感想一覧

[良い点]
レビュー全文

【簡単なあらすじ】
ジャンル：ハイファンタジー
山賊に襲われたと思われる集落跡地の外れで、主人公は瀕死の母親から赤子を託される。彼は周りの反対を押し切り自分が育てることに。それは赤子の境遇がかつての自分と重なったからである。それから10年後。すくすくと育った娘と父は、仲良く旅をしていた。彼にはこの旅に何か目的があるようなのだが？

【物語の始まりは】
ある赤ん坊を引き取る経緯から始まっていく。山賊に襲われたと思われる集落跡地に主人公たちはいた。赤ん坊の泣き声が聞こえた主人公はある洞窟へ様子を見に行く。そこにいたのは瀕死の母親と赤子であった。母親に託され、赤子の境遇が自分と重なった主人公は、父親として赤子を育てる決意をする。
それから10年の月日がたった……。

【舞台や世界観、方向性（箇条書き）】
『大烏』は憲兵隊に一目置かれるほど有名であり強いようである。
魔物や魔法の存在するファンタジー世界が舞台。
通信水晶という通信手段などもあるようだ。（現代でいう所の電話のようなものかな？）
他にも特殊な設定などがあり、不思議な石の存在がある。（詳しくは作中にて）
冒険ギルドではランク付けがあり、高ランクになると宿の割引など良い待遇を受けることができるようだ。
この物語はW主人公のようである。
（このレビュー内では便宜上、父の方を主人公と記載しております）
13ページにて、作品の世界の説明などもあり。

【主人公と登場人物について】
定宿を持たず各地を転々としている主人公には子育ては、不向きだと思われたが、十年後の二人をみると娘は父に懐いており、主人公もまた血の繋がらない
娘を溺愛しているようである。
物語が進むと、二人の仲の良さや、面倒見の良さ、娘の賢さなども伺える。

【物語について】
赤子を託され、自分で育てると覚悟（宣言）してから十年後、娘を連れた主人公はある大きな町へ向かっていた。娘を順調に育てることができたのは、家族同然の人々の助けがあったからでもある。和やかに微笑ましい会話をしながら
次の町へ向かう二人であったが、主人公が異変に気づき事態は一変する。

愛馬を急かし、急いで町に着いた主人公たちが目にしたのは、逃げ惑う人々と市壁に空いた大穴であった。逃げる中の一人に事情を聴くと、主人公は娘をその場に残し、加勢に向かうのだった。
主人公の加勢により何とか敵襲を退けた憲兵隊だったが、町はとても市場など開ける状況になかった。主人公は、娘を迎えに行くと再び正門で彼らの出迎えに遭う。そこで歓迎され、詰所へ案内されるのであった。
主人公はこの後ある石を貰い受ける。そして西へ旅立つ前、ある人物と遭遇。徐々に不穏な空気が漂い始める。

【良い点（箇条書き）】
・主人公も娘も実の母を失ってはいるが、とても明るく楽しい雰囲気で物語は進んでいく。
・子供を連れている雰囲気というのがとても良く出ている。
・光と影を持つ物語だと感じた。例えば、娘にも見せている部分と、大人だけの話など。伏線と感じる部分もあり、明るいだけではなくゾクリとする展開もある。
・冒険者と言うのは、依頼を受けてこなし信頼を得ていく職業だと思う。主人公は高ランクの冒険者であるが、奢ったところもなく人に好かれる印象。しかし物語が進むと人から恨まれているのでは？　と感じる展開もある。恐らく、赤子を引き取る前と後では大きな変化があったのではないだろうか？

【備考（補足）】13ページ目まで拝読
【見どころ】
物語は破壊の限りを尽くされたような集落跡地で、赤子を見つけた経緯から始まっていく。主人公は自分にその赤子を重ね、周りの反対を押し切って自分が育てることにした。冒頭での母の言葉には恐らく意味がある。その意味の伏線と感じる部分があるのは、もう少し後の方になるがこの少女には何か他の人間と違うものがあるようだ。それが何かは、読了部分ではまだ明かされてはいない。

この父娘に訪れるターニングポイントは、ある大きな町に向かったことだと思われる。ここで彼はある人物から、不思議な石をもらい受ける。そしてその名前には深い意味があった。何故、その石にその名がつけられたのか。どのように作用するのかは、この時点ではまだ謎だ。彼らが目指しているのは西であり、この町を出発する頃には、不穏な空気を感じ取ることがきる。ここからが、彼らに訪れる試練の始まりなのだと思える。その石は彼らにとって幸運をもたらすものなのだろうか？　主人公の旅の目的とは？
あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか？　彼らの旅の結末をその目で是非確かめてみてくださいね。お奨めです。

[良い点]
優しい出だしから過酷な現実へ。その子には壮絶な人生が待っていそうな予感がしますが、最後はハッピーエンドだといいですね。

[良い点]
第1章まで読ませていただきました。
ダークファンタジーということだったのですが、リアリティが高くて納得させられました。初投稿でこのクオリティは味があって素敵な小説だなと思いました。
[一言]
僕もダークファンタジーを書いてますんで、参考にさせていただきます。
読ませていただきありがとうございました。

[良い点]
　これが初投稿ということでしたが、文章はしっかりしています。読んでいて引っかかりを覚える箇所はなく、かなり読みやすい部類だと思います。
　孤児になった少女と、保護した男の描写から入り、一息に１０年後まで飛ばす構成も、舞台が整うのが早いうえわかりやすいので素晴らしいですね。

[一言]
読ませていただきました！ダークファンタジーという肩書に相応しく重厚感ある世界観がとても魅力的でした。またダークといっても全体像で見れば極端に重すぎず、ヘレナの明るいキャラクター性がより彩りを与えていてとてもバランスの取れた物語だと思いました。機会があればまた続きを読みたいと思います！

[良い点]
幼い娘を連れて二人旅……しかしダークファンタジーだから、文章の端々に感じられる暗さがいいですね。
娘と話してるオスカーと冒険者としてのオスカーの対比もいいです。
あと純粋にヘレナちゃんが健気で可愛い。本当にいい子。オスカーの教育の賜物でしょうか。

文章も一話自体が短いのでテンポ良く読めますし、設定が結構練り込まれているのでボリュームがあってよかったです。
こういうダークファンタジーが好きな私にとっては楽しく読めました。
[一言]
Twitterから来ました。
時間があれば、また続きを読もうと思います。
オリジナル版と再編集版の二つがありましたが、悩んだ結果こっちを読むことにしました。面白かったです！

更新頑張ってくださいね！

[良い点]
面白かったですね。オスカーとヘレナの絡みが本当の家族のようでいて、とても良かったです。また、オスカーの戦い方もかっこいいものがありました。短いのでサクサク読むことが出来るのは良かったです。分かりやすい描写が多く、小説を書くのが上手いと感じました。
[一言]
これからも頑張ってください。応援してます！

今回は面白い小説を読ませていただき、ありがとうございました。

[気になる点]
登場人物・世界解説及び天主教についての解説は、遺すのであればプロローグの前、もしくは話を削除して、語りなどで紹介するのがいいと思います。１章終盤、２章の２話目という微妙な位置にあるので。
私も以前は登場人物紹介を書いていましたが、アドバイスをいただいて、説明は話の中で自然と頭に入れてもらえるような書き方をしています。また、登場人物はそこまで多くないので、残すのであれば世界解説・天主教についての解説　でいいと思います。

[気になる点]
あんまり人のこと言えないですけど、１話１話が短い気がしますね。個人的な話になってしまいますが、正門と詰所は１話でまとめて大丈夫だと思います。
[一言]
読ませていただきました。
父娘を描いた物語はたまに読んだことがありますが、いい意味でのテンプレに沿っていて面白く、画像があることで世界観がわかりやすかったです。読んでいるとなんだか微笑ましい気分になってきますね！

これからも頑張ってください！

[良い点]
大烏、最新話まで拝読させて頂きました♪
まずですが率直に感想を述べさせて頂きますと……


やっべぇ、僕の性癖どストライク！
このファンタジー煮込んで尊さ抽出液ぶち込んだような作風がビビっと来ました！！

ファンタジー世界の旅ものらしく冒険でのほのぼのあり、迫力ある戦闘描写ありのストーリーが王道な面白さと飽きない楽しさがマッチしてました♡

そして何よりヘレナちゃん、可愛い過ぎる！！
めっっっっっちゃ良い子！こんな良い子に育ってよかった……みんなにも愛されてて幸せそうなのが尚素晴らしい！


そしてオスカーも、『娘いたの！？』って反応されてる度に嬉しそうな顔してるイメージが頭の中に湧いて来ました。

父娘揃って可愛い！2人とも推せる！！(*≧∀≦*)
[気になる点]
細部に至るまでの設定と国や組織、地図に至るまでの構想がある事が非常に驚きました！

設定厨作家としては、かなりの萌えポイントでした(謎のクリーンヒット)
[一言]
今回、本当は途中で感想を送ろうとしたのですが面白過ぎて最新話まで読んでから送らせて頂きました♪
今後とも大烏を読ませて頂きたいと思います(*≧∀≦*)ノ

この度は企画に送って下さりありがとうございました。

そして最後に……



僕の推しはマリアさんだ！！(´；ω；｀)

可愛い、ボクっ娘、エルフ！！！そして両立する母親属性とおばあちゃん属性、最高♡♡♡

マ゛リ゛ア゛マ゛マ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛！！！！！！(´TωT｀)