感想一覧

[気になる点]
＞その瞬間、開かれたドアの一室から矢が放たれ、一人で向かっていた襲撃者の眉間に突き刺さった。
「ダンの奴やってくれたな。ナイスなタイミングだ」


なんと言う事でしょう。
少し前に盗賊相手に「お前たちに人殺しはさせないぜ！」と言ってたラベルさんがこちらです。

[気になる点]
＞ベッドの骨組みは再度組立直され、槍に代わる。
　壁に補強として組み込まれていた鉄板は刃状に分解でき、取っ手を取り付けて剣と変わった。
　ほんの数分で舞台装置は綺麗さっぱり消えていた。

＞「敵襲だぁぁあぁーーー」
　俺は襲撃者たちが武器を手にした瞬間から、観客席に向けて大声を張り上げ叫んでいた。


上記２点により、ラベルは演劇団が舞台装置を武器に組み立て直した瞬間から「敵襲だ！」と叫んでいたと読み取れるのですが、ほんの数分間で舞台装置が消えたとなってます。

つまり、「敵襲だ！」と一人でわめくラベルを、周りの人はキチガイを見るような目で見た後にヤバイやつには関わらんどこ、と無視を決め込み、舞台装置を分解して武器に組み立直していく劇団員が、全ての武器を組み立て終わるまで興味津々で眺めた上に、女首領が口上あげるのものんびり眺めて居た、という事になります。一人で喚くラベルを尻目に。

スゴイシュールな絵面になりますね。逆に笑える。

なので、ラベルが「敵襲だ！」と叫ぶのは、劇団員達が貴賓席に駆け出した時にした方が良いんじゃ無いのかな、と思います。

まぁ、明らかに武器作ってるのを数分間眺めてる護衛（笑）ってなんなんですかね、って話はフォローしようが無いですけどね。

呆気に取られるにしたって数分間は長すぎるw

[気になる点]
退職金が金貨１０枚だった件はいつ話すんだろう。

後、前話で盗賊相手に「若者には手を汚させたく無いんですー」と言って殺させなかったのに、黒い市場？とかいう明らかにレベルの違う凶悪な犯罪者集団の人間相手に戦わせて、まだ手を汚させたく無いとか言ってられるのか、楽しみに読ませていただきます。

[良い点]
この話の前までは、経験豊富で頼りになるイケオジって感じでとても楽しく読めました。
[気になる点]
他の人も書いてるけど、やはり私も言いたい。
現地主人公なのに、価値観が日本人的なのが不思議すぎる。

襲う前のセリフ「今夜は」や、奇襲の手口から慣れてるのが分かるから、前科は間違いない。

若者の手を汚させたく無かった？
リオンはもう経験してるって言ってるし、ダンは自分が冒険者に引っ張り込んだんでしょうに、何あまっちょろい事言ってるんです？

余裕のある時に経験積ませなくてどうするんですか。
余裕が全く無い、ラベルのフォローも殆どできないギリギリの時になって、初めての人殺しを経験させるの？
そういう事だよ？余裕のある時は、人殺しさせたく無いっていうのは。

冒険者なんて人殺し不可避の職業選ばせといて、ホント何言ってるんですか。
ラベルは童貞の小僧ですか？酸いも甘いも噛み分けた、超大ベテランのＳＳ級ポーターだったのでは？
ダンジョンで襲ってくるクズだって居るんですよ？
平和ボケした日本人みたいな事言ってるのが不思議でしょうがない。


それと、盗賊の根城は？前科あるだろうから捕まってる女の人居る可能性あるよ？
まぁ居ても無事じゃ無いだろうけど。
せめて盗賊共から情報引き出した上で、護衛の商人にその辺相談するべきじゃ無い？

さらに、ポーション使って生きながらえさせて、止血はしたけど怪我はそのままで動けない。しかも縄で括ってる。
それ、血の匂いにつられてやって来た肉食獣に食い殺されるだけでしょう？
つまり、確かに自分の手自体は汚して無いかも知れないけど、事実として殺したのはリオンとダンって事だよね？
ほぼ絶対死ぬ状況で放置って、そういう事だよ。
一体何をもって守ってるって言うんだ…目の前で死ななきゃ良いって事？

更に悪い想定をするなら、仲間が根城に居た場合(普通お宝やら捕虜やらを守る為の留守番は居る)、戻って来ない盗賊達を迎えに来るよね。
そうなったら盗賊達は解放。今までの戦利品にポーションくらい絶対あるだろうから、怪我も治るだろうね。全員じゃなくても強くて偉い順に。
武具だって没収されたものよりはランクは落ちるだろうけど奪ったものがあるだろうし。
正にダンの危惧した通り、怒りに燃えた盗賊は、次の獲物を狙うでしょう。


と、ここまで悪い予想や、中途半端に助ける事の無意味さを色々書いてるんですが、こんな事ラベルなら経験でわかってそうなものなんだけど。
うん十年の冒険者生活の中で、盗賊の相手なんて幾らでもしたでしょうし。
根城に捕まってる女の人の悲惨な状況も知ってるでしょう。
溜め込んだお宝がどの程度あるかは盗賊次第ですが。

商人さんだって、顔見知りの商人が盗賊に襲われて殺された、なんて日常茶飯事な世界でしょうからね、きっちりトドメ刺して欲しかったでしょうね。
あくまで護衛が依頼任務だから、口に出せなかったのかもしれませんが。

ホントなんでここに来て急な転生者や転移者的ムーヴかましてるんですかね。
甘いと優しいは別ものなんですけどね…
ラベルなら、その辺よーーーーーーーく知ってると信じてたんだけどなぁ…
[一言]
ラベルのキャラブレブレだと思います。

締めるべきところと弛めるべきところは分かってそうだったのに、分かって無かった、という印象。

あまりにもツッコミ入れたくなったので勢いで書いてしまいましたが、この後の話で捕捉される情報によっては納得出来るのかなぁ…
補足があれば良いけど…

[良い点]
派手な戦闘シーンだけでなく、地道な採掘作業でも読者を飽きさせない描写・筆力
[一言]
リンドバーグがいい味出してますｗ

[一言]
ポーターの視点は面白いなぁ

[良い点]
こう言う『いい経験』を若者に積ませるベテランの気遣いは好きです。
[一言]
最後に勝ったのはリンドバーグ！

[一言]
闇夜に山で光るキノコや光る菌糸探してるときこんな感じだなぁ♪
そこに集まる虫なんかも注意深く観察したり、目が疲れたら星見たりカメラ撮影したり、限りある時間に追われる作業。

[気になる点]
「地面には発光し周囲を照らす光水晶が、そこら中に生息している為、迷宮内で視界に困る事はない。」

光水晶って生き物？
「視界に困る事はない。」→意味が分からない。

[良い点]
ラベルさんモテモテですが、エロゲ主人公みたいななよっとしたビジュアルの主人公がモテるより、確かな実力を持った渋オジがモテる方が説得力があるので良し。
実力のある俺様タイプがモテるのも分かるけど、俺様タイプになびく女より渋オジになびく女の方が自分的には好感度高いのでそれも良し。