
『魔の海』は初出単語。
>海神の視力は障害物がない限りはどこまでも見渡すことができて、それで多くの沈没船、そしてその残骸を見つけた。
どれだけ見えるか知らんが、結局は惑星の丸みで自ずと限界距離が決まってるので実力発揮する機会が難しいな。深海探索には都合がいいかもしれん。
んで、海底には『一面に散らばる船の残骸』(42話)があったが、一帯の水をどかしたり圧縮したりする勢いに巻き込まれて粉々になってそうではある。
>「今思ったんだけど、これらをなるべく、遺族の元に返してあげられないかなって」
え? 気でも狂ったの? キャラ崩壊してるやんけ。
きっちり返して『あげる』と上から目線なのは評価点だけど、なぜそう思ったのかの根っこを語らないので、いつも通り裏があるんだろうと勘繰らざるを得ない。まぁそう提案するのはマテオの勝手やが、それを手伝わされてる女王と王女に何かメリットあるの? 海神たる自分のそばで働くことができる(どやぁ)とかナシで。
>「サラの言うとおり、沈んできた船はその中身ごと海神様の物です。この海全てが海神様の物なのですから」
ええんか……それでええんか……
>「海神様が人間に分け与えるとおっしゃるのならそれが楽しいのです」
まぁ正しいだけじゃつまらないよね。何をもって楽しいとするのかもまた大事ではありますが。マテオ的には何が楽しいのかね。
>「海神様の大いなる愛が、海の民の自分達ではなく、地上の人間に向けられた事に嫉妬しているだけなのです」
面白い冗談だ。
>「うん、新しい船なら、名前さえ分かれば調べようがある。確か、ちゃんとした船は行政に登録をしなきゃいけなかったはずだ」
余談ですが、船、あるいは人名にも付けられる『~~丸』の『丸』って、小児便器の『おまる』のこと。トイレ関係の言葉には災いを遠ざける力があると信じられていた名残ですね。
>「名前は船のどこかに刻んでるか、それを証明する物があるはずだと思う。臨検とかもあるし、船の身分を証明する物がどこかにあるはずだ」
>「わかりました、それは私達にお任せ下さい」
文字通り住む世界が違うはずの人間の文字とか平気で読めるみたいですね。私ならタイ籍の沈没船から出た書類が何を示すのか理解できる自信なんてないぞ。
それでいて人間を生贄にと提案する女王。
>「……せっかくだし、返せるものは全部返しちゃおう。大変だと思うけど、全部調べてくれるかな」
41話で既に『俺は、世界中の海を回っていた。』ので、返還相手は帝国だけに留まるはずがないのは明白。友好国も敵国も、まだ知られぬ大陸や島も含めて世界中に沈没船の積み荷返還に向かうマテオ。それだけで人生終了しそうな一大事業である。
あれ、この小説って旅行記モノだったっけ?
>水から水に飛ぶ、海神の力で海底から脱出した。
『脱出』という単語ひとつで、マテオが海底をどう見ているかが滲み出ててすごいと思います。それが示す心意気は見下げた物ですが。
>巨大サイズの女王と、魔力がきれて二重の意味で小さくなったサラ。
魔力が切れて小さくなったのは2話前の41話や。このタイミングで縮んだわけでもないのに、引っ張りすぎやろ。
>「覚えてなさい、サラ」
『覚えてなさい』⇒『覚えておきなさい』
捨て台詞やんけ。
>「何かを集めるだけを考えて、与える事をまったく考えてないサラとは違う。偉大なる神の愛なのよ」
サラが何を集めたのか具体例はよ。
それで、偉大なる神とやらは集めるだけ集めた書籍とか埋蔵金とかをどうなさるおつもりなのかね。ナイス皮肉。
>水間ワープで飛んできたのは、地上にある、避暑地で割り当てられた屋敷だった。
『ワープ』自体の意味は『ひずみ、ゆがみ、ねじれ』なんだけど、生粋の現地人マテオにとってこの移動方法は何をどう『歪ませ』ている認識なのかね。
また、避暑地で割り当てられたのは40話だと『避暑地の俺の家』って言ってたのが『屋敷』にグレードアップしてる。アレか。家屋の実体は変わらずとも、畏れ多くも神になったマテオにただの『家』は相応しくないという認識か。じゃあもう『俺の神殿』とか呼べばいいのに。
>この地上だと、海神の力は色々と実用上制限がかかる。
>使えるのはせいぜい、水間ワープくらいのものだ。
水竜を押しつぶすほどの水の操作は不可? というかワープだけで天下とれるやろ。欲張りさんめ。
>俺はそう思い、独りでに頷いたあと、池に飛び込んで再び水間ワープで飛んだ。
馴染んだつもりでも、神ボディは意識せず勝手に頷くことがあるみたい。おおっと手が滑ったフラグですね。
>屋敷の池から飛んだのは、裏路地の水溜り。
>前に自分でぶちまけてつくった水溜りはまだあって、そこからでることができた。
水たまりを作ったのは『人目のつかないもの影』だったんやが。『裏路地』自体に交通量の制限はないぞ。なんなら地元のジジババやガキンチョがしょっちゅうたむろしてるかも知れん。
んで、その水たまり作ったの(40話)何日前や。
あれから海底に飛んで、海神の言い伝えを聴くはずがなぜか速攻で沈没船漁りに。
41話で『俺は、世界中の海を回っていた。』と、明らかに何日も、あるいは何週間もかけて世界中の海を巡ったとしか読めない記述。
それなのに、六歳児が謁見の間にもっていっても咎められない程度の大きさの水筒に収まる程度の水をぶちまけただけなのに、その水たまりがずっと残ってる? 海沿いの夏で? 屋敷、いや神殿の使用人誰かに見つからないようになんだろうけど、別に他の川でも池でも飛べばええやん。季節も時間も無視して水たまり残す必要あるの?
>庭が事実上街のような物になっているのはひとえに皇帝の持っている権力あってこそ。
『皇帝の持っている権力あってこそ』⇒『皇帝の持つ権力あればこそ』
わざわざ『偏に』なんて使うんなら文体統一しましょ。
>この権力があれば……おれはそう思いながら、離宮に直行した。
財宝の返還事業だなんて、受取る側には得しかないような話なのに、権力でごり押しするかのようなノリなのはなんでや。そら調べものとか、各方面への連絡調整だとかは権力者の承認が必要だろうけど、別に悪いことじゃないのにその言い方はなぁ。
なんなら爺さまの伝手で実績作って手を広げてもいいわな。
>「ふざけるな! その見た目でマテオ様を騙るか!」
海神が何かを着ていた記述はない。海神の衣類も300年前から変わらず現存していたという記述もない。むしろ海中を飛ぶように泳ぐには衣類は邪魔だろう。妥協して赤ふん。突如現れたふんどし一丁の謎の男。お巡りさんこいつです。
>我ながら似ているなと思ったマテオと海神の肉体だが、やっぱり完全に同じというわけじゃない。
マテオ本人は『似てるって言えば似てるけど、こじつけって気もする。』(41話)と評していたはずなのに、2話前の自分の考えもすっかり抜け落ちてるのな。これじゃあ海神の記憶があっても無くても一緒か。
>「一体何者だ! マテオ様の名前を騙るなんて!」
たまたまファーストネームが同じでやたらフレンドリーなふんどしボーイという可能性は? 別にロックウェルの名を持ち出したわけでもあるまい。マテオ以外にマテオと名付けたら殺されるの?
>確かに、今この避暑地で、俺が一番皇帝に近しい立場の人間だ。
皇妃や大臣差し置いて? なにゆうてんの?
>俺を語るのは皇帝に近づきたいから――うん、そういうことになるな。
『語る』⇒『騙る』
吟遊詩人かよ。
>「首謀者か共謀者がいるはずだ。殺すな、捕縛しろ」
根拠なくマーメイジの単独犯だと決めつけたどっかのアホに聞かせてやりたいセリフ。
>衛兵達は一斉に攻撃してきた。
>ついてきた槍をかわして、俺は身を翻して逃げ出した。
>倒してしまう事は造作ないのだけど、それではなにも解決しない。
マテオに衛兵倒す手段あるか?
攻撃魔法:カス威力。(12~13話あたりでショボいのを見せただけで本気は不明のまま)
剣術:無形剣を捨て子ボディから回収した記述がない。前世が剣の達人だったとも、神ボディの身体能力がヤバいとも書かれていない上に今は地上である。
エヴァ:遠くにいるエヴァを呼び出す手段は提示されていない。
正直、なぜ包囲を突破できたのかすら不思議でしょうがないレベル。なんでなん?
>レイズデッドのあと、海神の体からマテオの体に戻れないかと色々試してみたけど、まったく戻れなかった。
そんなことをしてる時間はなかったはずでは。
41話ラストで神ボディにチェンジ。
ほどなく水竜の気配に気づき、捨て子ボディ捨てて急行。
捨て子ボディ回収せず陸上へ ← 今ここ
ありうるとしたら、42話開始後すぐにサラが海上の確認してる間ぐらいや。しかもレイズデッドの反動食らってる間のはず。いや、その反動の期間内に水竜倒してるので、ボディ替わったら適用外かもしれんが。
>なぜなら、海神の体になって魔力は大きくなったが、レイズデッドは「持ってる魔力を全部使う」というものだから、一日一回という制限は前とはかわらなかった。
サラッと設定改変すんなし。
その人の最大魔力全部の二倍魔力を要求され、使用後は魔力全部カラになり、その後は『丸一日』に相当する時間『なにもできない』んやぞ。
基本魔力フルからじゃないと使えないし、反動くらうのは8時間ぐらいや。
ボディチェンジがなければマテオはまだペナルティ中のはず。
>見た目を戻せないのなら、人間達じゃなくて、俺の魔力で見るエヴァにたよるしかないだろう。
魔力で見るのはオノドリムでは……?
エヴァが魔力でマテオを判断した場面どこよ。ひょっとして、生まれたときにタックルかましたアレかい?
>エヴァなら魔力で分かってくれるはずだ。
それだと神ボディに入ってもマテオの魔力が同一でないとアカンな。『人間』は黒の魔力だけだが、『神』はどうなんでしょうねぇ。神の体に神の魂が入ったのに、人間の時のまま黒のみの制約とかありえるのかなー? 神化で白黒両方持つなら、それをマテオだと理解してもらえるのか、マテオの魔力を奪い取った敵だと認識されるのかは……私には後者の方が楽しそう。
>離宮の正門から離れて、一直線に殺気の裏路地にむかった。
なにそれ怖い。
>若干の衛士と、使用人、そして官吏に守られている皇帝。
『官吏』自体は文官も武官も含む。文官が護衛を兼ねてる状況なら衛士増やそうぜ。
>その皇帝の隊列と遭遇して、足を止める。
追っ手を撒いたわけではないので、そんな余裕かましたらすぐにケツのあたりぐさーやで。
怪しい人物が、こともあろうに陛下の前面に立ったのだから、むしろ問答無用の強制排除は当然。
>「陛下」
>と、皇帝を読んだ。
陛下の服には『陛下』と書いてある模様。
タスキ? 特攻服?
>皇帝本人はと言えば、俺をしばし見つめた後。
>「……かっこいい」
>とつぶやいた。
ただの面食いやんけ。というか状況的には『ウホッ、いい男』ゆうてるのと一緒や。皇帝陛下をどうしたいのさ。
>迷う皇帝、これも当然の反応だ。
>その間に離宮から追いかけてきた衛兵達もおいついた。
いや、引き離しすぎでしょ。読書大好きもやしっ子が300年放置神ボディに入ってそんなに走れるモノなの?
>「そのものよ」
>「マテオと名乗ったが、余が信じるにたる証拠はあるのか?」
これ『そのものよ』は誰の発言?
>俺達だけの秘密だ。
爺さまもいたような気がするの。ウォ……ローレンス卿も。たぶん面白がってリンちゃんのお爺さんあたりに話してそうだし、居合わせそうな使用人もリンちゃんも知ってるんじゃないかな。
[一言]
結局3章終了は41話に戻したのね。大まかにでもプロットできてればこんなバタバタにならんと思うんやが、それすらも演出なのかもしれない。意図が全く分からんが。
読み返して思ったけど、40話で海神の伝承を聴くとか言ってたの、あまりに中身がスカスカすぎないか。
そもそも海神とは生物的にどんな存在で、何を目的とし、何を為すのかがまるで不明。
力がすごい? いや、力を何のためにどう振るうのかの方が問題だよ。
若者の深刻な褌離れに一石を投じるか。
[気になる点]
【43】
>ガリューダ三角、魔の海の底。
『魔の海』は初出単語。
>海神の視力は障害物がない限りはどこまでも見渡すことができて、それで多くの沈没船、そしてその残骸を見つけた。
どれだけ見えるか知らんが、結局は惑星の丸みで自ずと限界距離が決まってるので実力発揮する機会が難しいな。深海探索には都合がいいかもしれん。
んで、海底には『一面に散らばる船の残骸』(42話)があったが、一帯の水をどかしたり圧縮したりする勢いに巻き込まれて粉々になってそうではある。
>「今思ったんだけど、これらをなるべく、遺族の元に返してあげられないかなって」
え? 気でも狂ったの? キャラ崩壊してるやんけ。
きっちり返して『あげる』と上から目線なのは評価点だけど、なぜそう思ったのかの根っこを語らないので、いつも通り裏があるんだろうと勘繰らざるを得ない。まぁそう提案するのはマテオの勝手やが、それを手伝わされてる女王と王女に何かメリットあるの? 海神たる自分のそばで働くことができる(どやぁ)とかナシで。
>「サラの言うとおり、沈んできた船はその中身ごと海神様の物です。この海全てが海神様の物なのですから」
ええんか……それでええんか……
>「海神様が人間に分け与えるとおっしゃるのならそれが楽しいのです」
まぁ正しいだけじゃつまらないよね。何をもって楽しいとするのかもまた大事ではありますが。マテオ的には何が楽しいのかね。
>「海神様の大いなる愛が、海の民の自分達ではなく、地上の人間に向けられた事に嫉妬しているだけなのです」
面白い冗談だ。
>「うん、新しい船なら、名前さえ分かれば調べようがある。確か、ちゃんとした船は行政に登録をしなきゃいけなかったはずだ」
余談ですが、船、あるいは人名にも付けられる『~~丸』の『丸』って、小児便器の『おまる』のこと。トイレ関係の言葉には災いを遠ざける力があると信じられていた名残ですね。
>「名前は船のどこかに刻んでるか、それを証明する物があるはずだと思う。臨検とかもあるし、船の身分を証明する物がどこかにあるはずだ」
>「わかりました、それは私達にお任せ下さい」
文字通り住む世界が違うはずの人間の文字とか平気で読めるみたいですね。私ならタイ籍の沈没船から出た書類が何を示すのか理解できる自信なんてないぞ。
それでいて人間を生贄にと提案する女王。
>「……せっかくだし、返せるものは全部返しちゃおう。大変だと思うけど、全部調べてくれるかな」
41話で既に『俺は、世界中の海を回っていた。』ので、返還相手は帝国だけに留まるはずがないのは明白。友好国も敵国も、まだ知られぬ大陸や島も含めて世界中に沈没船の積み荷返還に向かうマテオ。それだけで人生終了しそうな一大事業である。
あれ、この小説って旅行記モノだったっけ?
>水から水に飛ぶ、海神の力で海底から脱出した。
『脱出』という単語ひとつで、マテオが海底をどう見ているかが滲み出ててすごいと思います。それが示す心意気は見下げた物ですが。
>巨大サイズの女王と、魔力がきれて二重の意味で小さくなったサラ。
魔力が切れて小さくなったのは2話前の41話や。このタイミングで縮んだわけでもないのに、引っ張りすぎやろ。
>「覚えてなさい、サラ」
『覚えてなさい』⇒『覚えておきなさい』
捨て台詞やんけ。
>「何かを集めるだけを考えて、与える事をまったく考えてないサラとは違う。偉大なる神の愛なのよ」
サラが何を集めたのか具体例はよ。
それで、偉大なる神とやらは集めるだけ集めた書籍とか埋蔵金とかをどうなさるおつもりなのかね。ナイス皮肉。
>水間ワープで飛んできたのは、地上にある、避暑地で割り当てられた屋敷だった。
『ワープ』自体の意味は『ひずみ、ゆがみ、ねじれ』なんだけど、生粋の現地人マテオにとってこの移動方法は何をどう『歪ませ』ている認識なのかね。
また、避暑地で割り当てられたのは40話だと『避暑地の俺の家』って言ってたのが『屋敷』にグレードアップしてる。アレか。家屋の実体は変わらずとも、畏れ多くも神になったマテオにただの『家』は相応しくないという認識か。じゃあもう『俺の神殿』とか呼べばいいのに。
>この地上だと、海神の力は色々と実用上制限がかかる。
>使えるのはせいぜい、水間ワープくらいのものだ。
水竜を押しつぶすほどの水の操作は不可? というかワープだけで天下とれるやろ。欲張りさんめ。
>俺はそう思い、独りでに頷いたあと、池に飛び込んで再び水間ワープで飛んだ。
馴染んだつもりでも、神ボディは意識せず勝手に頷くことがあるみたい。おおっと手が滑ったフラグですね。
>屋敷の池から飛んだのは、裏路地の水溜り。
>前に自分でぶちまけてつくった水溜りはまだあって、そこからでることができた。
水たまりを作ったのは『人目のつかないもの影』だったんやが。『裏路地』自体に交通量の制限はないぞ。なんなら地元のジジババやガキンチョがしょっちゅうたむろしてるかも知れん。
んで、その水たまり作ったの(40話)何日前や。
あれから海底に飛んで、海神の言い伝えを聴くはずがなぜか速攻で沈没船漁りに。
41話で『俺は、世界中の海を回っていた。』と、明らかに何日も、あるいは何週間もかけて世界中の海を巡ったとしか読めない記述。
それなのに、六歳児が謁見の間にもっていっても咎められない程度の大きさの水筒に収まる程度の水をぶちまけただけなのに、その水たまりがずっと残ってる? 海沿いの夏で? 屋敷、いや神殿の使用人誰かに見つからないようになんだろうけど、別に他の川でも池でも飛べばええやん。季節も時間も無視して水たまり残す必要あるの?
>庭が事実上街のような物になっているのはひとえに皇帝の持っている権力あってこそ。
『皇帝の持っている権力あってこそ』⇒『皇帝の持つ権力あればこそ』
わざわざ『偏に』なんて使うんなら文体統一しましょ。
>この権力があれば……おれはそう思いながら、離宮に直行した。
財宝の返還事業だなんて、受取る側には得しかないような話なのに、権力でごり押しするかのようなノリなのはなんでや。そら調べものとか、各方面への連絡調整だとかは権力者の承認が必要だろうけど、別に悪いことじゃないのにその言い方はなぁ。
なんなら爺さまの伝手で実績作って手を広げてもいいわな。
>「ふざけるな! その見た目でマテオ様を騙るか!」
海神が何かを着ていた記述はない。海神の衣類も300年前から変わらず現存していたという記述もない。むしろ海中を飛ぶように泳ぐには衣類は邪魔だろう。妥協して赤ふん。突如現れたふんどし一丁の謎の男。お巡りさんこいつです。
>我ながら似ているなと思ったマテオと海神の肉体だが、やっぱり完全に同じというわけじゃない。
マテオ本人は『似てるって言えば似てるけど、こじつけって気もする。』(41話)と評していたはずなのに、2話前の自分の考えもすっかり抜け落ちてるのな。これじゃあ海神の記憶があっても無くても一緒か。
>「一体何者だ! マテオ様の名前を騙るなんて!」
たまたまファーストネームが同じでやたらフレンドリーなふんどしボーイという可能性は? 別にロックウェルの名を持ち出したわけでもあるまい。マテオ以外にマテオと名付けたら殺されるの?
>確かに、今この避暑地で、俺が一番皇帝に近しい立場の人間だ。
皇妃や大臣差し置いて? なにゆうてんの?
>俺を語るのは皇帝に近づきたいから――うん、そういうことになるな。
『語る』⇒『騙る』
吟遊詩人かよ。
>「首謀者か共謀者がいるはずだ。殺すな、捕縛しろ」
根拠なくマーメイジの単独犯だと決めつけたどっかのアホに聞かせてやりたいセリフ。
>衛兵達は一斉に攻撃してきた。
>ついてきた槍をかわして、俺は身を翻して逃げ出した。
>倒してしまう事は造作ないのだけど、それではなにも解決しない。
マテオに衛兵倒す手段あるか?
攻撃魔法:カス威力。(12~13話あたりでショボいのを見せただけで本気は不明のまま)
剣術:無形剣を捨て子ボディから回収した記述がない。前世が剣の達人だったとも、神ボディの身体能力がヤバいとも書かれていない上に今は地上である。
エヴァ:遠くにいるエヴァを呼び出す手段は提示されていない。
正直、なぜ包囲を突破できたのかすら不思議でしょうがないレベル。なんでなん?
>レイズデッドのあと、海神の体からマテオの体に戻れないかと色々試してみたけど、まったく戻れなかった。
そんなことをしてる時間はなかったはずでは。
41話ラストで神ボディにチェンジ。
ほどなく水竜の気配に気づき、捨て子ボディ捨てて急行。
捨て子ボディ回収せず陸上へ ← 今ここ
ありうるとしたら、42話開始後すぐにサラが海上の確認してる間ぐらいや。しかもレイズデッドの反動食らってる間のはず。いや、その反動の期間内に水竜倒してるので、ボディ替わったら適用外かもしれんが。
>なぜなら、海神の体になって魔力は大きくなったが、レイズデッドは「持ってる魔力を全部使う」というものだから、一日一回という制限は前とはかわらなかった。
サラッと設定改変すんなし。
その人の最大魔力全部の二倍魔力を要求され、使用後は魔力全部カラになり、その後は『丸一日』に相当する時間『なにもできない』んやぞ。
基本魔力フルからじゃないと使えないし、反動くらうのは8時間ぐらいや。
ボディチェンジがなければマテオはまだペナルティ中のはず。
>見た目を戻せないのなら、人間達じゃなくて、俺の魔力で見るエヴァにたよるしかないだろう。
魔力で見るのはオノドリムでは……?
エヴァが魔力でマテオを判断した場面どこよ。ひょっとして、生まれたときにタックルかましたアレかい?
>エヴァなら魔力で分かってくれるはずだ。
それだと神ボディに入ってもマテオの魔力が同一でないとアカンな。『人間』は黒の魔力だけだが、『神』はどうなんでしょうねぇ。神の体に神の魂が入ったのに、人間の時のまま黒のみの制約とかありえるのかなー? 神化で白黒両方持つなら、それをマテオだと理解してもらえるのか、マテオの魔力を奪い取った敵だと認識されるのかは……私には後者の方が楽しそう。
>離宮の正門から離れて、一直線に殺気の裏路地にむかった。
なにそれ怖い。
>若干の衛士と、使用人、そして官吏に守られている皇帝。
『官吏』自体は文官も武官も含む。文官が護衛を兼ねてる状況なら衛士増やそうぜ。
>その皇帝の隊列と遭遇して、足を止める。
追っ手を撒いたわけではないので、そんな余裕かましたらすぐにケツのあたりぐさーやで。
怪しい人物が、こともあろうに陛下の前面に立ったのだから、むしろ問答無用の強制排除は当然。
>「陛下」
>と、皇帝を読んだ。
陛下の服には『陛下』と書いてある模様。
タスキ? 特攻服?
>皇帝本人はと言えば、俺をしばし見つめた後。
>「……かっこいい」
>とつぶやいた。
ただの面食いやんけ。というか状況的には『ウホッ、いい男』ゆうてるのと一緒や。皇帝陛下をどうしたいのさ。
>迷う皇帝、これも当然の反応だ。
>その間に離宮から追いかけてきた衛兵達もおいついた。
いや、引き離しすぎでしょ。読書大好きもやしっ子が300年放置神ボディに入ってそんなに走れるモノなの?
>「そのものよ」
>「マテオと名乗ったが、余が信じるにたる証拠はあるのか?」
これ『そのものよ』は誰の発言?
>俺達だけの秘密だ。
爺さまもいたような気がするの。ウォ……ローレンス卿も。たぶん面白がってリンちゃんのお爺さんあたりに話してそうだし、居合わせそうな使用人もリンちゃんも知ってるんじゃないかな。
[一言]
結局3章終了は41話に戻したのね。大まかにでもプロットできてればこんなバタバタにならんと思うんやが、それすらも演出なのかもしれない。意図が全く分からんが。
読み返して思ったけど、40話で海神の伝承を聴くとか言ってたの、あまりに中身がスカスカすぎないか。
そもそも海神とは生物的にどんな存在で、何を目的とし、何を為すのかがまるで不明。
力がすごい? いや、力を何のためにどう振るうのかの方が問題だよ。
エピソード43
[気になる点]
誤字脱字報告 37行目 女王のセリフ「・・・・それが『楽しい』のです」⇒『正しい』
皇帝との再会シーン と、皇帝を『読んだ。』⇒『呼んだ。』
下から2行目 (また『行って』もらえた⇒『言って』
誤字脱字報告 37行目 女王のセリフ「・・・・それが『楽しい』のです」⇒『正しい』
皇帝との再会シーン と、皇帝を『読んだ。』⇒『呼んだ。』
下から2行目 (また『行って』もらえた⇒『言って』
エピソード43
[気になる点]
誤字脱字報告 37行目 女王のセリフ「・・・・それが『楽しい』のです」⇒『正しい』
誤字脱字報告 37行目 女王のセリフ「・・・・それが『楽しい』のです」⇒『正しい』
エピソード43
[気になる点]
>「覚えてなさい、サラ」
“覚えてなさい”では、捨て台詞みたいに感じます。
こう言う時は『覚えておきなさい、サラ』ではないでしょうか。
または『覚えておくのですよ、サラ』とか。
あと、誤変換と思しき物と脱字らしき所を誤字報告で送っておきました。宜しければお役立て下さい。
>「覚えてなさい、サラ」
“覚えてなさい”では、捨て台詞みたいに感じます。
こう言う時は『覚えておきなさい、サラ』ではないでしょうか。
または『覚えておくのですよ、サラ』とか。
あと、誤変換と思しき物と脱字らしき所を誤字報告で送っておきました。宜しければお役立て下さい。
エピソード43
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