感想一覧
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なろう外だと「語りかけてくる系」小説って呼ばれたりもするね、これに感情移入しやすいって人は詐欺とか誇大広告に注意した方が良い(笑)。
個人的には一人称で”説明”されると凄いもにょるんだよねー。
なろう外だと「語りかけてくる系」小説って呼ばれたりもするね、これに感情移入しやすいって人は詐欺とか誇大広告に注意した方が良い(笑)。
個人的には一人称で”説明”されると凄いもにょるんだよねー。
- 投稿者: 退会済み
- 2022年 09月01日 11時54分
管理
感想ありがとうございます。
自分もそうなので、お気持ちはよくわかります。
文章内でも軽く触れましたが、小説である以上、一人称形式でも説明はある程度は仕方ないとは思うんですけど……でも、あまりにも説明的というか、他人事な書き方の作品が目立つこと……
作中の登場人物が現実の読者に語りかけてくるような文章って、字面だけ見れば悪くはないはずなんですけどね? それだけ登場人物の感情が一人称で伝わるってことですし。
だけど実際、そんなことできてる作品は、まぁないです。
それメタフィクションで、しかも痛々しさが目立つのが……
これは自戒込みですが、もうちょっと、しれっと情報を伝えるような説明ができるようにならないと……
自分もそうなので、お気持ちはよくわかります。
文章内でも軽く触れましたが、小説である以上、一人称形式でも説明はある程度は仕方ないとは思うんですけど……でも、あまりにも説明的というか、他人事な書き方の作品が目立つこと……
作中の登場人物が現実の読者に語りかけてくるような文章って、字面だけ見れば悪くはないはずなんですけどね? それだけ登場人物の感情が一人称で伝わるってことですし。
だけど実際、そんなことできてる作品は、まぁないです。
それメタフィクションで、しかも痛々しさが目立つのが……
これは自戒込みですが、もうちょっと、しれっと情報を伝えるような説明ができるようにならないと……
- 風待月
- 2022年 09月02日 10時00分
[良い点]
『ダーティーペア』シリーズが未読なのは、ちょっと意外でした。(風待月さん好みだと思ってましたので)
一人称のお手本のような文体で書かれてますので、是非読んでみて下さい。(立ち読みで良いので(笑))
『ダーティーペア』シリーズが未読なのは、ちょっと意外でした。(風待月さん好みだと思ってましたので)
一人称のお手本のような文体で書かれてますので、是非読んでみて下さい。(立ち読みで良いので(笑))
[一言]
…あ。
放映中なんですね、『ダーティーペア』。
けど、映像では『一人称文体』は薄れちゃうと思うんです。
原作の文体、秀逸ですよ。
ちなみに、高千穂遥氏が『苦労した』ってのは、『ドルロイの嵐』と『ダーティーペアの大乱戦』です。
この2作、同じ事件の表裏なのですが、『ドルロイの嵐』ではそれなりに大団円で終わった筈なのが、『ダーティーペアの大乱戦』では裏話が出てきたり更なる事態が発生したりで、『やっぱりダーティーペアだ…』ってなってて、面白いですよー。
…あ。
放映中なんですね、『ダーティーペア』。
けど、映像では『一人称文体』は薄れちゃうと思うんです。
原作の文体、秀逸ですよ。
ちなみに、高千穂遥氏が『苦労した』ってのは、『ドルロイの嵐』と『ダーティーペアの大乱戦』です。
この2作、同じ事件の表裏なのですが、『ドルロイの嵐』ではそれなりに大団円で終わった筈なのが、『ダーティーペアの大乱戦』では裏話が出てきたり更なる事態が発生したりで、『やっぱりダーティーペアだ…』ってなってて、面白いですよー。
感想ありがとうございます。
あ。前回ハヤカワの原作版のこと、書くの忘れてた……
まぁ未読だからアニメ版で触れてるわけですが。
もっとも、やっぱり雰囲気違うだろうなとも思ってます。原作だと昔ながらの、バロウズとかのスペースファンタジーな雰囲気ありますけど、アニメだと描き方が明らかに違いますし。
あ。前回ハヤカワの原作版のこと、書くの忘れてた……
まぁ未読だからアニメ版で触れてるわけですが。
もっとも、やっぱり雰囲気違うだろうなとも思ってます。原作だと昔ながらの、バロウズとかのスペースファンタジーな雰囲気ありますけど、アニメだと描き方が明らかに違いますし。
- 風待月
- 2022年 02月15日 07時45分
[良い点]
『ダーティーペア』という作品をご存知でしょうか?
うん、SF作品にも造詣の深い 風待月さんなら、きっとご存知だと思います。
ラノベの嚆矢みたいな作品です。
あの作品こそ、一人称文体の名品だと思うんですよね。
作品は、終始主人公の片割れが読者へ語りかけるような形体で進みます。
それも、『親しい友人へ経緯を語るような口調で』です。
つまり。
一人称文体はモノローグでもレポーター形式でも、もちろん報告書でもなく、『他人に何が有ったかを伝えるような口調』が、本来あるべき形じゃないかなぁって、思うんですよね。
『ダーティーペア』は他にも、大切なことを教えています。
まずは『視点を一切ブラさない』。
全てがケイの視点、ケイの口調で語られます。
これ、凄く大事。
視点がコロコロ変わる文章なんてのは、文体として破綻してるってことです。
もう一つ、『語り手が知らないことは語られない』。
ケイ、主人公の片割れですから、事件の背景なんか知らない訳で。
だから、『その時点でケイが知らなかったが、都合上読者に与えなければならない情報』がある場合は、『あとから聞いた話』として、挿入されます。
これ、『現時点の報告』ではなく、『過去の事件を読者に語る』口調だからこそ破綻しない訳で。
…まぁ、高千穂氏、とある作品で それが原因で苦労しちゃった訳ですが、まぁ余談ですね(笑)
[一言]
…あたしね、『女性向けエロ小説』を書いたとき、気付いたら『ダーティーペア』に似た文体で書いてたんです。
ほとんど書き上げてから、自分がめっちゃ影響を受けてたんだなーと。
まぁそのエロ小説に限りませんが、話の途中で視点を変えちゃダメですね。
…あたしも、一話ごとに視点が切り変わる書き方はしますが…。
(ニューロマンサーの視点が変わる構成も、秀逸でした)
『ダーティーペア』という作品をご存知でしょうか?
うん、SF作品にも造詣の深い 風待月さんなら、きっとご存知だと思います。
ラノベの嚆矢みたいな作品です。
あの作品こそ、一人称文体の名品だと思うんですよね。
作品は、終始主人公の片割れが読者へ語りかけるような形体で進みます。
それも、『親しい友人へ経緯を語るような口調で』です。
つまり。
一人称文体はモノローグでもレポーター形式でも、もちろん報告書でもなく、『他人に何が有ったかを伝えるような口調』が、本来あるべき形じゃないかなぁって、思うんですよね。
『ダーティーペア』は他にも、大切なことを教えています。
まずは『視点を一切ブラさない』。
全てがケイの視点、ケイの口調で語られます。
これ、凄く大事。
視点がコロコロ変わる文章なんてのは、文体として破綻してるってことです。
もう一つ、『語り手が知らないことは語られない』。
ケイ、主人公の片割れですから、事件の背景なんか知らない訳で。
だから、『その時点でケイが知らなかったが、都合上読者に与えなければならない情報』がある場合は、『あとから聞いた話』として、挿入されます。
これ、『現時点の報告』ではなく、『過去の事件を読者に語る』口調だからこそ破綻しない訳で。
…まぁ、高千穂氏、とある作品で それが原因で苦労しちゃった訳ですが、まぁ余談ですね(笑)
[一言]
…あたしね、『女性向けエロ小説』を書いたとき、気付いたら『ダーティーペア』に似た文体で書いてたんです。
ほとんど書き上げてから、自分がめっちゃ影響を受けてたんだなーと。
まぁそのエロ小説に限りませんが、話の途中で視点を変えちゃダメですね。
…あたしも、一話ごとに視点が切り変わる書き方はしますが…。
(ニューロマンサーの視点が変わる構成も、秀逸でした)
こちらでも感想ありがとうございます。
『ダーティーペア』はちょうど今、サンライズのYoutubeチャンネルで無料放送してるので、それで追いかけてるところなのですよ。
個人的見解ですし、そればかりでないは理解してますが、名作が多いと思うのが、その書き方だと思っています。
バディものだったり、師弟ものだあったり。関係性は様々ですが、主役と主人公が違って双方いると、なかなか便利なのです。
『シャーロックホームズ』だって話のメインはホームズですけど、視点は基本ワトソンですし。
『ドラえもん』も、ドラえもん(の秘密道具)ありきでエピソードが作られてますけど、のび太視点でストーリーが作られています。
やはり役割分担すると、色々な意味で便利なんでしょう。
『ダーティーペア』はちょうど今、サンライズのYoutubeチャンネルで無料放送してるので、それで追いかけてるところなのですよ。
個人的見解ですし、そればかりでないは理解してますが、名作が多いと思うのが、その書き方だと思っています。
バディものだったり、師弟ものだあったり。関係性は様々ですが、主役と主人公が違って双方いると、なかなか便利なのです。
『シャーロックホームズ』だって話のメインはホームズですけど、視点は基本ワトソンですし。
『ドラえもん』も、ドラえもん(の秘密道具)ありきでエピソードが作られてますけど、のび太視点でストーリーが作られています。
やはり役割分担すると、色々な意味で便利なんでしょう。
- 風待月
- 2022年 02月13日 11時12分
[一言]
個人的に思う一人称小説のイメージは、報告書(レポート)と言うよりもう少し感情的な、例えるなら『人に見られることを想定してる日記(自動書記機能付き)』です。見られることを前程にしてるから、普通なら書かないような説明・情報も並行して書かれる(何なら死んだ人間の死に間際の想いも書かれる)し、けど自動書記(勝手に記録される)なので、その時の人物の考えがそのまま反映されるから勘違いも事実として書かれる(所謂信用ならない語り手)し、視点者が知らないことは書けない。
記述=視点者が思った時とするなら、本文事例の“全力疾走”、「よし学校行こう!」と思った時からの記述なら、「全力疾走する(=これから、と言う予定、未来)だし、走ってる最中からの始まりなら「全力疾走している(=現在、継続中)」だし、ぶつかる直前、もしくはぶつかった後の回想をイメージしているなら「全力疾走していた(=走行は終了しつつある過去)」となるかと。
別例としてバトルであれば、立ち合い時の構え(=まだ落ち着いて思考できる段階)なら「構えた」ですが、まさに攻防中、油断すれば負ける(「殴ろう→殴った」なんて余計なことを考える暇ない)時には、『思考と行動が自制として一致』してるので「殴る」、舐めプ状態など余裕があるので一工程毎に思考してる、あるいはそれによって戦闘が終わった(相手にあっさり躱されてそのまま反撃KOされた場合も含む)ので一息ついたところで志向が正常状態に戻ったので「殴った(殴りかかったのだが気づけば床に倒れていたのは俺だった)」になるかなぁ、と。
一人称で書いてる人がそこまで考えて時制を決めてるのかは怪しいですが。
一人称小説のメリットは「登場人物(語り部)の感情がダイレクトに書ける」そして「主人公の知識(知りえない知識は存在しないに等しいので、読者にもミスリードを誘発させやすい(所謂信頼できない語り手)」だと思います。
そうなると一人称小説に適するのはホラーや恋愛物なんかの「主人公の感情」が核になるもの。他のジャンルでもミステリーなら「主人公がその状況をどう考えたか(トリックそのものよりも推理の遍歴)を読ませたい」、ギャグなら「騒動に巻き込まれた“観客”」として読者の笑いポイントへの(同調)誘導、あるいは例文3のように「視点者の嗜好そのものが面白い」、バトル物なら、その時の心情、作戦がダイレクトに書かれる“ライブ感”と、作者が「その作品で重要としてるもの」がはっきりしてれば一人称小説は強い武器になると思います。
逆に言うと、「私は知らなかった。この裏で(この後)、〇〇が起きてた(起こる)なんて(←お前はエスパーか!?)」「この時、XXが内心怒ってたなんて知りようがなかった(←知りようがないこと知ってるって何?)」とか、「俺とアイツでは勘違いが起きていた(←勘違いがあると思ってるならその点について解消に動くだろ! そうじゃないならそもそも“勘違いしてる”と言う思考してねえよ!」 と言うツッコミ所の素になるような、“その時の視点の人物が知らないはずの情報”が書かれてたり、(三人称でもあり得ますが)「時は少し遡る」的に説明のための時系列の行ったり来たりが多いと、一人称の良さを消すようなことをしてると“素人感”を感じます。
作品で一人称であることを上手く使ってると思ったのは、昔のですが「矛盾都市TOKYO」、なろうだと無職転生あたりですかね?
矛盾都市は、設定と一人称のメリットをハイレベルで融合させてる(ただし、それにより難解になってて読者を選ぶものにもなってるし、完全把握には、雑誌時オマケの解説コーナーが欲しかったり。まぁこの作者自体が本文以上の設定を作った上で書くタイプだから、それが一人称ともなればさもありなん、ですが)し、無職転生は主人公以外の視点を三人称で書いてたりするので、純粋な一人称小説ではないですが、そのバランスや切替タイミングが上手いのが選出ポイント。
あとは最近のだと「探偵はもう、死んでいる」は、一人称のお手本(上記二作品が癖玉有りとするなら正統派)ですかね。映画だとシックスセンス。
個人的に思う一人称小説のイメージは、報告書(レポート)と言うよりもう少し感情的な、例えるなら『人に見られることを想定してる日記(自動書記機能付き)』です。見られることを前程にしてるから、普通なら書かないような説明・情報も並行して書かれる(何なら死んだ人間の死に間際の想いも書かれる)し、けど自動書記(勝手に記録される)なので、その時の人物の考えがそのまま反映されるから勘違いも事実として書かれる(所謂信用ならない語り手)し、視点者が知らないことは書けない。
記述=視点者が思った時とするなら、本文事例の“全力疾走”、「よし学校行こう!」と思った時からの記述なら、「全力疾走する(=これから、と言う予定、未来)だし、走ってる最中からの始まりなら「全力疾走している(=現在、継続中)」だし、ぶつかる直前、もしくはぶつかった後の回想をイメージしているなら「全力疾走していた(=走行は終了しつつある過去)」となるかと。
別例としてバトルであれば、立ち合い時の構え(=まだ落ち着いて思考できる段階)なら「構えた」ですが、まさに攻防中、油断すれば負ける(「殴ろう→殴った」なんて余計なことを考える暇ない)時には、『思考と行動が自制として一致』してるので「殴る」、舐めプ状態など余裕があるので一工程毎に思考してる、あるいはそれによって戦闘が終わった(相手にあっさり躱されてそのまま反撃KOされた場合も含む)ので一息ついたところで志向が正常状態に戻ったので「殴った(殴りかかったのだが気づけば床に倒れていたのは俺だった)」になるかなぁ、と。
一人称で書いてる人がそこまで考えて時制を決めてるのかは怪しいですが。
一人称小説のメリットは「登場人物(語り部)の感情がダイレクトに書ける」そして「主人公の知識(知りえない知識は存在しないに等しいので、読者にもミスリードを誘発させやすい(所謂信頼できない語り手)」だと思います。
そうなると一人称小説に適するのはホラーや恋愛物なんかの「主人公の感情」が核になるもの。他のジャンルでもミステリーなら「主人公がその状況をどう考えたか(トリックそのものよりも推理の遍歴)を読ませたい」、ギャグなら「騒動に巻き込まれた“観客”」として読者の笑いポイントへの(同調)誘導、あるいは例文3のように「視点者の嗜好そのものが面白い」、バトル物なら、その時の心情、作戦がダイレクトに書かれる“ライブ感”と、作者が「その作品で重要としてるもの」がはっきりしてれば一人称小説は強い武器になると思います。
逆に言うと、「私は知らなかった。この裏で(この後)、〇〇が起きてた(起こる)なんて(←お前はエスパーか!?)」「この時、XXが内心怒ってたなんて知りようがなかった(←知りようがないこと知ってるって何?)」とか、「俺とアイツでは勘違いが起きていた(←勘違いがあると思ってるならその点について解消に動くだろ! そうじゃないならそもそも“勘違いしてる”と言う思考してねえよ!」 と言うツッコミ所の素になるような、“その時の視点の人物が知らないはずの情報”が書かれてたり、(三人称でもあり得ますが)「時は少し遡る」的に説明のための時系列の行ったり来たりが多いと、一人称の良さを消すようなことをしてると“素人感”を感じます。
作品で一人称であることを上手く使ってると思ったのは、昔のですが「矛盾都市TOKYO」、なろうだと無職転生あたりですかね?
矛盾都市は、設定と一人称のメリットをハイレベルで融合させてる(ただし、それにより難解になってて読者を選ぶものにもなってるし、完全把握には、雑誌時オマケの解説コーナーが欲しかったり。まぁこの作者自体が本文以上の設定を作った上で書くタイプだから、それが一人称ともなればさもありなん、ですが)し、無職転生は主人公以外の視点を三人称で書いてたりするので、純粋な一人称小説ではないですが、そのバランスや切替タイミングが上手いのが選出ポイント。
あとは最近のだと「探偵はもう、死んでいる」は、一人称のお手本(上記二作品が癖玉有りとするなら正統派)ですかね。映画だとシックスセンス。
感想ありがとうございます。
川上稔の都市シリーズはいくつか読んでますが、『矛盾都市』は多分読んでいないです。
そして『探偵はもう、死んでいる』も読んでいない……
年代としてはちょっと古い都市シリーズの話が出たことで、スレイヤーズを思い出しました。
今では全然珍しくない一人称形式ラノベの雄で、リナ・インバースの視点でキチンと描かれていますけど、当時は人称形式のこと色々言われてたような記憶があります。
もう結局、この辺りはただ作品を何本も書くだけでなく、意識していろんな書き方を試した末でないと、作者は理解できないのかな、って気がしてます。
自分を含めて大半の人間は愚者だから、鉄血宰相の精神で経験で学ぶしかないのかと。
川上稔の都市シリーズはいくつか読んでますが、『矛盾都市』は多分読んでいないです。
そして『探偵はもう、死んでいる』も読んでいない……
年代としてはちょっと古い都市シリーズの話が出たことで、スレイヤーズを思い出しました。
今では全然珍しくない一人称形式ラノベの雄で、リナ・インバースの視点でキチンと描かれていますけど、当時は人称形式のこと色々言われてたような記憶があります。
もう結局、この辺りはただ作品を何本も書くだけでなく、意識していろんな書き方を試した末でないと、作者は理解できないのかな、って気がしてます。
自分を含めて大半の人間は愚者だから、鉄血宰相の精神で経験で学ぶしかないのかと。
- 風待月
- 2021年 09月10日 22時46分
[良い点]
私個人の考えなので、捨て置いて貰って結構ですが、
私は三人称では正確な描写と臨場感、立体的な構成のために詳細を細かく描く方が好きですが、一人称では逆に説明を極端に省いて、内面の感情を削り出すような、余分なものを削いで浮き上がる生々しさを表現されている方が好きですm(_ _)m
何が言いたいかというと、まさしく独白ですね、それも本人が隠したいと思っているような、生々しさを伴う、状況説明は補完的に最小限にして、詩情的な世界をつくり、其処に人間の感情を隆起させていく。
まぁ好みの問題なんで、例題に上がっていたどの表現でも読むんですけどね(笑)
私個人の考えなので、捨て置いて貰って結構ですが、
私は三人称では正確な描写と臨場感、立体的な構成のために詳細を細かく描く方が好きですが、一人称では逆に説明を極端に省いて、内面の感情を削り出すような、余分なものを削いで浮き上がる生々しさを表現されている方が好きですm(_ _)m
何が言いたいかというと、まさしく独白ですね、それも本人が隠したいと思っているような、生々しさを伴う、状況説明は補完的に最小限にして、詩情的な世界をつくり、其処に人間の感情を隆起させていく。
まぁ好みの問題なんで、例題に上がっていたどの表現でも読むんですけどね(笑)
感想ありがとうございます。
他の方から共感や納得が得ることできるであろうと思う書き方をしてますが、結局エッセイ内容は自分個人の意見ですけど。
ま〜、やはり自分は一人称形式で、作者と主人公が分離できてない文章はダメ出ししますね。
やっぱり作者の視点が混じると、主人公の内面から外れて俯瞰的な表現になりますから。一人称視点の長所を作者が自分で台無しにしてどーすんねんと思います。
それができないから自分が一人称形式で書かないのもあって、余計に『生々しさを選んだならちゃんと書けよ』と求めます。
他の方から共感や納得が得ることできるであろうと思う書き方をしてますが、結局エッセイ内容は自分個人の意見ですけど。
ま〜、やはり自分は一人称形式で、作者と主人公が分離できてない文章はダメ出ししますね。
やっぱり作者の視点が混じると、主人公の内面から外れて俯瞰的な表現になりますから。一人称視点の長所を作者が自分で台無しにしてどーすんねんと思います。
それができないから自分が一人称形式で書かないのもあって、余計に『生々しさを選んだならちゃんと書けよ』と求めます。
- 風待月
- 2021年 09月09日 09時03分
[一言]
一人称でも二人称でも三人称でも読みやすかったらいいと思うのですが、一人称だとたまに
「主人公が居る位置からこの現象は見えたっけ?」
「(他キャラクター)がこう思ったって、主人公超能力者かよ」
みたいに違和感があると読みにくいですね。
ただ、三人称でも、「誰が書いてるの?」は気になる時があります。神さまだとしたら、神さまどんだけひまなんだろう。
一人称でも二人称でも三人称でも読みやすかったらいいと思うのですが、一人称だとたまに
「主人公が居る位置からこの現象は見えたっけ?」
「(他キャラクター)がこう思ったって、主人公超能力者かよ」
みたいに違和感があると読みにくいですね。
ただ、三人称でも、「誰が書いてるの?」は気になる時があります。神さまだとしたら、神さまどんだけひまなんだろう。
- 投稿者: 弓良 十矢 No War
- 2021年 06月08日 10時50分
感想ありがとうございます。
三人称は確かにアバウトになりがちですね。
キャラの思考を書くのも賛否両論ありますし。
三人称は確かにアバウトになりがちですね。
キャラの思考を書くのも賛否両論ありますし。
- 風待月
- 2021年 06月08日 21時34分
[一言]
吾輩は猫であるを三人称で書かれていたらとても詰まらなくなりそう。誰に向けて、ではなく、誰の立場で、しか無いのではと思う。単に技量の問題では? そういう意味では最初の例文なんて悪意に塗れている気がする。この文を三人称にしても同じレベルの文章ならこりゃ駄目だ、になるのでは?
吾輩は猫であるを三人称で書かれていたらとても詰まらなくなりそう。誰に向けて、ではなく、誰の立場で、しか無いのではと思う。単に技量の問題では? そういう意味では最初の例文なんて悪意に塗れている気がする。この文を三人称にしても同じレベルの文章ならこりゃ駄目だ、になるのでは?
感想ありがとうございます。
まぁ、悪い見本を提示したいわけですから、例文に悪意がないとは口が裂けても言えませんが。
『誰の立場で』は、『誰に向けて』とワンセットですよ。
『誰の立場で』は語り手の問題、『誰に向けて』は聞き手の問題。言葉からして無関係だとは到底思えないでしょう?
ここらは物語論・ナラトロジーとして学術的に研究される分野で、自分はなんとなくの理解しかしていないので、ご興味があるなら専門の文献を参考されたほうがいいかと思いますが。
まぁ、悪い見本を提示したいわけですから、例文に悪意がないとは口が裂けても言えませんが。
『誰の立場で』は、『誰に向けて』とワンセットですよ。
『誰の立場で』は語り手の問題、『誰に向けて』は聞き手の問題。言葉からして無関係だとは到底思えないでしょう?
ここらは物語論・ナラトロジーとして学術的に研究される分野で、自分はなんとなくの理解しかしていないので、ご興味があるなら専門の文献を参考されたほうがいいかと思いますが。
- 風待月
- 2021年 01月04日 09時35分
[良い点]
リポーター形式笑えました、これはこれで読みたい。
[一言]
一人称って、三人称的に神様視点で世界を構築→主人公からどう見えるかを考えて→事象をいかに主人公っぽく表現するか。
と段階踏まないとかけないから結構大変なんですが楽だっていう人多いんですよねぇ。
リポーター形式笑えました、これはこれで読みたい。
[一言]
一人称って、三人称的に神様視点で世界を構築→主人公からどう見えるかを考えて→事象をいかに主人公っぽく表現するか。
と段階踏まないとかけないから結構大変なんですが楽だっていう人多いんですよねぇ。
- 投稿者: 退会済み
- 18歳~22歳
- 2020年 10月14日 08時09分
管理
感想ありがとうございます。
舞台とか映画の監督(全体を俯瞰)には、役者(個人の主観)を兼ねる人もいますけど、まぁ少数ですし。
演技力ないのに役者として語られても、って思いますし。
とはいえ、そんな作者でも、一人称形式は書けなくもないんですけど。
主人公と主役(語り手)が違う物語は、割と書きやすくなります。
シャーロック・ホームズやドラえもんなんて大御所がそのやり口ですけど、主人公を客観的視点で語るので、一人称形式文章でも三人称的な見方になるから、無理なく書けるんですけどね。
まぁ、無理して主人公を演じたい舞台監督ばっかりに見えてしまうので、聞く人いないアドバイスでしょうけど。
舞台とか映画の監督(全体を俯瞰)には、役者(個人の主観)を兼ねる人もいますけど、まぁ少数ですし。
演技力ないのに役者として語られても、って思いますし。
とはいえ、そんな作者でも、一人称形式は書けなくもないんですけど。
主人公と主役(語り手)が違う物語は、割と書きやすくなります。
シャーロック・ホームズやドラえもんなんて大御所がそのやり口ですけど、主人公を客観的視点で語るので、一人称形式文章でも三人称的な見方になるから、無理なく書けるんですけどね。
まぁ、無理して主人公を演じたい舞台監督ばっかりに見えてしまうので、聞く人いないアドバイスでしょうけど。
- 風待月
- 2020年 10月14日 20時22分
[良い点]
めちゃめちゃ面白かったですっ><
[一言]
私も常々、「一人称とは?」と思いながら各種の人称それぞれを追求して書いたりしているのです。これは私見になりますが、漫画、映画、テレビ、ネット動画などなど、映像作品が物語を学ぶ根源にある方たちが、ネイティブに、まったく違和感なく一人称だと思っている範囲に、二人称が含まれちゃってるんだと思うのです。
マンガだと、文化としてメタ発言という、読者に向けた発言とか、モノローグに突っ込むキャラとか、そういうのがあるじゃないですか。
そこまで含めて一人称だと認識してるから「俺は山田太郎。」とか書いちゃうのだと思うのです。これは一人称じゃなくて、二人称ですから。
めちゃめちゃ面白かったですっ><
[一言]
私も常々、「一人称とは?」と思いながら各種の人称それぞれを追求して書いたりしているのです。これは私見になりますが、漫画、映画、テレビ、ネット動画などなど、映像作品が物語を学ぶ根源にある方たちが、ネイティブに、まったく違和感なく一人称だと思っている範囲に、二人称が含まれちゃってるんだと思うのです。
マンガだと、文化としてメタ発言という、読者に向けた発言とか、モノローグに突っ込むキャラとか、そういうのがあるじゃないですか。
そこまで含めて一人称だと認識してるから「俺は山田太郎。」とか書いちゃうのだと思うのです。これは一人称じゃなくて、二人称ですから。
こちらでも感想ありがとうございます。
あ~! そうか!
そこまで考えが及んでいませんでした。
確かに冒頭自己紹介の背景は、語り手が『あなた』『諸君』といった読者を話し相手にしたもの。
だけど『あなたは○○となって、××で□□することになります』みたいに、作中での読者の立場を紹介しないから、二人称のことは欠片も考えませんでした。
いや、これは勉強になりました。ありがとうございます。
あ~! そうか!
そこまで考えが及んでいませんでした。
確かに冒頭自己紹介の背景は、語り手が『あなた』『諸君』といった読者を話し相手にしたもの。
だけど『あなたは○○となって、××で□□することになります』みたいに、作中での読者の立場を紹介しないから、二人称のことは欠片も考えませんでした。
いや、これは勉強になりました。ありがとうございます。
- 風待月
- 2020年 10月09日 20時44分
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