感想一覧

情報ありがとうございます。
安易なピル推進派が白い目で見られることも、ピルの普及が進まない一因かもしれませんね。

日本は島国であり外国とはかなり違う部分があります。かつてはアメリカに追い付け追い越せと経済成長したものですが、そのメリットを享受した後、見過ごしてきたデメリットの部分が今の日本を蝕んでいるように感じます。

これまでイヤなものを目にしてきたことから、安易な日本スゴイ、日本の民度は世界一、というのにカチンと来ます。冷静に情報を判断するのは難しいものです。

ホルモン剤の問題については、海外からの輸入牛肉などに肥育ホルモン使用肉かホルモンフリーの表示を義務付けて欲しいところです。

日本国内での基準を無視した石炭火力発電所をインドネシアにつくろうとしたことから、日本は環境汚染推進国と見られています。
また、日本の鰹節などがイタリアから安全基準を満たしていないと輸入禁止措置を受けています。

日本は食の安全について本気で取り組んだ方が良かろうと感じます。

売春の問題含め、性教育の充実をせねばならないのでしょう。貧困に性病の増加はこれである程度改善するのではないでしょうか。

また、未成年者が保護者無しでも就職できるようにするなど、制度を改める必要があると思います。未成年者が合法で働けるところが少なければ、生きていくために非合法に働くしか無くなってしまいます。

義務教育は草の根の意識改革が目的ではないか、と考えます。なのでＷＰＧのように現状、大人が解決できない問題を子供たちに考えてもらう教育の在り方が必要ではないかと思います。

黒井 陽斗　様の感想にホッとする思いです。
感想、ありがとうございます。

素晴らしい、いただきました。ありがとうございます。

＞性病や環境に関しての部分の考慮が全くない点。

情報を分かりやすく伝えるためにも、性病、環境、現行の日本の中絶、などは省きました。

コンドームは性病予防に役立つ、という人は多いですが、そのコンドームの普及している日本で梅毒が増加しています。

コンドームが性病予防に役立つ、というのが広まったのは、かつての薬害エイズのとき厚生省が薬害隠しに行ったプロパガンダの影響です。

これでコンドームは性病予防になる、と認知されました。しかし、性教育の足りない日本ではコンドームは避妊目的で使い、性病予防としての粘膜感染防止の使い方を知らない人が多いのではないでしょうか？

また、コンドームによる避妊の失敗で多いのが、正しい使い方を知らない、というものです。

近年、梅毒を含め性感染症が増加しています。

これは学校で義務教育のうちにコンドームの正しい使い方を性教育で教える必要があるのではないでしょうか。


環境汚染について。

ピルに含まれるホルモン薬が環境に深刻な被害を起こしています。

これについては、海外ではピルの利用者が多いことから生じた環境汚染ですが、薬という点で見れば日本も他人事ではありません。

この薬品による環境汚染とは。

①薬を飲む人が増えたこと。

②薬は全てが人の身体に吸収される訳では無く、大部分が尿とともに排出されること。

③現行の下水処理施設では、薬品などの化学物質を分解することができないこと。

薬を飲む人が増える程に水質が汚染されていくことになります。これはピル以外の薬品、抗うつ剤の成分を取った魚が臆病さを無くし、天敵に襲われても逃げないといった例があります。

日本ではガン患者、うつ病などが増え、また病院が患者に渡す薬も多いです。川や海に流れる化学物質がどれだけ増加しているのか。

気候変動や環境汚染に関心が薄く、安全基準についても甘い日本ではまだ問題になっていないだけで、キッチリと調べればどんな結果が出るかわかりません。
３人に１人がガンになる国では、川や海に流される抗がん剤も昔より大きく増加しています。

高血圧の薬を飲む人が増えることで、その薬品の成分が水に流され、魚や貝が低血圧になっているかもしれませんね。

薬品による環境汚染の対策は、薬品全ての販売を大きく制限し、新たな下水処理施設を作る必要があります。
ピルだけ制限しても薬品による環境汚染は解決しません。


＞貧困問題と避妊問題というのは切り分けて考えなければ、

まさしくその通りです。それができることが理想です。

しかし、貧困は待ってくれない現実の問題です。
私は子供の頃、親に売られそうになったことがあります。父の会社の経営が傾いたとき、株主の一人が欲しがったことから、人身売買されるところでした。

貧困対策は容易には進まず、何より日本では世界幸福度ランキングにおいて『他者への寛容さ』という寄付や募金、社会奉仕活動では92位と低迷する、不寛容社会です。

特別定額給付金は住所の無いホームレスには受け取ることが難しい制度です。

コロナ失業からホームレスになった人が受け取るのが最後になってしまう給付の仕方でした。

ホームレスの人は借金苦から逃げて住民票を移せない、家族とも音信不通になっている、と様々な事情があります。
身分証明書、住所、口座が必要な特別定額給付金は、本当に困ってる人に届きにくい制度です。

路上生活者やネットカフェ難民は住所が無く、給付金を受け取れないまま申請締め切りを迎えようとしています。

私は弱者と貧困を切り捨てる考え方の日本政府を批判します。

私はこれまで、排水を川に流す工場、修理品から回収した水銀を一般の燃えないゴミや燃えるゴミに混ぜて捨てる工場で働いてきました。
また、知らなかったとはいえ牛乳にカドミウムを混入するような製品を作る工場で働いてきました。
日本の環境対策は、遅れていることにも気づいていないのではないかと考えています。

このエッセイの足りない部分を考察していただき、ありがとうございます。


追記

欧米ではピルやＩＵＤで避妊、コンドームは性病対策と、使う目的が違うようですね。

豆知識としてお役に立てれば幸いです。
目を通していただきありがとうございます。

　内閣府調査によれば、無理やり性交などをされた経験のある女性は、13人に1人の割合でいます。

　また、性被害は、性暴力の知識がない人が被害者に向かって『それは性被害じゃない』と言って責めるなどの二次被害も多いです。

　緊急避妊薬の検討会で12人の委員のうち、女性はただ１人だけでした。これで女性の意見が通る検討会になっているのか、疑問視されています。

　日本でシングルマザーの貧困率をどうにかするには、国会議員の女性の比率を上げるようにするか、女性の総理大臣を立てるかが必要なのかもしれません。

　もしも男性が妊娠する社会であれば、ピルはバイアグラのように速く承認されていたかもしれませんね。

　自粛については、この自粛を利用して家庭菜園を始める、ソーラーパネルを調べて電気の自家発電を考えるなど、自給自足の比率を高めて経済に頼り過ぎないローコストライフを検討する人達が増えています。

　お金を使わない、お金を稼がないローコストライフは詐欺に騙される被害も少なくなるかもしれません。

緊急避妊の充実はイコール性暴力の肯定ですか、なるほど首を傾げる超理論ですね。

同じ薬で例えるならば、

抗がん剤が充実していなければガン患者は増加していないことになる？

抗うつ剤を販売しなければ、うつ病は存在しないことになる？

という理屈でしょうか？　この超理論を進めた先には、性暴力の被害者に、『閉じ籠って表に出てくるな、そうすれば被害者はいないから性暴力事件は無かったことになる』『被害者が名乗り出なければ事件は起きていない』というファシズムへと繋がりそうです。

緊急避妊が充実していようとしていなかろうと性暴力は現に在り、被害を軽減する手段を入手しやすくすることが、国民を守ることに繋がるのではないでしょうか。

理想的な思い込みという色眼鏡をかけて暮らすのは平和で平穏かもしれませんが。

かつて日本では餓死者を減らす為にいろいろな工夫をしました。そのなかには、

慢性的な栄養失調による内臓疾患による死亡は餓死では無く病死として数える。

飢えに耐えかねて障子や壁紙など食べられない物を口にして死亡した場合、餓死では無く中毒死として数える。

住むところが無く路上で死亡した者は餓死では無く凍死として数える。

と、死者の数えかたを変えることで餓死者を減らしました。

緊急避妊が充実していないから日本は性が乱れていない、というのはこの死者の数えかたと同じ、歪んだ統計の捉え方のように思えます。

実態を正しく把握しないことで問題は無いことにする、というのはどうかしてると思うのですが。

＞緊急避妊の充実より男性を教育する事が肝要である。

学習指導要領を変化し、男性を教育するにしても知識の普及には10年以上の時間がかかります。性教育がバッシングされる世論では何十年かかるかわかりません。

それまでの応急処置としての対策もまた必要でしょう。

大きな手術をする前に速く応急手当てをしなければいけないのに、大ケガをして血を流し寝転がる人に止血もしないで『どうすればケガをしなくてもすむのか？　それを教えてあげよう』と、親切に説教しているような、そんな奇妙さを感じます。

医療もガラパゴス化した日本は中絶もまた前時代的な掻爬法が主流ですからね。

国連が危険な手術法であり手動吸引法に切り替えるように推奨していますが、未だに日本は掻き出す掻爬法を行っています。

イギリスでは危険な掻爬法から吸引法に切り替え、アメリカも４％以下に減少しています。
しかし、日本の医療関係者は掻爬法と吸引法に安全性の違いは無い、と主張しています。

最新の医療機器は保険適用にならないため、経営の為に新しい技術は導入しない。この姿勢が日本の医療の進歩を阻む健康保険のデメリットです。

ノマの友人は血液検査キットの開発をしていました。
この血液検査キットは日本国内では販売ができませんでした。
承認が下りない理由を友人は、

「病院が検査の仕事を手放したくないからさ」

と、言っていました。
血液検査キットの導入が進んでいれば、病院に行かなくとも血液検査はでき、また従来の注射器を使った血液検査の採血量が100分の１から150分の１になります。

注射器などの医療廃棄物も減らすことにつながるのではないでしょうか。

しかし血液検査キットが普及すれば、病院は検査の仕事が減少し血液検査に関わる器材を販売する企業にも不利益をもたらします。

この新しい検査技術の導入を拒絶する姿勢が、コロナウィルスパンデミック下でのPCR検査の不足に繋がりました。日本の医療の検査も遅れています。

友人が開発に関わった血液検査キットは海外で販売され、日本製の血液検査キットは性能がいい、と高評価でした。

日本国内では販売できなかったのですが。

薬の安全については、ピルとよく比較される薬品にバイアグラがあります。
副作用で死亡者も出ているバイアグラですが、こちらは異例の速さで承認されました。

また、薬害エイズ、薬害イレッサなどは、副作用を隠蔽して承認するなど、日本は利益の関わる薬品はあっさりと承認されたりする薬害大国です。

ピルが日本で普及しない大きな要因のひとつが、ピルの販売が利益率が低いことにあります。

医療もまたビジネス。利益が出なければ続けていけません。
そのためエビデンスが不確かであるにも関わらず、見た目で効果がありそうな血液クレンジングといった治療法が利益率が高いと導入されます。

血液クレンジングは現代に甦った瀉血なのではないでしょうか。

金は命よりも重い、これを実践しているうちに既得権益を守る為に技術の進歩を拒絶し、世界の医療とは違う方向へと進んでいるのが日本の医療のようです。

現場で苦労する医療従事者と、必要な薬や検査へのアクセスが不便な患者のことを考慮する医療に修正するには、どうすればいいのか。解決策が思い付きません。

お褒めいただきありがとうございます。

避妊失敗率はパール指数を参考にしています。
また、パール指数は本来、パーセントで表記するものではありませんが、わかりやすさを優先しようとパーセント表記にしております。

こういったデータは、役所に置いても役所で行うサービスでは無いですし、病院に置いてアクセスしやすくなり、ピルの販売が増えると、婦人科は経営が悪化します。

なので役所や病院に置かれることは無いでしょう。

コンドームは避妊に役立ちますが、他の避妊法と比較すると意外に失敗率が高いです。

私は専門家ではありませんが、こういったことが興味を持って調べた人以外には知る人が少ないので、こうしてエッセイに投稿し人の目に触れることを期待しました。

目を通していただきありがとうございます。

お褒めいただきありがとうございます。

男性の避妊に対する意識は個人差が大きく、中には意識低い系も多いです。

女性が空気を読んだ結果に中絶に至る、これが日本の年間の中絶件数約18万件に繋がる要因のひとつなのでしょうね。
　
避妊を拒むことはＤＶに当たる、ということを認識する人はまだまだ少ないのでしょう。

個人的には言いたいことを気を使って相手に言えない時点で、そのお付き合いは考え直した方がいいのでは、と思いますが。

疑うことを悪とするのは強権者に都合のいい支配の構造です。これが改善できないことが、日本のイジメやパワハラなどにも繋がるのではないか、と考えています。

フランスでは三歳から「性に関する教育」を行います。この子供への性教育は性犯罪から身を守る方法を重視するもののようです。そのため、逃げること、助けを求めることも含めての性教育となっています。

女性が気を使った結果に自身を傷つけることになる、そんな男女の関係性を当たり前と思い込まずに見つめ直す時代なのかもしれません。

しかし、避妊をしない、という同調圧力を醸し出す男っていったい……、二人っきりなのに空気を読め、というのはどういうことなのでしょう？　一人で空気を作ってますか、その男って？

このエッセイ切っ掛けで、考えてもらいたい、調べてもらいたいと投稿しましたので、みみ様の感想にホッとしました。

感想ありがとうございます。

コンドームの理想的な使い方をした場合、避妊失敗率は２％です。

しかし、実際は正しい使い方を知らない人がいるために一般的なコンドームの避妊失敗率は18％に低下します。

また、避妊目的のコンドームの使い方と性病予防目的のコンドームの使い方の違いを知らない人もいます。

アダルトコンテンツが性教育の教材となっている時点で、国の教育の水準が低いことがわかります。

また、アダルトコンテンツでは性教育は学べません。

性教育とは、

人生におけるリスクの削減及び予防。例、若年での望まない妊娠の防止、性感染症の予防、強制結婚などの慣例に対する法知識。

性犯罪対策、性差別対策

LGBT差別言動への対策

男女平等の促進

これらを学ぶのが性教育の目的です。そのために客観的な情報と科学的な知識を学習します。社会、法律、医療、倫理、道徳、心理学、歴史、宗教などのあらゆる面から性の役割、在り方を学びます。

性行為教育を性教育と思い込む人が多い為に、そこから認識を改める性教育が必要ではないでしょうか。

日本にはピルの普及に反対する人達がいる、ということが理解できる感想欄となった模様です。

ピル反対派の動機の考察、ありがとうございます。大きくはこの二つなのでしょう。

細かいことを追加すれば、婦人科にとってピルは利益が少なく、ピルが普及し人工妊娠中絶が減少すれば経営が悪化するなど。

1960年代から始まった水子供養ビジネスも、中絶したことを気に病む人がいることで成り立つので、ピルが広まり中絶が減少すると市場が小さくなります。

コンドームが広まった理由には、コンドームは婦人科で販売していないことにもあります。
中絶ビジネスを婦人科が受け持つなら、その敵となる避妊ビジネスは内科が受け持つなど、分けることが必要になるのかもしれません。

性教育について。
日本の刑法では性的同意年齢は13歳です。
ということは、13歳までに自分の性に責任を持てるように性知識を得られる教育を義務教育の中に入れる必要がある、ということになります。

国連は2008年に日本に対し、性的同意年齢の引き上げを勧告する所見を採択しました。性暴力の被害当事者団体や支援団体も引き上げを求めていますが、2017年の刑法改正では変更されませんでした。

親が子に性教育を行うのが難しく、また親も性教育を受けてはおらず、教える知識が無いケースもあります。まさしく、家庭ごとに差が大きいところです。

富山県のように専門家を招き出張授業を行うのが良さそうですね。

女性に責任を負わせる割りには自衛する手段が少なくアクセスも不便です。

＞男性側はコンドーム、女性側はピル、それぞれが自分とパートナーの未来を守る手段があっても良いと思います。

おっしゃる通りです。このエッセイがちょっと考えてみる切っ掛けとなれば幸いです。

読み取っていただきありがとうございます。

外国人移住者を気にしたく無いのであれば、外国人移住者、外国人旅行者を国外に追い出し、オリンピックも中止にして鎖国するのもひとつの方法です。

しかし、世界に『おもてなし』と発信しオリンピックを誘致したのであれば、おもてなししなければならないのではないかと。