エピソード14の感想一覧

▽感想を書く
感想絞り込み
全て表示
[気になる点]

> 家内に対して愚かなスカーレット伯爵の血
はマリアには流れていないから、見境のない公爵家の血だけの影響ですね。

マリアたちの母親の血は伯爵の血より強く賢かったけど、
公爵家の貪欲な血を薄めること能わず、
その賢さが悪巧みに使われたことで、この結末を迎えたのでしょう。


[一言]
なるほど「血筋」という意味でしたか。
そうなると、血筋と遺伝子(この世界的にある概念?)という用語を使い分けるか、血の繋がりのない養子縁組だとか親子の縁切り(廃嫡、勘当など)が当たり前だという説明がある方がわかりやすいかもしれません。読者は、説明が無い限り現在の日本の感覚(血=遺伝子)で読みますから。
ご存知の通り、文化や歴史によって「近親」の範囲は異なります。「同じ」イトコでも並行か交差かによって結婚できるできないが違いますし、異父兄弟(姉妹)と結婚できるかどうかも異なります。血が繋がらない、成人した、未婚の男女であっても、再婚禁止期間でなくても、本人の同意があっても、必ずしも結婚できるわけではありません(民法第736条参照)。

遺伝子ということに触れたくないなら、あのようなことをする男と縁を繋ぎたくない、察してくれない(無視する?)夫も嫌だというように夫人の心情を描く方法もあります。「正統」な生まれではない、祝福される生まれではないキャラクターが活躍できる話も、真波潜様の文で読んでみたい気がしますが。
いろいろと書きましたが、更新楽しみです。最後まで書ききってください。
ありがとうございます。
あの一文に関しては本当にただカッコよく言わせたい、の一念でしたので、本編後の番外編を11月から不定期で書くのでその辺で色々補足できたらいいなと思います。

血筋という意味一つとっても、育て方や環境、という意味でのスカーレット伯爵の血と、遺伝的に受け継がれるイグレッド公爵の血という意味で、この話の世界観では遺伝子鑑定などの技術はありませんので、何かうまい事説明できたらいいなと思います。
カッコいいキャラが血の繋がらない親に育てられて、確かにあの家の血を継いでいる、みたいな認められ方の反対版といいますか……(笑)

元々恋愛物の短い物を書いてまとめる練習目的で書き始めたので、ジュリアに焦点が合っている今作、たくさんの考察や疑問点を抱いてもらえて嬉しく思っています。
その点も踏まえて、番外編の他にもマリアのその後をスピンオフで書けたらいいな……なんて考えています。
ありがたいお言葉を頂戴して恐縮です。明日で一度のフィナーレを迎えますので、そのうちアップされるだろう番外編も気が向いた時に見てもらえれば嬉しいです。
[一言]
>家内に対して愚かなスカーレット伯爵の血と、自分たちより下の貴族に対して配慮に欠けるイグレット公爵の血。悪い所だけを煮詰めて天使の容姿に詰め込んだような女。

とありますが、マリアは伯爵の血を引いていないので、あえていうなら「家内に対して愚かなスカーレット伯爵に育てられ、(略)配慮に欠けるイグレット公爵の血を引いた、(略)女」でしょうか。
故伯爵夫人の弱さを責めることは誰にもできないと思いますが。
伯爵夫人は身分と男女という二重の枷に縛られてどうしようもなかったので、公爵を裁くのに、王子という身分と性を使わない方がハッピーかもしれませんが、この場合はどうしようもないですものねえ。

どうしようもない状況のなか、淡々と進む話に惹かれます。最後まで楽しみです。
他の方の感想にも書きましたが、ご指摘の通りなのですが、スカーレット伯爵の血筋(家族に対しての接し方が下手)とイグレット公爵の血筋(短絡的で愚か)を、かっこよく言わせたくてこのような表現にしました…!
分かりにくくてすみません!

伯爵夫人はできる最大限を行って亡くなりましたが、次の話を生きて聞いていたらきっと狂ってしまっていたと思います。
断罪は今日の昼近くにアップしますので、もう少しお待ち下さい!
[一言]
マリアって托卵されたわけだしスカーレット伯爵の血は一滴も入ってないんじゃね
知ったからにはマリアがスカーレット伯爵家を継ぐのは血筋的に認められないよね
  • 投稿者: ヤナギ
  • 2020年 10月24日 09時08分
ご指摘の通りなのですが、スカーレット伯爵の血筋(家族に対しての接し方が下手)とイグレット公爵の血筋(短絡的で愚か)を、かっこよく言わせたくてこのような表現にしました…!
分かりにくくてすみません!
[一言]
ジュリアのお母さんすごいなぁ

フィリップやっちゃえ!
ありがとうございます。
お母さんは堕胎しても自害してもスカーレット伯爵に怪しまれるのでそのまま産むしか無かったので……。
フィリップと国王陛下におまかせです!
↑ページトップへ