エピソード126の感想一覧

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[一言]
>そもそも一切日の光を浴びずに芽を出さなきゃいけないのに、出したら出したで日の光が必要って、結構特殊な環境だよな。
自然にそのような状態が発生しないかと言うと、そうでもありません。
秋に実を食べた獣が冬眠する事で、発芽まで日が当たらない条件をクリア出来ます。
春に獣が冬眠から覚めて種を含んだ糞をする事で種の周囲の温度が変わる事が発芽のトリガー。
獣が夜行性なら糞をするのも夜なので、発芽時には日光に当たりません。

発芽前に種に日が当たる=実が食べられなかった可能性が高い=元の植物の近くである可能性が高いので発芽しない、種の数が少ない=実を食べたのが小動物=移動範囲が狭い=元の植物の近くである可能性が高いので発芽しない、種の数が多い=実を食べたのが大型の動物=移動範囲が広い=元の植物の位置から離れている可能性が高いので発芽する、と条件を考えると植物の進化としては結構合理的で妥当だと思います。

魔力が周囲に有る方が良いとの事なので、夜行性で冬眠する大型魔獣が居る事で自然環境内で全ての条件を満たせます。



なお、何らかの要因で該当植物の生育範囲と該当する大型魔獣の生息範囲が重ならなくなっただけで新たな発芽が不可能になり、自然環境で絶滅します。
例えば、実が欲しい人間が大型魔獣を別の地域に追い払うとか、もっと強くて冬眠しない魔獣が生まれて縄張りを奪われるとかです。
また、該当する大型魔獣が絶滅した場合にもこの植物は絶滅します。
なので、作中のこの植物の状況は不思議ではありません。
  • 投稿者: 黒吉
  • 2022年 02月13日 08時36分
感想ありがとうございます。
植物の性質からここまで考察してくださったこと本当に感謝します。特に植物の進化については私も知らない部分があり、とても興味深いと感じました。
ただ、セオの近くにアダド森林などという大魔境があるため分かりづらいのですが、夜行性で冬眠する大型魔獣が生息する地域はとても少ないです。植物を食べる大型魔獣がそもそも大魔境くらいにしか存在しないためです(裏設定です。すみません)。セオはそこも含めて特殊といいました。(分かりづらくてすみません)
ですが、一応ある程度設定は考えているとはいえ、ここまで考察してくださったこと、本当に感謝します。
作者名の通り私は知らないことが多いため、今後無知による設定ミスがあったりしますのでその時は遠慮くなく指摘をしてくださると助かります。(今回、詳細な設定書を読み直すまであれ?と思っていたため)
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