エピソード21の感想一覧
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この話、創作者がぶつかるひとつの壁です。
対決シーンは盛り上がるのです、実際読んでいて、私もどっちが勝つのかな? と勝負の行方がとても気になりました。ですが、なんて言うか、とてもあっさり勝負が付いてしまっています。これは読んでいて拍子抜けもいいところです。なぜこんなあっさりなのか? それは恐らく、作者は結末を知っているからなのですよね。勝つのが決まっている、だからこれぐらいでいいだろうとなってしまうのは、創作者あるあるです。
ですが読者は熱きバトルをとても気にするのです、勝つか負けるか、なんならこの話は1票差であっても良かったと思います。
「一票差だと? ならばそちらのラディアさんのせいで私は負けたと言うのですか!」
「いえ、違いますよ。御社の社員の半分が僕を選んでいる、それは紛れもない事実です。それに動けない僕に変わって、ラディアさんにいろいろと話をするようお願いしていたのです。どちらの薬が商業的に良いか……をね」
「なんだ?」
「結果、全ての社員様に話が出来た訳ではありませんが、ラディアの話を一切聞こうとしない社員が数名いらしたそうです。そして、その社員は総じて貴方に投票している」
「なんでそんなことが分かるんだ!」
「お忘れですか? 僕のスキル〝薬識〟は、成分表を見ることができるのですよ? 同じ紙であっても触れた部分の皮脂、汚れ、そういったもので見分けることが出来るのです」
「なんだと……!」
「それを承知の上で、勝敗の結果をもう一度ご確認お願いします。半数が僕を支持している、これは紛れもない正々堂々といった勝負の結果なのではのいのですか?」
みたいに、もうひとひねりあると読者は驚き、喜びます。
さらに付け加えるとするならば、
「凄いですねハルガードさん! まさか紙の成分表まで覚えていたなんて!」
「覚えられる訳ないじゃん」
「え?」
「だって、薬識で見れる情報は僕しか見ることが出来ないんだ。あくまで僕はラディアの情報を信じたに過ぎないよ」
「そ、そうだったのですか……」
「ありがとう、ラディア」
なんてのもありだと思います☺️
対決シーンは盛り上がるのです、実際読んでいて、私もどっちが勝つのかな? と勝負の行方がとても気になりました。ですが、なんて言うか、とてもあっさり勝負が付いてしまっています。これは読んでいて拍子抜けもいいところです。なぜこんなあっさりなのか? それは恐らく、作者は結末を知っているからなのですよね。勝つのが決まっている、だからこれぐらいでいいだろうとなってしまうのは、創作者あるあるです。
ですが読者は熱きバトルをとても気にするのです、勝つか負けるか、なんならこの話は1票差であっても良かったと思います。
「一票差だと? ならばそちらのラディアさんのせいで私は負けたと言うのですか!」
「いえ、違いますよ。御社の社員の半分が僕を選んでいる、それは紛れもない事実です。それに動けない僕に変わって、ラディアさんにいろいろと話をするようお願いしていたのです。どちらの薬が商業的に良いか……をね」
「なんだ?」
「結果、全ての社員様に話が出来た訳ではありませんが、ラディアの話を一切聞こうとしない社員が数名いらしたそうです。そして、その社員は総じて貴方に投票している」
「なんでそんなことが分かるんだ!」
「お忘れですか? 僕のスキル〝薬識〟は、成分表を見ることができるのですよ? 同じ紙であっても触れた部分の皮脂、汚れ、そういったもので見分けることが出来るのです」
「なんだと……!」
「それを承知の上で、勝敗の結果をもう一度ご確認お願いします。半数が僕を支持している、これは紛れもない正々堂々といった勝負の結果なのではのいのですか?」
みたいに、もうひとひねりあると読者は驚き、喜びます。
さらに付け加えるとするならば、
「凄いですねハルガードさん! まさか紙の成分表まで覚えていたなんて!」
「覚えられる訳ないじゃん」
「え?」
「だって、薬識で見れる情報は僕しか見ることが出来ないんだ。あくまで僕はラディアの情報を信じたに過ぎないよ」
「そ、そうだったのですか……」
「ありがとう、ラディア」
なんてのもありだと思います☺️
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