感想一覧

[良い点]
　極道の生き方として、共感できる部分がある。
親との縁は血よりも濃い。

　主人公は人の身でありながら、人間の魔王との呪縛を断ち切り、任侠道を貫く。種族の血、人である身を捨てても、ひたむきに稼業に生きる主人公の姿に感銘を受けた。　

[気になる点]
　興行の世界は、一筋縄には行かない。
多少の奇術や曲芸だけのトーシローが一年やそこらで頭角を顕すには、もう一捻りの設定が必要に感じた。

　妖精の親分が、興行界にどう言う影響力を持ち、どう言う渡世の流れに居るのか、そこを詰めると稼業がリアルになるとおもった。
[一言]
　今日び、本物の侠客ですら、盃を疎かにすると言うのに、一度ゲソ脱いだ一家に命を捧げるとは。こんな侠が令和にあるだろうか？

　任侠道に明るい勇者が居ても良いんだな、と認識を新たにした次第です。
　

[一言]
面白かった