感想一覧

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[良い点]
朱に交われば赤く染まる。
周りの人間関係が変われば人は変わってしまうものですね。
いい感じで絶望感と狂気が伝わってきて非常に面白かったです。
[気になる点]
ヒロイン視点で心情の変化が分かれば更に感情移入出来て良いと思います。パラレルワールドでその辺も期待してます。
[一言]
もし主人公がピンチのヒロインを助けに行ってれば、またヒーローに返り咲けたんじゃないかと。酷い自作自演ですがそのルートも主人公の歪みが感じ取れていいなぁと個人的には思います。
お読みくださりありがとうございます。
そして励みになるお褒めの言葉、本当にありがとうございます。

>気になる点
はい、今回のテーマではなかったので本編としては割愛しましたが
実際は彼女にも16年間の生涯で思ったところや人間としての長所は
あるはずですし、(無論、今作では役柄的に主張すべきではないですが)
次の登場機会にはそういったところも掘り下げ、あるいは
甘く優しい世界で育てば、どんな子になるのか見てみたいとも思っています。

実は個人的に七瀬は(作中でやったことは間違いなく悪ですが)
調子に乗りやすいだけの若い頃の自分に近い子だとは思っているのですよね。
というより七瀬と同じ状況なら相当数の人が同じようになるかもとは思っていました。

>一言
あ、そのルートは正直想定していませんでしたっ!
(普通に考えると返り討ちにあいそうですが警察を連れて行くとか
手はなくはないですね……)
私以上に面白い&闇の深いネタをさらりと思いつく朔太郎さん、素敵です!
  • 泰山
  • 2020年 10月17日 00時24分
[一言]
NTR2というコミックをなんか思い出した。
壊れた人間は、結局どうしようもないのかな。ただ、愛がなくなったから娘を売ったわけで、愛しつつも衝動を抑えきれなくなって娘を凌辱させるよりも、まだ普通(?)なのかな。

一切手を出さずに、ただゆっくりと殺していく、というのはまあマニアックですね。
お読みくださりありがとうございます。

NTR2というコミックは全然知らなかったのですが……話を聞いてちょっと調べてみようかなと思ってしまいました。
七瀬が高校生活のなかで壊されたように、英雄もまた、スナッフビデオのせいで壊れていったのでしょうね。

愛がなくなったというべきか、「愛を信じることができなくなった」からより安易な方法で父親への愛を確認しようとした(そしてそれを自覚できなかった)というべきか……。

>一切手を出さずに、ただゆっくりと殺していく、というのはまあマニアックですね。

逆に血の匂いが漂っている現場に居たとしたら
もしくは自分自身で手を下していたとしたら
彼はあそこまで気持ちよく映像を楽しめたのかな……とも思います。
現実の悲惨なニュース・動画もそうなのですが、モニター越しだと
本当に「消費してはいけないもの」が気楽に消費できてしまうものなのですよね……。
  • 泰山
  • 2020年 10月16日 23時56分
[気になる点]
話自体はよくできていると思うんだが、傷害や死が前面に出てきてるので、恋愛をこじらせたとは思うがジャンル的にホラーな気が。
特に娘は恋愛対象でないし、自分の思い通りにいかない相手殺しとなると恋愛というより自己愛か。
[一言]
娘の一節を見るに、仮にヒロインと上手くいっていても、いずれ「こんなのは俺の望むものじゃない」て、なにかささいなことで手にかけていそうではある。
本当に好きで愛していたのは「ヒロインを愛しているという自分」だったんじゃないか?
お読みくださりありがとうございます。

>ジャンル
そうですね、作者の脳内では「恋愛から発生した(そして犯行中も一度は恋愛感情を取り戻した)」事件だったので恋愛かなぁ、と思っていたのですが……確かに普通の恋愛モノを読みたい方々への配慮が足りなかったかもしれません。

今回は混乱を招くので一旦このままにしておきますが今後、同程度の話を描く際には改善したいと思います。
(というより、思った以上に現代世界でキャラが死ぬとメンタルに来ると分かったのでしばらくはダークな話自体書かなくなりそうですが。)

>自己愛
ご指摘ありがとうございます、確かにその通りですね!
「七瀬が電気椅子で苦しんでいる時だけ恋愛感情を取り戻す」とか
まさにヒーローとしては本末転倒……ですよね。

確かに英雄は「七瀬を愛している自分」が好きだったのでしょう。
彼が本当に七瀬と結ばれる道筋があるとしたらそこに気付いて直そうと努力するか
もしくは七瀬ひとりの存在だけを愛するのではなく広く彼女が好きなもの全てを受け入れられる強さを手に入れること……が必要なカギなのかもしれませんね。

作者自身も意識しきれていなかった英雄の弱さに先に気付いて頂けるぐらい
作品を読み込んで頂けたこと、大変感謝しております。
おかげで彼らにもう一度やり直す機会を与えるきっかけとなりました。
  • 泰山
  • 2020年 10月16日 22時58分
[一言]
リョナ・グロ・レイプ・サイコパスって感じの説明かタグが必要なレベルだな(汗)

ざまぁ→復讐

  • 投稿者: jack
  • 2020年 10月16日 02時27分
お読みくださりありがとうございます。
一応タイトルなどで注意喚起はしていたほか、「残酷な描写アリ」という
警告を冒頭で改めて設定していたので大丈夫かとは思いましたが……
少し補強タグを設定しておきました。
ご意見ありがとうございます。


なお七瀬の名誉のために申し上げると一部は該当しません。
また、ざまぁではなく復讐なのでは、とのことですが
そもそも英雄が計画的に犯罪者グループと接触したわけではないこと。
部室の片づけがなければこの事件は発生しなかったことから
復讐タグはそれはそれで不適切なのでは、とこちらにさせて頂いた次第です。
  • 泰山
  • 2020年 10月16日 02時50分
[気になる点]
最後に会ったペストマスクの男って現実の出来事なんですかね……20年も経ってるのに同じ格好で、ろくに相手の確認もせずに杜撰な取引持ちかけてる時点でどこか可笑しい……主人公の狂った願望が見せた幻覚とかだったらそれはそれで怖いものがありますが……
[一言]
幼馴染が消えてからいじめがぱったりやんだことやら末言お台詞やら…これでもかとばかりに屑である描写が盛られているので、七瀬の末路にははあんまり同情心は湧いてこないんですが……終わりがかなり酷いのでタグの通りにざまあできる人って何人いるのでしょうねえ……私はちょっと無理でした
お読みいただいたうえに色々細かい点の考察まで……。
大変ありがとうございます!

>ペストマスク
はい、二回目についてはどちらともとれるように書かせて頂きました。
そこまで深く読み込んで頂けて作者として本当に冥利に尽きる限りであります。

ちなみに少し怖い話なのですが。
現実世界ではスナッフビデオは(一部ネットなどで有名なもの以外)
確認されておらず、基本的に都市伝説とされているようです。
……なので、ひょっとしたら二回目どころかそもそも一回目の時点で
あのマスクどもの正体は色々怪しいかもしれませんね。
案外仮面の下は普通の地球人じゃない可能性すらあるかもしれません。
(ちなみに確認されている限り、世界最古のスナッフフィルムは『電気椅子の動物実験』だったそうです)


>ざまぁについて
確かにこれについては配慮が不足していたところがありました。
当初はもっとドライに七瀬をざまぁする案も考えていたのですが
彼女の処刑シーンを想定よりも艶やかに書いてしまい
結果、主人公のキャラまで作者の狂気に引き込む形で暴走させてしまったのはあります。

このタグで期待して頂いた方には大変申し訳ないことをしたと思っております。
  • 泰山
  • 2020年 10月15日 22時43分
[気になる点]
物語には出てこなかった日野はいじめ側?

  • 投稿者: megane
  • 2020年 10月15日 10時40分
お読みくださりありがとうございます。
日野がいじめ側かどうかですがバスケ部の活動に
影響があるでしょうし、直接の暴力は振っていない設定です。

ただし、個人的にイジメというのは直接暴力を働く人だけではなく
周囲で傍観している人や状況を煽っている人もいてこそ
成立するものだと思います。
(七瀬が死んだ後でイジメが止まったのもクラス全体が
互いに疑りあってまとまらなくなったからなのでしょう。)
その点では明らかに傍観している描写のあった
(そして七瀬の近くで彼女を変えられる立場にあったかもしれない)
日野は間違いなく「いじめ側」なのだと思います。
そして今後の二年半、少なくとも彼にとってこれまでよりは
ずっと不幸な高校生活が待っていることでしょう。
間違いなく真っ先に疑われるでしょうし……。


そういった部分をきちんとスムーズに描き切れなかった
文章力の不足を謝罪します。
今後に生かしていけたらと思う次第です。
  • 泰山
  • 2020年 10月15日 22時45分
[一言]
これはこれは、狂気に溢れ出す物語ではありますな、流石に面白いとは言い出せないけど、納得できないわけではないですね。
七瀬はなぜそこまで変わったのだろう。
  • 投稿者: lain3333
  • 2020年 10月15日 03時04分
>lain3333様

この物語の孕んだ狂気について向き合って頂きありがとうございます。

可愛いということがイジメの原因となる小学校時代。
英雄の背中を追っていれば安全が確保された中学時代と異なり
高校にはあまりにも多くの環境の変化があったのでしょう。
(実際、校区も一気に広がるわけですしね。)

作者個人の意見となりますが七瀬は変わったというよりはきっと
周りにクラスの女王に祀り上げられた結果『変えられてしまった』
あるいは『演じるしかなかった』のだろうと思っております。
(もし私が七瀬だったとしても今まで通りの精神性では
いられなかっただろうなと思っています)

彼と彼女らの魂に救いがあることを産みの親として祈るばかりです。
  • 泰山
  • 2020年 10月15日 07時19分
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