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[良い点]
 科学音痴の自分でも楽しめました。架空小説も素晴らしかったです。
[一言]
 IF歴史でも宇宙には行けないポーランド...
  • 投稿者: 山下
  • 2021年 02月20日 01時07分
お読み頂き有難うございます。
ポーランドのロケット開発のくだりはほぼ史実通りで、但しレムは同じ街で住んでいながらロケット開発には関与していなかったようです。史実では観測ロケットは更なる大型化を望んだところでソ連からの横槍で潰されてしまいました。
エジプトの宇宙開発は史実ではゼンガーらドイツ人らを中心に進められ、1962年には中東最初の弾道ミサイルを開発しています。その後イスラエルの干渉でドイツ人らはエジプトから退去することになり、弾道ミサイルは性能が向上ぜず、最終的にはエジプトはソ連からスカッドミサイルを導入しました。エジプトはその後スカッドミサイルをコピー生産しようとしましたがイスラエルの干渉で放棄し、しかしその時に北朝鮮に持ち出された技術資料が北朝鮮のスカッドミサイル技術の始まりだと言われています。
[良い点]
民族主義が覇権を取り、ポグロムの嵐が吹き荒れる架空の独立ウクライナ(実質ドイツの衛星国)を舞台に濃ゆいメンツでロケットの話をするという舞台仕かけに圧倒されました。
おまけにレムの架空短編まで登場して脱帽です。

そして苦い読後感。

大変結構なお手前でした。
[一言]
この世界の人はアシモフほぼ読めないんだなぁ、と思うとファウンデーションに手を出そうかという気になりました。
感想ありがとうごさいます。
作中世界のアシモフは死後経歴が明らかになって、コードウェイナー・スミスと同じ枠に分類されるのでしょう。一方レムはサイバネティクスへの興味を維持し続け、晩年にサイバーパンク作家にしれっと混じったりもするかも知れません。
[良い点]
雰囲気が匂い立つ、というか濃い!
初っ端から格が違うな、と。

あとは個人的な好みで恐縮ですが、技術的なことをわかりやすく書く、というお手本だったこと。
点火プラウのところや、Gの説明とか、へえーって口にでていたり。
[一言]
こういっては恐縮ですが、後書きの蘊蓄を大変興味深く読ませていただきました。
Rockets and Peopleなんて知りませんでした(汗
いやあ、すごかった。
  • 投稿者: トトノ
  • 2020年 11月08日 08時50分
Rockets and Peopleは英訳が無償で全て読めることもあり、もっと知られて良い本だと思っています。Vol,3も良いのですが、お勧めはVol,2です。黎明期に付き物の面白エピソードで一杯で、冷戦時代に囁かれた噂の大半が嘘であったことが判明するばかりか、事実の方がずっと面白いという稀有の書です。
[良い点]
こういう種類の歴史if作品はなかなか見ないので、
新鮮な驚きが。
  • 投稿者: kazu
  • 2020年 09月12日 20時09分
好きなように書いたせいで、ジャンルを決めるのに迷った作品になりました。レムとアシモフがコンビを組む話は昔から構想を持っていたのですが、改めて当時のSFを読むと古くて、到達しなかった別の世界、時間軸の歴史IFの感があります。当時のテクノロジー観が新鮮ですね。
[一言]
物心ついてより40数年間ずっと“アスタウンディング・ストーリーズ”と思い込んでました……
  • 投稿者: 臨川庵
  • 2020年 08月29日 01時58分
追記:書き貯めの他のところでは正しく書いていました。そもそも記憶がふにゃふにゃだった模様。
ずっと間違えていたのはこちらでした……
修正しました。
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