エピソード65の感想一覧

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B章57話
// ……あれは……コスモゾーンか…… //

サイケルの『一時的に得た、本物の多角性を有する無意識』が、終着点を垣間見た。

神の視点。
形而上の観測。

第2幕9話
「今から、俺が、革命的なエボリューションを見せてやる。『この世界の純性質』が『決定論的カオス』から『オメガ無矛盾』へと変わる瞬間を……形而上の運命論的なソリューションに至るその瞬間を見せてやるから、ちゃんとそこで見ていやがれ!」


見返したら気づいたんですけど、センエース神話の方のサイケル戦で同じような表現が出てたからピンと来たんですが、ここは、形而上の運命論的なソリューションが繋がってそうな部分ですね、コスモゾーンのハッピーエンドに辿り着きたいという狂気の想い。
だけど、コスモゾーンのハッピーエンドじゃ足りなかった、それは無崎が証明している。イス無崎はコスモゾーンのトゥルーアンサーに辿り着いたが、それで解決ならセンエースに繋がらない。
パーフェクトコスモゾーンのトゥルーアンサーじゃないとどうしようもない領域で、そこに辿り着ける可能性があるのはセンエースだけ。

あと、革命的なエボリューション(進化、つまり神化の意味もある)も、ゼンドウの固有神化が、永劫革命神化(進化)なのも関係あると思う。
才藤が祈った結果、センエースと言う、パーフェクトトゥルーに辿り着ける、最後の砦にして希望が産まれたと考えると、その祈りの代償こそがゼンドウなのかもしれません。
それなら、悪鬼羅刹コールにゼンドウの影が見え隠れしてたり、ゼンドウがセンエースクラスの潜在能力を持つ理由になってますからね。
悪鬼羅刹は表裏一体。この概念はアリアギアスにもある概念ですから。

――才藤零児が憧れた、最高のヒーローを示す一文字――
――絶対なる終焉にして究極――  酒神終理について、
――全てを包み込む光―― ゼノリカや、メギドグリムアーツ、セイバーゼノリカレント(異なる循環)について。
――たった一つの希望―― おそらくセレナーデ主人公関連、あとは、ラグガキのCOSMOZONEのZONEが関わってきそう。
最終的に、??????がセンエースにたくした可能性が関わってくるのやも。銀の鍵じゃこの辺は完全にセレナーデ案件。

センエース系統の話は掘れば掘るほど味が出てくるのがヤバいぜ。
大変失礼しました!
返信が、とても遅れてしまいました!!
「コスモゾーンのハッピーエンドに辿り着きたいという狂気の想い」

……これは、たぶん、生命すべての願い。
生命の起源であり、演算の中心である概念が、願いを叫んでいる。
これこそが、生命の中にあるたった一つの希望……のように、私には思える。

祈りの代償としてのゼンドウ……
ゼンドウはゼンドウで、やばいけれど、ある意味でとても純粋であるようにも思える。良いか悪いかはおいておいて、純粋であるかどうかだけで言えば……最高クラスの純度を誇っているように思える。
だからこそ危うい。
ピュア、イノセンス……聞こえはいいけれど、なんだかんだ、一番怖いものかもしれない。
センエースは、そういう意味で、純粋じゃない。矛盾と不純の集合体。
だからこそ……届き得る何かがあるような気もしないでもない……


とても素晴らしい考察をしていただけたのに、感想に気づくのが遅れてしまい、本当に申し訳ありません<m(__)m>

「今から、俺が、革命的なエボリューションを見せてやる。『この世界の純性質』が『決定論的カオス』から『オメガ無矛盾』へと変わる瞬間を……形而上の運命論的なソリューションに至るその瞬間を見せてやるから、ちゃんとそこで見ていやがれ!」

この部分は、一見難解な表現で分かり辛いですが、実の所、物凄く重たい覚悟が積まれているシーンですね。
革命的なエボリューションは革命進化の事、ここで指されている革命とは恐らくエネルギー問題の事。
センエースの世界のエネルギー問題の革命は必須、故にエネルギー問題の改革への一歩、革命進化の一手を打つという零児君の覚悟が出ている。

『この世界の純性質』が『決定論的カオス』から『オメガ無矛盾』へと変わる瞬間
の部分も強い、センエース世界の運命は決まってバッドエンドだった。
ソルという混沌がすべてを喰らいつくす性質を越えられない現実を『決定論的カオス』と評し、オメガ無矛盾は、今は正確には分かりませんが、セレナーデでオメガがたどり着いた終焉の輪廻に対しての回答に繋がる何かなのでしょう。
それを超越する事が出来たのがセンエースで、オメガ無矛盾ですら残ったカオスすらどうにかしてしまったのがセンエース。
ここもセレナーデで新のエモさが出るところでしょう。

形而上の運命論的なソリューションに至るその瞬間。
この部分の重要な点は形而上と言う単語にありますね。
形而上とは形のない物や時間や空間に縛られない、つまり想像上の物やファンタジーなどの、物質世界ではありえないものを指す。
そして運命はセンエース世界では、隠れルビとしてハッピーエンドとバットエンドの二つのルビが降られているから、ここでの意味は零児君が言っている以上ハッピーエンドなんでしょう。
正確には今後セン君がこの世界の運命とどう決着をつけるかで変化しそうではありますけどね。
結局バッドエンドなのか、ハッピーエンドにたどり着くのか、すべてはセンエースにかかっている。
そういう話ですね。
ここは変動隠しルビと言う超高度な事をしているミリオンさんだからこそ深みが出てくるところ。
ソリューションには解決や溶液とと言う意味がある。
それだけではなく、ソルの響きと近かったり、アマルガメーション(アマルガムは水銀と他の金属の混合物という意味があり、水銀に他の金属が解けた溶液という意味もありそう)
後は、神D章85話でジャグリナ(九華十席の四席)が使った魔法にソリューション4と言うのがあるのも怪しい。
今回は解決と言う意味が前面に出ているが、裏設定ではここら辺の因子がわらわらしてるはず。

この部分の翻訳は、最有力候補は、空想上のハッピーエンド的な解決と言う、極めて強い意味になります。
だけど、形而上と言う単語が曲者で、物質世界の外側と言う意味があって、センエース世界の中には命の中にすべての世界が収まっているというとんでもがある以上、形而上と言う単語の意味がバグる可能性が高いですし、ほかにも、物質として存在していない外側という意味では、ここではないどこかとか、認知の領域外とか、認知の領域外の外側とかもそこに当てはまりますからね。
その他にも、例えば天童や才藤がセンエースにたくす前の執念の段階とかも、ソルがすべてを滅ぼして無になった、つまり、物質世界とかかけ離れているから、この時の二人は、ある意味で形而上の存在になったと言えなくもないです。

後は、この一節を、とことんマイナスに解釈した場合は、破壊衝動ソルによるバッドエンドの解決という意味にもなるのが怖い所。
認知の領域外の外側には、ソルの破壊衝動がいて、それこそ通常の世界に住んでいるものからしたら、創造主であり神である破壊衝動ソルは、形而上の存在と言えます。
時間や空間に縛られないという意味も、世界がヌルによって滅びた時の+-という、ソルの領域はどの時間でもない、つまり世界が滅びた瞬間だけは時間に縛られないという形而上の状態になっていたから、この状態は、破壊衝動ソルのいる世界と近いと考えれる。
ここで零児君がハッピーエンドにたどり着く鍵を見せたから何とかなったけど、そうでなければ世界は早急に破壊衝動ソルに飲み込まれていたと考えると、物凄く綱渡りな現状ですね。


「今から、俺が、革命的なエボリューションを見せてやる。『この世界の純性質』が『決定論的カオス』から『オメガ無矛盾』へと変わる瞬間を……形而上の運命論的なソリューションに至るその瞬間を見せてやるから、ちゃんとそこで見ていやがれ!」

……ぶっちゃけ、何言ってるか、わかんないっすねw
あまりにも、フワつきすぎているw

けど、お察しの通り、
その奥にある覚悟って、マジでやばかったりします。


この辺は、実のところ、「セレナーデへ続く想い」という形で昇華されていたりします。
うがった目でみれば、消化されている……とも言えるのが、この作品の怖いところですが。

零児が求めたものの先に、セレナーデでの絶望と切なさがあって……その終着点として、センエースという希望が咲いた……
みたいな感じに……なればいいなぁ、というのが、おそらく、コスモゾーンの願い……というか、皮算用……

だいぶ、いりくんでいる『夢』の先で、
誰が何を得るのか……



最終運命は、常に、バッドエンドしかない。
というのが、実のところ、世界の常識だったりします。基本的にはみんな忘れていることですけどね。
生命は、最後には死ぬし、地球は数十億年後には爆発するし、いつか宇宙は終焉を迎えるし……
全ての命にはバッドエンドしかない。

それが運命。
最終運命。
……ほんとにそうか?
――というカウンターを、ぶちこむ覚悟こそが、
運命にハッピーエンドをぶちこむこと。
現状では、机上論の夢物語、空想上のハッピーエンドに過ぎない、ありえない未来……

ただ、センエースなら、なんとかしてしまいそうな気がする……というのも、感情論的な事実だったりする。

センエースがたどり着く答えは、
この、「基本的に終わっている世界」で煌めくたった一つの希望……
だと、私なんかは思っているわけですが、
はたして、実際のところはどうでしょう(*´з`)

その答えを……クロゲワルダさんには、ぜひ、見届けていただきたい!
[一言]
ヒーロー見参って文字を見るだけで、心の奥でじわじわと熱が湧いてくるw
  • 投稿者: 椅子
  • 2020年 10月02日 00時23分
なんだか、すごく嬉しい御言葉です(*´▽`*)

「セリフだけ」でいうと、この作品の主役みたいなポジションの言葉で、
この言葉に価値がないと、作品全体がしまらなくなりますw

だから、そこに熱量を感じていただけて、
すごくうれしい!!

椅子さん、
いつも、いつも、うれしい御言葉、本当にありがとう!
[一言]
この戦いが終わった後に、何かしらの絶望が
才藤を襲いそうな気がしますね。才藤が、
センエースで持っていた死神の剣翼。あれは
恐らくは、白銀の剣翼が変化したもの、
とかでしょうから、それに至る過程が、
恐らくはあるはず。それこそが、恐らくは
才藤がセイバーリッチへと昇華するキッカケだと
思うんです。あるいは、セイバー化がキッカケで
死神の剣翼になるのか。
さすが、非常に勘がいいですねw


――最後に、才藤をおそう絶望、
それが、いかにヤバいのか、
それは、最後まで読んで確かめていただきたいと思いますw


才藤が所有していた死神の剣翼、
そこに至るための「伏線」は、
しっかりと、散りばめられておりますw

この作品を通じて、
私の「伏線力」が、ご理解いただけるかとw
私は、決して「風呂敷を広げるだけ」ではなく、
最後には、キチンと、完璧に、たたんでみせる、
というところをお見せしましょう(*´▽`*)


――ハードルを死ぬほど上げていくスタイル!!
[一言]
終理、剣翼をハッキングするつもりですかね。
センのDアイデンティティがハックされた時の
ような、セキュリティログみたいなのが
次話に来るのかもしれませんね。


才藤の「天に祈る」、大体は予想通りでしたね。
ヒーロー見参や、あのコールはここから来たのかと
思うと、感動的ですね。カッコいい。


もしかして、この「ヒーローなんてバカバカしい」
とか、「いい加減卒業すべき」とか、真G章の
セイバーリッチ(アンリミテッド)の、当初の言動に
似ていますね。確か、「聖なる死神とかクソださい」
とか言ってた気がしますし。これは、ミスターZ
こと終理を、才藤が受け継いだのか、託されたのか。
もしくは、憧れのヒーローの模倣なのか。
展開がきになるところですね。
剣翼のハッキングも、終理なら、できるでしょうねw
もし、コピられた場合、
閃光と英雄のダブルになるワケですねw
……強すぎるw

そうなったら、さすがにお手上げですねw
さて、そうなった時、
どんな対抗手段があるのか……


ここが、完全に、
ヒーロー見参のルーツかというと、
実は、また少し違うのですが、
「とても大事な分岐点」であることは間違いないですw


このとても大事なシーンを、かっこいいと思っていただけて、
心底、ホっとしておりますw
ここら辺のシーンをお見せしたかったから、
この「厄介な作品」を投稿した、みたいなところがあるのでw


「ミスターZ」という概念が、
のちにつながる大事な器であることは間違いないですw

さあ、ここからが、クライマックスのクライマックス!

この「厄介な作品」も、そろそろフィナーレ!


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