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[良い点]
読了しました。
箇条書きですが、ネタバレ込みの感想メモを。

1話:何度読んでも切れ味のするどい冒頭と、二転三転する状況。怒涛のように情報が明かされるのは強い。

2話:ミステリらしいそれぞれの思惑と事情。空気と化した真田。

3話:「10年の変化=同窓会」、10年前から変わらないというバイアスを利用した細かなガジェット。真田の嘘を中心に、タイトルと絡めた「猿芝居」がお気に入り。

4話:さらに動く状況。事件の内情と、ここまで物語の軸であった服部が死んだという情報を最後に持ってくる。強烈なヒキ。

5話:そして、ここでも真田の嘘。この辺りから、コメディミステリとしての色彩が強くなってきた印象。

6話:満を持しての服部の登場。ロシアの女性と駆け落ちでもして出てこないかと思ってた。

7話:バッドエンドともハッピーエンドとも言えないが、それでも服部の在り方が物語を明るくし、軽快な読後感を与えてくれる作品でした。
全員が関係者であり、舞台が1か所に集約しているので演劇的な印象もあります。

何だかんだ言いながら、男4人のバカやってる友情の物語なんだと思いました。形や立場は変わっても、そういう感じなのかなぁって。

[気になる点]
個人的には真田が信用できなくなりすぎたのが、良し悪しかも、と感じました。
ひっくり返すのはミステリの定石、常道ではありますが、多用するのはミステリ慣れしていない人にはキツいかなぁと。まぁ、それはそれでコメディとしての形になるので、やっぱり良し悪し、好みの問題かもしれません。
情報を隠すことと、嘘をつくのは似ていますけど読者に与える印象ってやっぱり違うので、難しい。
[一言]
ラストの〆は台詞締めで、ツッコミは読者任せのほうがキレイかも、と思いました。
  • 投稿者: 東雲藍
  • 2020年 12月29日 20時32分
ありがとうございます!ありがとうございます!
めちゃくちゃ丁寧に書いていただいて、しかも狙って書いたところばかりなので本当に嬉しいです。猿芝居とか、服部の再登場とか……。ありがとうございます……!

四人でバカをやる話、なんだかんだあっても友情は変わらないという話にしたくて、最後はビターエンドくらいになりましたが、個人的には気に入ってます。

やはり弱点は真田で、嘘つきであることが諸刃になってますよね……。書いた後も、自分がずっと気になってたところでした。もし今後直すとしたらここですね(直せるのか?)。
ひっくり返す数やバランスも本当に難しくて、今回は思い切ってやってみた、という感じでした。

ラストの締め、本当にめちゃくちゃ迷って、最後のセリフを書いては消し書いては消ししてたんですよ……。ここも本当に迷いました。

本当に安心感の高いというか、いつも通りのとても深い感想でした。届いてほしい方に届いて、もう思い残すことはありません。本当にありがとうございました!
[良い点]
全部読ませてもらいました!!
俺はサル山のボスになる。そのラストは意外と呆気ないものでしたが、そこに至るまでの裏切り、嘘、葛藤が細かく書かれていて、ハラハラしながら読みました。
特に印象的なのが真田の飄々とした態度と、呼吸するように出る嘘。本当なのか嘘なのか、読んでいるこちらも疑心暗鬼になるほど物語に没入してしまいましたw
そしてなんと言っても最後の「豚箱のボスになる。」上手すぎて「上手いっ」と実際に口に出して言ってしまいましたwそれほどまでに綺麗でまとまりのある文章だと私は思います!

最後に。書き出し祭りにて拝見して以来、続きを読めて内心ほっとしています。あのままで放っておくにはあまりにも生殺しだったものでw
とても楽しく読ませてもらいました。ありがとうございました。
わあ!!感想ありがとうございます!!

めちゃくちゃ褒めていただいて嬉しいです……。テーマが嘘みたいなものなので、その点については自分なりに頑張ったものですから、その点を突いてくださってとにかく嬉しいです!!

正直、書き出し祭りに出した時には続きなんて書く気はなかったのですが、続きを希望してくださる方がいらっしゃったので、こんなにありがたいことはないと思い、なんとか続きを捻りだしました……。祭り中に大急ぎで書いたこともあり、非常に駆け足でしたが、こんなにしっかり読んでいただけるなんて、感謝以外の言葉がありません。
真田なんて、こんな大嘘つきになる予定は全くなかったのです。勢いとは怖いものです。笑

すごく熱意がある感想をとても長く書いていただいて、本当に本当に嬉しいです。字書き辞めても悔いはないとすら思うくらい嬉しいです。本当に本当に、読んで下さって、また感想を下さって、ありがとうございました!
[良い点]
二転、三転、さらにさらに!
最後は落ち着くところに落ち着いて良かったです!

真に迫るような嘘と、冴え渡るツッコミと。
オチも良かった!!
わぁ……!!コメントありがとうございます!!
書き出しの時にはかなり飛ばしたものですから、この勢いのまま突っ走れるか、それだけが気がかりでした。ですが、2週間苦悩したこともあり、自分の全力を出した作品になったと思います。
ギャグも、シリアスな中に頑張って組み込んだので、目をつけていただいて嬉しいです!
オチは……、くだらないですが、実は自信があります笑

感想ありがとうございます。本当に本当に嬉しいです!
[良い点]
期待通り、最高でした。
すいすい読めて、もう終わり?って感じ。

小林、結構いい奴というか気の毒というか。主人公は完全に巻き込まれでしたけど、手柄は取れたかな。
真田は食えなかったなぁ。
服部は本当に服部でしたね!

どの登場人物もそれぞれの立場があって、それぞれに行動していて誰もが危うくてハラハラドキドキ。
だけど主人公のツッコミと、諦めもあるのか開き直っているようなあっけらかんとした会話、ところどころに差し込まれる高校時代との変わらなさが良かったです。
ラストの主人公のツッコミがいいオチでした。

面白かったです!
  • 投稿者: 遥彼方
  • 女性
  • 2020年 09月28日 09時54分
第一話だけ公開して、皆様の期待を上げてから書いた続編ですので、正直言ってとても緊張していました。ですので、こんなに褒めていただいて、舞い上がる心地です。
スイスイ読めるテンポの良さは強く意識したところですので、刺さっていただいてとても嬉しいです。

主人公は、巻き込まれたからこそ、最後にいい思いはしてもらわねば、と思いまして……。真田は、最初はこんなキャラではなかったんですが、とんでもないキャラになりました笑
服部は服部、最後に少し喋っただけのキャラに、こんな素晴らしい言葉をいただけるとは思いませんでした。とても嬉しいです。

レビューをいただいたのを拝見いたしました……。
産まれて初めてのレビューですし、しかもレビューの内容がとても濃くて優しくて完成度が高い……。
本当に本当にありがとうございます。
[良い点]
ほぼ三人だけの会話で、しかも場面転換もなく、ここまで楽しめるものだとは思っていませんでした!
真田ー!! 一番厄介でしたね(笑)

最後に服部が出てきて、しかもサル山のボスになるという発想は相変わらずで、すごく嬉しかったです!

シリアスな場面なのに、主人公の心の声で何度も笑わせてもらいました♪
とても面白かったです!
面白いと言っていただいて、物書き冥利に尽きます。
場面転換は減らして、最後に服部を出すという演出も苦労したので、そこに目をつけていただいてとても嬉しいです!
真田は、元はこんなキャラになるはずはなかったのですが、厄介なキャラになってもらいました笑

自分にはもったいないほどの嬉しい感想をありがとうございます!!
[良い点]
新しい事実が出るたびにクルックル立場がかわるテンポの良さが素敵!

[気になる点]
サル山のボスというより、服部はサルになりかけていたのでは。
[一言]
映画「キサラギ」とかお好きじゃありませんか?
密室会話劇とても楽しかったです。
感想ありがとうございます!
テンポの良さは、自分の強みとして意識していたので、その部分をおっしゃっていただいて非常に嬉しいです!
服部がサルになりかけている、まさにその通りです……笑

映画「キサラギ」、存じ上げませんでしたが、調べてみるととても面白そうですね……! 是非見たいと思います。
嬉しい感想、本当にありがとうございます!!
[良い点]
会話の軽妙さとくるくると変わっていく立場が面白かったです。
感想ありがとうございます……!!
会話の軽妙さと、たくさんの急展開、共に強く意識したところだったので、非常に嬉しいです。
本当にありがとうございます!
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