感想一覧

[良い点]
イジメ受けた人間にとって味方はいることはとても嬉しいことなのはよくわかります。
正直自分なら例え恩人であっても変わり果てた姿をありのままに受け入れないだろうと思います。
ですから変わり果ててなお、優しさと強さを捨てない彼女と彼女を愛し続けた彼はすごいなと思い、同時にそんな彼らだからこそ敵に回したくないなとも思いました。
どんな形であれ幸せならそれでいいのだろうと思います。

[一言]
拝読いたしました。ホラーは苦手なんですが、怖いもの見たさで最後まで。
独特の作風で、多分書き終えたときは満足感でいっぱいだったのではないかと感じました。
ストーリーの奇抜さと、主人公や登場人物の異常さもよく練られていると思いました。
本当にお疲れさまでした。

[一言]
読み終えたときのカタルシスというか、解放感のようなものが凄まじかったです。人によって捉え方は違うと思いますが、自分はとてもスッキリとしたハッピーエンドだと感じてしまいました。
序盤で「あいつ」の非道さをとことん表現したのがとても良かったのだと思います。
要徹さんの作品は他に「キュウソ」を読ませていただきましたが、個人的にはこちらの方が好みですね。あちらのオチも好きなんですけれど。
以上です。

[良い点]
暗くゆがんだ主観で描かれる世界、登場人物の大半がどこか病んだ感性を持っているのでぞくぞくしたものを感じながら読みました。
　背景が黒いのもその助けをしているようで。
　　
[気になる点]
　感性がずれている分、主観がゆがんでいる分、時々現実はどうなのか、どう見えるべきなのかが分からなくなる事があります。
　よくよく読んでいけば分かるのですが、たまに読み返す事がありました。

[一言]
　主人公が好きな女の子が出てきたときには、世界がぱっと開けた気がしましたね。
　異常な世界の中に、健全な個性が飛び込んで情報を整理してくれたからです。
　こういうキャラがたびたび現れれば、読み手としては助かります。

[一言]
タイトルからかけ離れたような始まりで、3まで読みました。

心臓がドキドキするような感覚です。面白いというか、胸に迫るというか、独特な感覚ですね。