エピソード139の感想一覧

更新ありがとうございます。

商取引の法規制、公設市場による相場基準の提示、非兌換の信用通貨に保証を与える銀行（公的金融現業）全部無いですからねぇ。

まぁ選銭が出来る程度の「価値基準」を銭以外で定義して、それを「公認」すれば、発行者の信用に依存する債券、という型以外の手形決済が最低限出来るようになるから、その方向かな？
手形決済自体は古代からあるわけだし、基準価値の問題なんですよね。
孔明先生が迂闊に金本位とか兌換紙幣とかポロりしないか、心配かもしれない。

次回も楽しみにしております。

貨幣政策に正解なんてないようなもんだしなあ。
まぁこの時代の流通量だったら金銀利用が一番無難な気がする。この時代の中国の金銀事情ってどうなってんだろ。

因みに孔明先生の現代知識で経済問題の会話をすると全く意味が通じない可能性があります
(「経済」という言葉も明治時代に翻訳の為に作られた造語です)

いや、話が面倒になるから余計なツッコミなんですがね……

「小泉直一」ってなんだか人の名前みたいな布貨があったそうで。あと鑑真和上が運ばれた銅銭は「開元通宝」だったんでしょうか。

更新御疲れ様です。
更に暑くなりました。生存を御優先下さい。

貨幣は信用なり。そして狂気なり。
その信と狂気を誰が保証するのか…出来てもその時代の最新技術による偽造との鼬ごっこ。

そうだ五斗米道と米本位制を組み合わせた全く新しい貨幣経済とか如何でしょう(その眼は狂気に満ちていた)

よし！新通貨「支付宝」を発行しよう！

乱臣賊子王莽...
将来曹丕が同じ事すると思うと貨幣の事だけ恨んでて欲しいなぁ

　これは現代知識のある孔明先生の活躍できる場面じゃないかな。
　金貨銀貨も導入することで、銅貨の価値を銀貨や金貨が支える形にすれば、必要な銅は大いに減る。それで通貨価値は安定するし、貨幣預かり所を導入して貨幣を預かり、預り証を発行して現物と交換可能とすれば、市政に流通する現物貨幣の量も抑えられる。商人達は事実上の紙幣としても使うだろうね。

ぶっちゃけ通貨問題は今でも成功しているとは言えないしなぁ……。
立場が変われば貨幣の目的まで変わったりするし、思い付くのは小貨幣では無く大貨幣を用いて価値変動の少ない単位で統合を図る、くらいかなぁ……。

金銀銅といった鉱物資源が通貨の材料だと、どうしても枯渇のリスクがありますからね。それで紙切れをお金とする「紙幣」が登場しましたが、もはや物理的に存在してすらいない「電子マネー」なんて知ったら司馬懿たちは何て思うのでしょうかねぇ？