感想一覧

[良い点]
　エマとタクトの仲睦まじさがとてもいいですね。タクトを弟扱いするエマですが、その関係性の変化がこの物語の見所になっていました。
　心情そのものが直接描かれているときもありますが、多くは各人の描写から伝わるような演出が施されており、いろいろと想像しながら読み進めた次第です。心配や好意など、様々なエピソードを通じて気を揉みながら楽しませて頂きました。
　ブリジットが自分のことを好きだというタクトの言葉。〆の辺りでエマが弟について語った言葉。どちらも強く印象でした。よい心持ちで読み終えることができました。

　今後の活動を応援しております。

[良い点]
　すっきりまとまって終わったので、最後の方は一気に読めました。エマとタクトの日常に変化を入れて、精神的に成長させるところが良かったです。
ヴィオレットの森の幻想的な雰囲気が好き。
[気になる点]
　最初の方が、説明的で少し読みづらい気がします。あと、ホネストがエマの髪を持っていたことの意味と理由がわかりません。なんか記載ありましたっけ？　あったらごめんなさい。すぐに読み返してきます
(＞人＜;)
[一言]
　個人的には主人公カップルには、もっと世界を知ってほしいかも。まぁエマには物理的制限あるから無理かなぁ。
バンドーやホネストの掘り下げがもっとあるとよかったような。バンドーさん完全に背景と化してるし。

　ぶっちゃけてしまうと、いろいろ勿体ないなぁって思う要素はあります。いわゆる“素材は良いけど調理器具足りてない”みたいな。でも“素材は良い”んですよね、読んでて若干薄味だけどおいしい。
作者様の更なる向上に期待です。


　最後に。
いろいろ偉そうに言ってすいっませんでしたぁぁぁあ！！　面白かったでぇぇえす！！！（逃走しながら）