感想一覧

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[良い点]
「この国が嫌いだった俺が王になりたいわけあるか。最初に言った通り国王なんかいらないんだよ。今後は帝国の属国になるかもしれないし、一領土になるかもしれない」

 現実をよく知る故に否応なく王様!
 ヒロインのために戦う!
[気になる点]
 長編版は細やかな内心に踏み込み、短編版の方はまとまっていて理解しやすかったです。
[一言]
 所謂「俺目立ちたくないんだけどー(ドヤァ)」主人公とは違う女一人のための苛烈さ! 本来ヒロインポジが開始直後にアレの展開の速さ!(若くしてアレになってああなるとかめちゃ不幸すぎて泣けるレベル)ヒロインの正体に歴史の変わるドラマ。テンプレに見せかけて別のテンプレになっていて面白い。他の方が述べていたけどいきなり民主主義はたしかに大変なので現実的な方向からスタートもいい。それでも初代は破壊的な軍事政権に近いけど。
鴉野 兄貴様

こちらにもご感想ありがとうございます。

泣けるレベルの子の扱いについては、もう少し救済するのも考えたのですが連載版でもうまく書けずに終わってしまいました…。
(組織の人間が恨みに思って二人を狙ってくるとかでした)

あまり難しい国造りの話になるとジャンル違いになってしまうので、ラストはさらりと濁してしまいました。

どちらもそれぞれに楽しんでいただけて嬉しく思います。
  • 蘇枋
  • 2020年 11月21日 17時57分
[一言]
王政を廃止し一足飛びで民主主義を、というお話を読んだことがありますが、現実的には実現は極めて困難ですよね。

民主主事を実現するには封建社会を土台に国民の教育水準が一定以上高くないと運営することすら困難ですし、社会維持もおぼつかなくなり結局はその時点で一番力を持つ者のもとに権力が集中し、大抵は独裁なりなんなり、民主主義とは程遠い政治形態に移行してしまいます。

ちゃんと手順を踏んでいかないと中々に実現困難なのが民主主義だと思います。

中々に政治には詳しくないので貴族やその他の有力者で政治権力を分散し統治する?寡頭制をはさむのが適当なワンステップになるのかはわかりませんがこのような試行錯誤の果てに目指すべき理想にたどり着けるとしたら、必要な一手なのでしょう。

ともあれ、婚約破棄が合言葉、なおかつ反乱実行の一手になっている事。
本来ヒロインのポジションにいるべきサーシャが工作員であったことはまだ想像の範囲内だとしても、サーシャを始末するときのあっけなさ。

色々と意表を突かれました。

面白かったです。
  • 投稿者: たらこ
  • 2020年 10月21日 15時08分
たらこさま

ご感想ありがとうございました!

キリアンが転生者であることを匂わすために『民主主義』という言葉を使いましたが、ご指摘の通り王制廃止してすぐ民主主義は到底無理だと思います。

私も政治に詳しいわけではありませんが、国民が何の権利も主張しないで考えることを放棄するのであれば独裁政治が一番楽でしょうから、それに近い王制からの移行はとても時間がかかることだと。
キリアン一代ではまず無理でしょう。

残った建設的な考え方のできる貴族たちとの合議制にしたりと、行政を変えていくのかなぁと。

サーシャの処遇に関しては、キリアンとその仲間たちの覚悟の現れでした。
書けませんでしたが、転生者であるキリアンは側近たちより人を手にかけることに罪悪感が強いので苦しむことになります。
そんなキリアンをエイファがずっと支えていこうと。

読んでくださった方からの「面白かったです。」
この一言が書いてよかったなと一番嬉しいです。
  • 蘇枋
  • 2020年 10月21日 22時28分
[良い点]
正義感から現状の政治制度を破壊したのならこの後被害者をみて後悔するかも、と思っていたのですが好きな子を守る為だったなら耐えられるかなと思いました

彼の立場ならどんな道を進んでも血の道だったかもしれませんが
  • 投稿者: 夕日
  • 2020年 10月18日 18時55分
夕日さま

ご感想ありがとうございました!

ご指摘の通りキリアンの原動力はエイファというつもりで書きました。
原因は父親と言わせていますが、行動を起こしたのはキリアンの意志であり、その結果を背負う覚悟はできているつもりです。
エイファもそうなので、どんな茨の道でも二人で進んでいけるかなと思っています。
  • 蘇枋
  • 2020年 10月18日 23時14分
[良い点]
うん!テンプレから革命ものか!公爵令嬢の嗜みみたいな流れでけっこう良かった!うまく長編へ掘り下げられる話だけど書くのが大変そう。

それにしても今まで国がもっていたのが不思議
  • 投稿者: 退会済み
  • 2020年 10月18日 18時22分
管理
サガダイさま

ご感想ありがとうございました!

筆力不足ゆえ「公爵令嬢の嗜み」とは比べ物になりませんが、良かったと言っていただけて嬉しいです。

王国は歴史は古いけれど停滞している状態で、すべての貴族が愚かというわけではなかったのでどうにか存続していると言ったところでした。
キリアンたちが何もしなくてもそのうち帝国に併呑されていたかもしれません。
  • 蘇枋
  • 2020年 10月18日 23時09分
[良い点]
真の賢者は愚者を粧う、か。
良い変化球でした。
[気になる点]
あーキリアン王子転生者か。
こっちの歴史知識があれば手段の選択も絞れるからなぁ。
目指してるのは、寡頭制→識字率向上による市民意識の発露→議員制議会による統治ってところか。
多分王家は残っちゃうけど。
本人は嫌がるだろうけど、反乱の主導者と傍に寄り添ったヒロインが元王族とその婚約者だもん。周りがほっとかないって。
[一言]
糖度は低いが、その分熱い物語でした。
後半を長編で読みたくなるほどです。

と言う期待も込めて☆ポチッときます
相生 藍生さま

ご感想&☆ポチッありがとうございました!

キリアンが転生者であることは匂わせ程度なのでタグにも入れませんでしたが気づいていただけて嬉しいです。

急激な国家体制の変化は近隣諸国への影響もあるので、緩やかに変えていきたいところですね。ご指摘の通り国民の意識改革がまず第一歩ですから。

ダメ貴族の領地を没収して再配分とか行政整備などやること山済みで二人とも指導者としては生きていくことになるでしょう。

そのあたりを書ききる自信は今はありませんが、楽しんでいただけてよかったです。
  • 蘇枋
  • 2020年 10月18日 17時47分
[良い点]
最初はよくあるパターンで始まったのが………。
すごく面白かったです。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2020年 10月17日 00時50分
管理
椎名ユズキさま

ご感想ありがとうございました!

あえてよくあるパターンで始めて、違う方向にと思っていたら、恋愛度が低すぎる話になってしまいました。
ですが、面白かったと言ってくださってとてもホッとしております。
  • 蘇枋
  • 2020年 10月17日 20時19分
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