感想一覧
▽感想を書く感想絞り込み
[良い点]
相撲が良い!
[気になる点]
綺麗どころが~
[一言]
此処まで綺麗に纏めるとは思いもしなかった。物語としてもメリハリがついて、とても面白かった‼️(ドレスに廻しは思いもしなかった、慧眼)残念なところは只一つ、綺麗処が~!
相撲が良い!
[気になる点]
綺麗どころが~
[一言]
此処まで綺麗に纏めるとは思いもしなかった。物語としてもメリハリがついて、とても面白かった‼️(ドレスに廻しは思いもしなかった、慧眼)残念なところは只一つ、綺麗処が~!
エピソード44
[良い点]
令嬢物で爆笑したのは初めてです。
夢中で読んでしまいました。
はぁどすこいどすこい。は使い過ぎじゃないかな?
と途中で思ったのに、やっぱり笑ってしまいました。
やっぱり必要な、はぁどすこいどすこいでした。
楽しい物語をありがとうございました!
令嬢物で爆笑したのは初めてです。
夢中で読んでしまいました。
はぁどすこいどすこい。は使い過ぎじゃないかな?
と途中で思ったのに、やっぱり笑ってしまいました。
やっぱり必要な、はぁどすこいどすこいでした。
楽しい物語をありがとうございました!
[一言]
今さらですが書籍第1巻拝読しました
二巻目は書き下ろしでしょうか?
楽しみにお待ちしています
今さらですが書籍第1巻拝読しました
二巻目は書き下ろしでしょうか?
楽しみにお待ちしています
[良い点]
前から気になりつつ読みに来られなかったのですが、他サイトにて1話を読んだ事により辛抱たまらずほぼ一気読みしてしまいました。
力強くとんでも設定をこれでもかと真面目に押し通していく様は読んでいて気持ち良くスッキリとした気持ちで読了できました。
これが……相撲精神(スモウスピリット)!
ありがとうございました。ちゃんこが食べたいです。
前から気になりつつ読みに来られなかったのですが、他サイトにて1話を読んだ事により辛抱たまらずほぼ一気読みしてしまいました。
力強くとんでも設定をこれでもかと真面目に押し通していく様は読んでいて気持ち良くスッキリとした気持ちで読了できました。
これが……相撲精神(スモウスピリット)!
ありがとうございました。ちゃんこが食べたいです。
エピソード44
[一言]
コミカライズから此方を知りました。勢いのある文に一気に拝読させて戴きました。
パンナムの社長に総て持っていかれました。真夜中に噎せるほど笑った…(R-50指定?)。
コミカライズから此方を知りました。勢いのある文に一気に拝読させて戴きました。
パンナムの社長に総て持っていかれました。真夜中に噎せるほど笑った…(R-50指定?)。
エピソード21
[良い点]
番数も取り進みましたるところ、かたや、相撲令嬢、相撲令嬢、こなた、魔人、魔人。この相撲一番にて、千秋楽にござります
読み終えこの一作を総括できるような新しいものを考えてみました。この時間の方が、読んでいた時間よりよりずっと長くなってしまったが、結局見つかりませんでした。
最初から、何も変わらないのだから。
思想も使命も野心も栄光も。悲しい過去と焦がれた未来で土を盛り、それらをまとめて俵で括る。
そうして裸になった相撲取りが二人立ち合えば、あとは、その中でぶつかり合う。裸なのは体だけじゃない。魂もぶつけ合う。何も、ずっと、変わらない。電車道のように、それを貫き押し通してきた一作だったと改めて実感しました。
この作品における相撲は男児ホビーものの文法なんですよね。
どんだけ相手が偉かろうが人外の力を持とうが、文字通り「同じ土俵」に立ってくれるし、勝敗を受け入れる。
そして相撲は儀式みたいなものなので、作品の中心としてこれは変わらず、あとはどんなキャラが、何のために土俵に立つのか、マワシ一枚になって胸の内から何をさらけ出すのかが面白さ。
最終章でもそうです。いよいよアリアカ王城への帰還を果たし、ジョナス、ヤロミーラ、そして黒幕たるエアハルトの前に、フローチェたちは立つ。
かつて彼らに向けざるを得なかった背に、今はアデ吉がいる。アルヴィ王がいる。ユスチンも1万を超える弟子も。そして、覚悟したリジー王子がいる。
そうして相撲の三本勝負。一本目はリジー対ジョナスの兄弟対決。
乗馬服と木剣を携えたジョナスに対しリジーは裸にマワシを締める。幼い手に武器はない。だが相撲がある。薄い胸中に策はない。ただ心がある。
ぶつかる。相撲でぶつかる。心でぶつかる。兄へのかつての憧れと今の哀しみと決意でぶつかる
押し込む押し込む。リジーの心が兄の心にまで至ると、ジョナスもまた心を溢れさせぶつけてくる。
弟との生まれの差、そこから湧き出る暗い心、そしてそこに差したヤロミーラという光。
しかしリジーもまたそれに屈しない。正面から兄の哀しみを受け止め、そして打ち砕く。
元々ジョナス自身はリジーの補佐でも良いと認めていたし、殊更に正しさを強調する言葉の端々からも、今回の謀反は本人も迷いがあったのだろうなと感じさせます。
二番勝負はファラリス対ヤロミーラ。ギャグでさらりと流し、三本目はいよいよフローチェ対エアハルト。
ジョナスのようにエアハルトもまた、甲冑と武器を身に着けて土俵に上がる。だがそれは、エアハルトの心を覆う高慢と怯懦だ。
全てをさらけ出したエアハルトにマワシを付けながら、ユスチンたちはただ激励を送る。かつて自分たちがフローチェに立ち向かい、そして感じたことを敵であるエアハルトにも送る。
ここも一貫しておりました。この作品において相撲では敵ではあるけれど戦ではなく、神事でありスポーツでした。
だからたとえ敵であろうと、同じ土俵に立った者なら激励を送る。その力を認めあえる。そういう後味の良い相撲ばかりです。
大相撲令嬢の相撲道もまた続いていくようです。魔界ズモウやら書籍版のあとがきのZやらの続編を思わせる要素もあり、またコミカライズもこの間始まったばかりです。
この大巡業はまだまだ続いてくれそうで、次はどんな大勝負を見せてくれるのか今から楽しみです。相撲がアリアカに広まったこともあるので、フローチェ以外の相撲ももっと見てみたいですね。
(以前Twitterにて呟いたものを基にした文章です)
番数も取り進みましたるところ、かたや、相撲令嬢、相撲令嬢、こなた、魔人、魔人。この相撲一番にて、千秋楽にござります
読み終えこの一作を総括できるような新しいものを考えてみました。この時間の方が、読んでいた時間よりよりずっと長くなってしまったが、結局見つかりませんでした。
最初から、何も変わらないのだから。
思想も使命も野心も栄光も。悲しい過去と焦がれた未来で土を盛り、それらをまとめて俵で括る。
そうして裸になった相撲取りが二人立ち合えば、あとは、その中でぶつかり合う。裸なのは体だけじゃない。魂もぶつけ合う。何も、ずっと、変わらない。電車道のように、それを貫き押し通してきた一作だったと改めて実感しました。
この作品における相撲は男児ホビーものの文法なんですよね。
どんだけ相手が偉かろうが人外の力を持とうが、文字通り「同じ土俵」に立ってくれるし、勝敗を受け入れる。
そして相撲は儀式みたいなものなので、作品の中心としてこれは変わらず、あとはどんなキャラが、何のために土俵に立つのか、マワシ一枚になって胸の内から何をさらけ出すのかが面白さ。
最終章でもそうです。いよいよアリアカ王城への帰還を果たし、ジョナス、ヤロミーラ、そして黒幕たるエアハルトの前に、フローチェたちは立つ。
かつて彼らに向けざるを得なかった背に、今はアデ吉がいる。アルヴィ王がいる。ユスチンも1万を超える弟子も。そして、覚悟したリジー王子がいる。
そうして相撲の三本勝負。一本目はリジー対ジョナスの兄弟対決。
乗馬服と木剣を携えたジョナスに対しリジーは裸にマワシを締める。幼い手に武器はない。だが相撲がある。薄い胸中に策はない。ただ心がある。
ぶつかる。相撲でぶつかる。心でぶつかる。兄へのかつての憧れと今の哀しみと決意でぶつかる
押し込む押し込む。リジーの心が兄の心にまで至ると、ジョナスもまた心を溢れさせぶつけてくる。
弟との生まれの差、そこから湧き出る暗い心、そしてそこに差したヤロミーラという光。
しかしリジーもまたそれに屈しない。正面から兄の哀しみを受け止め、そして打ち砕く。
元々ジョナス自身はリジーの補佐でも良いと認めていたし、殊更に正しさを強調する言葉の端々からも、今回の謀反は本人も迷いがあったのだろうなと感じさせます。
二番勝負はファラリス対ヤロミーラ。ギャグでさらりと流し、三本目はいよいよフローチェ対エアハルト。
ジョナスのようにエアハルトもまた、甲冑と武器を身に着けて土俵に上がる。だがそれは、エアハルトの心を覆う高慢と怯懦だ。
全てをさらけ出したエアハルトにマワシを付けながら、ユスチンたちはただ激励を送る。かつて自分たちがフローチェに立ち向かい、そして感じたことを敵であるエアハルトにも送る。
ここも一貫しておりました。この作品において相撲では敵ではあるけれど戦ではなく、神事でありスポーツでした。
だからたとえ敵であろうと、同じ土俵に立った者なら激励を送る。その力を認めあえる。そういう後味の良い相撲ばかりです。
大相撲令嬢の相撲道もまた続いていくようです。魔界ズモウやら書籍版のあとがきのZやらの続編を思わせる要素もあり、またコミカライズもこの間始まったばかりです。
この大巡業はまだまだ続いてくれそうで、次はどんな大勝負を見せてくれるのか今から楽しみです。相撲がアリアカに広まったこともあるので、フローチェ以外の相撲ももっと見てみたいですね。
(以前Twitterにて呟いたものを基にした文章です)
エピソード44
[良い点]
皆聞かく、竜は中天の士なりと。若し此に比ぶ人有らむや。
我、聞るに、アリアカ国に相撲令嬢有り。フローチェと曰ふ。
相撲令嬢もいよいよ第三章。ここで一旦の目標である故郷のあるホッベルズにたどり着き、一万を超える弟子たちと共にちゃんこちゃんこ。これまで貰った材料大盤振る舞い。なれど1万。
材料も金も土俵に埋まっているからまた戦ってもらえばいい、とあっさり考えるフローチェは完全に戦闘民族、いや力士ですね。
そんなこんなで前半は砦攻略のための前準備だったり、そのための自軍の情報を明かしたりするが、一番の見どころは迷うリジーでしょう。
これまでの目的である「ホッベルズへ向かう(逃げる)」「砦に幽閉された王を奪還する」といった目的たちは、あくまで外的な環境、状況から生み出されたものでした。
そしてあれだけ自分にむごい仕打ちをした「兄を討つ」という目的すらも、心中から湧き出したものではありません。
そのため作中でも言われているよう”優しすぎる”リジーはそこに迷いが生じてしまっていました。
しかしここでフローチェの言葉が沁みます。
”「悪い事をした人は、誰かに罰せられるのを待っているのです。だからそれを見過ごすのは優しさではありません。無関心です」”
優しすぎるリジー王子。だがその優しさとはだれのため、何のための優しさなのか。
”「怒ってあげましょう。ジョナス王子を怒り、正道にもどす事ができるのは、リジー王子、あなた一人なのです」”
リジーのもつ優しさが、ここで兄を正すという目的に向くことで、これまでのように状況に流されるのではなく、初めて自分からこの道を歩むことができるようになりました。
この一歩は小さい。そしてまだフローチェをはじめとした、彼を守ってくれる大人たちの後ろにリジーはいます。
だがいずれ彼が守られた、告白でもヘタレる子供から大人になり、王としての器を完成させたとき、その歩みはアリアカ国民の未来に道拓くものになるでしょう。
そしていよいよ後半は幽閉された王を助けるため、ヴァリアン砦の攻略を開始する。
相手は国境を守る堅牢な砦と騎士一万。
砦を攻めるにはその倍以上の兵と攻城戦用の兵器、そして何よりかなりの時間が必要になるが――
”「横綱相撲で行きます。正門を正面突破します」”
やはり相撲。相撲は全てを解決する。
砦落とすにゃ投石機はいらぬ。相撲一人いれば良い。
”「せいっ、せいっ、せいっ! 超電磁三所攻め!!!」”
もう全部フローチェ一人で良いんじゃねえかな…
しかし砦の正門をぶち破ったその時、【聖戦】発動の合図になる。
ここでこれまで大活躍していた四股も、ヤロミーラの聖戦もまた聖騎士のため効果薄。
相対する聖と聖。地を揺らし風唸ろうとも尽きぬ聖騎士。
ここでやっぱ相撲一人じゃどうにもならねえ、としっかり戦力バランスとってくるのが個人的に好きですね。
この物語は相撲で数多の強者たちの高み、頂点に一人立つ方向に向いておらず、逆に相撲の輪を広め、共に土俵囲む仲間を生み出すようなシーンが多いので、一人だけですべてを解決しすぎてしまうとあまりに強者になりすぎてしまいます。
とはいえ絶体絶命の窮地に変わりなく。
迫りくる亡者のような聖騎士たち。フローチェたちが追い詰められる。聖、生、逝。
だがそこに光差す。愛と戦争の女神、フローレンスの登場。ここら辺はコメディな雰囲気で聖戦を終わらせつつ、聖女ヤロミーラや相撲令嬢フローチェたち誕生の秘密をサラッと解説。
まあ四股も技も土俵も通じない疑似的な不死の軍団相手に、フローチェの相撲がうっちゃりも見たくなかったと言えば嘘になりますが。
しかしエアハルトが言っていた”「格闘技では決して勝てない相手」”とはこのことなのか。
違います。赤いドラゴン降りてきました。
だがフローチェがやることは変わらない。
”「対巨獣用土俵召喚」”
魔法って便利だなあ。
土俵の上ではすべてが相撲取りであり、相撲で戦うことになる。
それはたとえ敵国の将軍でも、魔獣でも変わらない。
人に敵を割く爪はない。なれど相撲には大樹を揺るがすてっぽうがある。
人に地を覆う炎はない。なれど相撲には地を奔るすり足がある。
人に空を舞う翼はない。ならば、相撲には。
その右手、空をも投げる。掬い投げ。
これまでは相手を土俵入りさせてきたが、今度はこっちから相手の戦場(空中)に土俵入り、いや相手の戦場すらも土俵にしてしまう。徹頭徹尾相撲小説。
空で放った掬い投げで風巻き起こし、竜巻となって空へ。ZX穿孔キック理論。
そして同じ土俵に立てば、フローチェがやることは変わらない。地上だろうと空中だろうと、相撲をとるだけである。
格闘技では敵わない相手、竜を相手にも相撲で勝利したフローチェ。王は解放され、竜は人となり友となる。後腐れのない戦いは、やはり読後感が良い。
謀反の王子ジョナス、聖を剥奪されたヤロミーラ、そして怪しげな笑み浮かべたエアハルトが控える王城では、アリアカ崩壊の軋みが聞こえる。
そしてエアハルトの秘密と悲しみと、救いを求めるかすかな声が夜に吸い込まれる。いよいよ次は最終章。楽しみです。
(以前Twitterにて呟いたものを基にした文章です)
皆聞かく、竜は中天の士なりと。若し此に比ぶ人有らむや。
我、聞るに、アリアカ国に相撲令嬢有り。フローチェと曰ふ。
相撲令嬢もいよいよ第三章。ここで一旦の目標である故郷のあるホッベルズにたどり着き、一万を超える弟子たちと共にちゃんこちゃんこ。これまで貰った材料大盤振る舞い。なれど1万。
材料も金も土俵に埋まっているからまた戦ってもらえばいい、とあっさり考えるフローチェは完全に戦闘民族、いや力士ですね。
そんなこんなで前半は砦攻略のための前準備だったり、そのための自軍の情報を明かしたりするが、一番の見どころは迷うリジーでしょう。
これまでの目的である「ホッベルズへ向かう(逃げる)」「砦に幽閉された王を奪還する」といった目的たちは、あくまで外的な環境、状況から生み出されたものでした。
そしてあれだけ自分にむごい仕打ちをした「兄を討つ」という目的すらも、心中から湧き出したものではありません。
そのため作中でも言われているよう”優しすぎる”リジーはそこに迷いが生じてしまっていました。
しかしここでフローチェの言葉が沁みます。
”「悪い事をした人は、誰かに罰せられるのを待っているのです。だからそれを見過ごすのは優しさではありません。無関心です」”
優しすぎるリジー王子。だがその優しさとはだれのため、何のための優しさなのか。
”「怒ってあげましょう。ジョナス王子を怒り、正道にもどす事ができるのは、リジー王子、あなた一人なのです」”
リジーのもつ優しさが、ここで兄を正すという目的に向くことで、これまでのように状況に流されるのではなく、初めて自分からこの道を歩むことができるようになりました。
この一歩は小さい。そしてまだフローチェをはじめとした、彼を守ってくれる大人たちの後ろにリジーはいます。
だがいずれ彼が守られた、告白でもヘタレる子供から大人になり、王としての器を完成させたとき、その歩みはアリアカ国民の未来に道拓くものになるでしょう。
そしていよいよ後半は幽閉された王を助けるため、ヴァリアン砦の攻略を開始する。
相手は国境を守る堅牢な砦と騎士一万。
砦を攻めるにはその倍以上の兵と攻城戦用の兵器、そして何よりかなりの時間が必要になるが――
”「横綱相撲で行きます。正門を正面突破します」”
やはり相撲。相撲は全てを解決する。
砦落とすにゃ投石機はいらぬ。相撲一人いれば良い。
”「せいっ、せいっ、せいっ! 超電磁三所攻め!!!」”
もう全部フローチェ一人で良いんじゃねえかな…
しかし砦の正門をぶち破ったその時、【聖戦】発動の合図になる。
ここでこれまで大活躍していた四股も、ヤロミーラの聖戦もまた聖騎士のため効果薄。
相対する聖と聖。地を揺らし風唸ろうとも尽きぬ聖騎士。
ここでやっぱ相撲一人じゃどうにもならねえ、としっかり戦力バランスとってくるのが個人的に好きですね。
この物語は相撲で数多の強者たちの高み、頂点に一人立つ方向に向いておらず、逆に相撲の輪を広め、共に土俵囲む仲間を生み出すようなシーンが多いので、一人だけですべてを解決しすぎてしまうとあまりに強者になりすぎてしまいます。
とはいえ絶体絶命の窮地に変わりなく。
迫りくる亡者のような聖騎士たち。フローチェたちが追い詰められる。聖、生、逝。
だがそこに光差す。愛と戦争の女神、フローレンスの登場。ここら辺はコメディな雰囲気で聖戦を終わらせつつ、聖女ヤロミーラや相撲令嬢フローチェたち誕生の秘密をサラッと解説。
まあ四股も技も土俵も通じない疑似的な不死の軍団相手に、フローチェの相撲がうっちゃりも見たくなかったと言えば嘘になりますが。
しかしエアハルトが言っていた”「格闘技では決して勝てない相手」”とはこのことなのか。
違います。赤いドラゴン降りてきました。
だがフローチェがやることは変わらない。
”「対巨獣用土俵召喚」”
魔法って便利だなあ。
土俵の上ではすべてが相撲取りであり、相撲で戦うことになる。
それはたとえ敵国の将軍でも、魔獣でも変わらない。
人に敵を割く爪はない。なれど相撲には大樹を揺るがすてっぽうがある。
人に地を覆う炎はない。なれど相撲には地を奔るすり足がある。
人に空を舞う翼はない。ならば、相撲には。
その右手、空をも投げる。掬い投げ。
これまでは相手を土俵入りさせてきたが、今度はこっちから相手の戦場(空中)に土俵入り、いや相手の戦場すらも土俵にしてしまう。徹頭徹尾相撲小説。
空で放った掬い投げで風巻き起こし、竜巻となって空へ。ZX穿孔キック理論。
そして同じ土俵に立てば、フローチェがやることは変わらない。地上だろうと空中だろうと、相撲をとるだけである。
格闘技では敵わない相手、竜を相手にも相撲で勝利したフローチェ。王は解放され、竜は人となり友となる。後腐れのない戦いは、やはり読後感が良い。
謀反の王子ジョナス、聖を剥奪されたヤロミーラ、そして怪しげな笑み浮かべたエアハルトが控える王城では、アリアカ崩壊の軋みが聞こえる。
そしてエアハルトの秘密と悲しみと、救いを求めるかすかな声が夜に吸い込まれる。いよいよ次は最終章。楽しみです。
(以前Twitterにて呟いたものを基にした文章です)
エピソード33
[良い点]
はぁどすこいどすこい。
[気になる点]
はぁどすこいどすこい。
[一言]
はぉどすこいどすこい。
はぁどすこいどすこい。
[気になる点]
はぁどすこいどすこい。
[一言]
はぉどすこいどすこい。
エピソード1
アキノリさんいらっしゃいませ(^^)
ごっちゃんですっ(*`н´*)
はぁどすこいどすこい。
ごっちゃんですっ(*`н´*)
はぁどすこいどすこい。
- 川獺右端
- 2021年 07月25日 00時36分
[良い点]
どもはじめまして羊です
影崎さんのコミカライズを見て
なんじゃこりゃ〜!
一気に読んでしまいました
さて、本屋に足を運びますか
どすこい
どもはじめまして羊です
影崎さんのコミカライズを見て
なんじゃこりゃ〜!
一気に読んでしまいました
さて、本屋に足を運びますか
どすこい
エピソード44
羊山羊さんいらっしゃいませ(^^)
おほめいただきごっちゃんですっ(*`н´*)
はぁどすこいどすこい。
ご感想ありがとうございました。
おほめいただきごっちゃんですっ(*`н´*)
はぁどすこいどすこい。
ご感想ありがとうございました。
- 川獺右端
- 2021年 07月24日 23時49分
― 感想を書く ―