感想一覧

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[良い点]
(障害の方を支援する仕事に就いています)
人によって障害の程度や脳の具合、同じような行動を示しても意味が異なっていたり、その方を理解するには親御さんでさえも苦労される場合が多いのですが、この家族には雪江さんという力強い味方が加わったんですね。
そして赤ちゃんの存在で、家族も気が付かなかったのんちゃんの新たな面を知れたんですね。

この物語は、障害を抱えるご家族の様子を、ある意味リアルに見せてくださったお話だと感じました。

[一言]
実は、ひだまり童話館の以前に、相互さんの割烹から織花さまのページに来まして、のんちゃんシリーズ2本にブクマをしていました。仕事柄、子供もですが障害者支援にも携わってきたので、それで関心あったのです。このたびようやく読ませていただきました<(_ _)>
あき伽耶さま

お読みくださり、本当にありがとうございます!
障害者支援のお仕事をされているあき伽耶さまに読んでいただけて、リアルと言うお言葉をいただいて、光栄です。

私の身近にも障害者の方がいらして、その方たちの姿を通して、このお話は生まれました。

障害者のおられる家族は意思疎通が大変な場合も多いですが、こちらの気持ちをダイレクトに感じるので、周りがいつも穏やかな気持ちでいると障害者の方も安心するのですよね。
その役割を、このお話では雪江さんが担ってくれています。

それから、ひだまり童話館で出会う以前のブクマもありがとうございました!
このお話に関心を持っていただき、本当に嬉しいです。

障害者支援のお仕事は大変でしょうけれど、自分も人も幸せにできるお仕事だと思います。
素敵なお仕事に就いておられますね。

この度は、あたたかなご感想をありがとうございました!
感謝申し上げます。
[良い点]
私の人生経験が浅くて、未だに障害を持つ方の「本当の心」が見えたことがありません。なので「ぼく」が「のんちゃんの本当の心」感じているのは、小学生だけども精神年齢が高くて優しい子だなぁと思いました。そして雪江お姉ちゃんは芯のあるしっかりした女性だなと。
[気になる点]
お父さん、のんちゃんを排除する方向でしかコミュニケーションを指導できていなくて、焦りと苛立ちをすごく感じます。だからこそ雪江お姉ちゃんの芯のあるところが際立つのですが。お父さんにも何か救いがあれば・・・と余計なおせっかい心が出ました。すみません。
  • 投稿者: ルーミス
  • 30歳~39歳 女性
  • 2020年 11月02日 02時00分
松本さま

お読みくださり、ご感想をありがとうございます。

はずかしながら、私は障害を持つ方の、いえ人様の「本当の心」が見えているかさえ疑問です。
このお話は、友人だった方の聞いた気持ちをヒントに書き上げました。

お父さんがどうしても悪者になってしまいますが、その根底にあるのは、「一人前になって普通の幸せも味わってほしい」という親なら誰でも持つ気持ちで、のんちゃんへの愛は深いです。
お父さんのそういったところ、表現できてなかったですね(--;)

ご指摘、感謝いたします。
多分、お時間はいただくと思いますが、改稿します。

ありがとうございました。
[良い点]
障がいの程度が重くて、コミュニケーションが困難な人は、分かってない、理解できていないと思われがちですが、案外、周りの話をちゃんと聞いていたり、分かっている人も多いんですよね。

雪江さんみたいに対応するには、ハンデのある相手を尊重する気持ちが必要だと思います。

新しい家族を迎えて、それぞれが色んな経験の中で、成長して行けると良いですね。
  • 投稿者: Kobito
  • 2020年 06月26日 21時14分
kobitoさま

読んでくださり、感想をありがとうございます。

仰るとおりです。
障害をお持ちの多くの方は、話している内容を理解されていて、こちらの事情(あまり気づいてほしくないことも)まで察してくださいます。
だからこそ、こちらに偏見があると、コミュニケーションが取りにくくなります。
相手を尊重する心はとても大切です。
相手を尊重する心も、人や状況によって変わってきますから、雪江さんを家族にむかえられたことは、この家族にとって喜ばしいことです。
kobitoさまが書いてくださった通り、赤ちゃんを中心に、家族それぞれが良い方向へ変わっていくとよいな、と作者としても願っています。
[良い点]
弟さん、雪江さんをはじめ、家族みんながのんちゃんのことを悪く思っていなくて、よかったです。
作中で目立ってしまっているお父さんの気持ちも多少分かります。
子供に障害があるとなれば、どっしり構えていられる親は少ないでしょう。きっと十七年ずっと悩んできたのかな、と。
[一言]
ツラツラと感情のままに長文を書いたのですが、これもなんなんだか…と思ったので消しときます^^;

最近思うのですが、世の中の「こうあるべき」が強すぎる気がします。
各家庭にある「こうあるべき」と、世の中の「こうあるべき」は必ずしも一致しないので
世の中の「こうあるべき」通りにならない事に苦しんだり精神的に病んだりするのではないかと。
(↑たぶん私の考えが間違っていると思います)
でも昭和生まれからすると、「こうあるべき」が、もうチョットだけ緩んだら、のんちゃんのご両親も、のんちゃんも、もっと伸び伸びできるんじゃないかなと思うのです。
こた☆カンさま

読んでくださり、感想をありがとうございます。

世の中の「こうあるべき」の全てが窮屈とは思いませんが、もう少しそれにはまれない方にも寛容だと良いな、と私も思います。
ここでいう「社会に出る」は「多くの人たちと交わる」という意味で書いてあるのですが、お父さんは、感情をコントロールできないのんちゃんを心配しているのであって、こうあるべき、という家庭の考えを持っているのではないのです。
(ここら辺を、もう少し、上手く描ければよかったです)

世の中のほとんどの方は、いきなり奇声をあげたり、壁にどんどん頭をぶつけて感情を表す人を遠巻きにします。
お父さんは、そうしてしまうのんちゃんが嫌われて、孤立してしまうのではないか、とただただ心配し、他の子みたいに少しでも言葉で表してほしいと思っているのです。
たぶん、お父さんものんちゃんの障害を分かっていないところがあると思いますが、私個人は、その気持ちも痛いほど分かります。
でも、きっと雪江さんが、お父さんの理解を促されると思いますが……。

世の中がもう少し自分とかなり違った感情表現や生き方をする方々に寛容ならな~と、こた☆カンさんの感想を拝読して思いました。

いつも考えさせられる感想をありがとうございます。
[良い点]
そういうこと、あります。

そういうこととは、家族とか、身近に、障害というももの体験があるかないかで、理解ができるかどうか、ということです。

障害を通して、思うことは、純粋なこと、人が多い、そう思います。

このお話のお父さんは、社会に出ることへの、心配をしています。心配はあるけれど、そのぶん、見ておくべき、純粋さ、心の有り様、があると思いました。

大変なことも、あるけれど、そのおかげで、得られたことも、あるだろうなと思いました。


  • 投稿者: .
  • 2020年 06月20日 21時57分
ひろ葉さま

読んでくださり、感想をありがとうございます。

学生時代、バイトで多くの障害をお持ちの方と接してきて思ったのは、感情の出し方が違うだけで、心は純粋、でも汚れたところもあったりなんかして、私たちと何ら変わりがない、ということでした。
むしろ、ひろ葉さまのおっしゃる通り、人があまりしない苦労をされているだけあって、とても優しくて、純粋に人に感謝される方が多かったです。
私も今になって思い返して、人として学ぶことが多かった、と思います。

自分勝手なお願いなのですが、社会に出られない(この作品では、たくさんの方と交わるという意味で使っています)障害者の方に積極的に出てほしいです。
本当にいろいろなご苦労をされ、越えてきている人柄は、多くの方に何か残すと思うからです。
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