感想一覧

[良い点]
改めて最新話まで読みました。
実は、タイトルだけ見て、『これ面白そう！』って開いたら以前４話まで読んでました笑笑

それだけ、この作品のコンセプトは面白く、タイトルのみで色々なことが考察できる作品であるとわかります。故に、作者さまのタイトル選びがバッチグーであるということです。
では、改めて感想を述べさせていただきます。

さて、ラルク君（ハルト）が推しキャラ・ノエルちゃんに対して公式サイトのデータを読み上げるシーンはかなり面白いと思います。この時点で、ラルクはヲタク知識を用いながらこの世界を無双していく可能性があると想像できます。また、ノエルを振り向かせたいという欲求と目的が描かれていてゴールが見えやすい。エクスカリバーという厨二心を擽るシーンも然り、楽しめる要素が沢山あって満足感のある作品に仕上がっているのは言うまでもないですね。
[気になる点]
異世界転移という現象がどのようなものかご存知でしょうか？

異世界転移の定義→主人公がなんらかの因果によって異世界へと"そのままの体"で移動してしまうこと。

つまり、この作品のコンセプトとは無縁の単語です。

正しいジャンルを述べるならば、『異世界転生・憑依型』です。
初心の方などがかなり間違えているパターンが多く、なんでもかんでも異世界転移・転生と書きますが、実はさらに多くのパターンがあることをまず理解しましょう。

この作品において一番問題になるのが、『本物のラルクの意識はどこに行ったのか？』です。道徳的に考えると、ラルクをハルトが殺してしまった（塗り替えた）ことになるため、こう言う憑依系は相当避けられる傾向にあります。ラルクの意思がどうなってしまったのかを言及しなければ、１話目から矛盾が発生して読まれなくなるかもしれません。
[一言]
長々とすみません。

[良い点]
無邪気さが伝わってくる作品ってのが第一印象です。
[気になる点]
少し気になったのが、誰してんの誰が話しているのか地の文から伝わらないところかな。