エピソード107の感想一覧

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[一言]
お初にお目にかかります。
「アルキメデスの熱光線」
ロマンかつ現実味がある兵器として物好きにはたまりません。

真に勝手ながら、不肖私この兵器について考察した事があり一説述べさせて頂きます。

題して「アルキメデスの熱光線=目潰し兵器説」
まず大きな鏡を数十枚も統一運用するのは困難です。
幅1mとしても端から端まで数十〜百m近くなり、指揮官が「あの船狙え!」と言っても端の方まで聞こえやしません。
「あの船ってどの船だよ?」と言われかねません。

そして炎上するまで数十秒〜数分は同一点に向かって照射を続けなければなりません。
なおかつ船は動いています。
数十枚の大きな鏡が数分間にわたり、移動する同一点に向かって微調整ながら追尾する。
かなりの訓練が必要でしょう。
そこまでやってようやく1隻です。

そこで「目潰し兵器説」
当時の船は全て人力です。
見張りも目、操舵展帆も人力です。
攻撃手段も弓か接舷切り込みでしょう。
そこで、船に向かって鏡で太陽光を反射させます。
船側は眩しくて眩しくて仕方がないでしょう。
敵情は見えないし、弓は狙えないし、降ってくる矢も見えません。
やられっぱなしになります。

鏡側も1隻当たり数枚1組で、とりあえず船に反射させれば良いなら指揮運用も容易、あとは相手を眩しがらせている間に矢を打ち放題です。
火矢を打てば船は炎上するので、歴史書にも反しません。
また鏡組の数だけ敵船を相手にできます。

というのが「目潰し兵器説」です。
そこそこ理に適っているかな?と思うところです。

これでも朝方しか使えないという欠点があるので、実際は火矢よけの銅板張りだったという可能性も残ってはいます。

このようなことを考えるのが好きな物好きですので、時々顔を出すかもしれません。
よしなに
  • 投稿者: 三河
  • 30歳~39歳 男性
  • 2021年 12月04日 14時44分
感想&考察ありがとうございます!

 語り合える事嬉しく思います。

 言われてみれば、確かに号令すらも届きませんね。
 多数の人間で一切の乱れの無い連携を、無線などのアイテムなしで稼働させて、成果は1隻。
 しかも失敗すれば反撃を喰らう極限の中と考えるとハードモードすぎますね。


 目つぶし兵器はすごい納得ができました!

 確かに防御の設備を作る時にも目くらましが出来ていると、攻撃はしやすくなりますし、被弾も減ります。
 例え効果的な時間が短かったとしても、素材が比較的安く持ってこれるなら、設備に使われた可能性も高そうですね。

『まぶしい!』
 とさせておいて、気が付いたら放火されている。
『まさか! あの光か!?』
 とかなっていたとなると、噂にもなったかもしれませんね。


 読んで頂き、足を運んでいただきまして、嬉しく思います!
 今後もよろしく願いします!
[一言]
◎ ‘SOLAR DEATH-RAY' が今世紀、ヨーロッパの都市のど真ん中で、車を溶かした事例があります。

イギリスのロンドン、金融地区シティーの話で、新たに建てられた全面ガラス張りのタワー「20フェンチャーチ・ストリート(20 Fenchurch Street)」のそばの路上にとめた、ジャガーほか乗用車数台が反射光で溶かされました。

「高層ビルの反射光で車が溶ける、開発業者が調査開始 ロンドン」
https://www.afpbb.com/articles/-/2966109?cx_amp=all&act=all

【あるリポーターは反射光で熱したフライパンで卵を焼いてみせ……今や、「スカイスクレーパー(高層ビル)」ならぬ「フライスクレーパー」というあだ名まで付けられてしまった。】

動画はこちら。
https://m.youtube.com/watch?v=XBPq6B_soAw&feature=youtu.be


── このビルはデザインがナンで、ウォーキートーキー(トランシーバー)のあだ名がつけられ。その年、イギリスで建てられたもっとも醜い建物とされたそうです。


また、アメリカのラスベガスでは、2010年、ホテルのガラス張りの外壁からの反射光で、プールにいた客の髪などが焼ける騒ぎがありました。

「太陽光を集中して反射することで「殺人光線」を放つラスベガスの新築ホテル」
https://gigazine.net/news/20101001_deathray_in_vegas/


感想ありがとうございます。

 凹面の鏡になると、焦点がキレイに集まる超高温の点が出現します。

 小学校のころにやった日光で紙を燃やす実験と理論的には一緒なのですが、規模が段違いになると効果も恐ろしいものですね。

 ビルのガラスもこれほどになるんですね……
 東京とか大阪とかのガラス張りビルの近くで「なんかめっちゃ熱い」と思った記憶は1回2回ではないのですが、ある意味合ってたのかもしれません。

 ソーラークッカーは便利ですが、意図せず作られた高火力は危険すぎますね。

 現在のような反射が強くて、劣化に強い金属やガラスがあり、発光させる技術や向きを変えるための機構などがあれば、ソーラーレイは成立したのかもしれません。

 真夏の車のボンネットで火傷っぽくなったことはありますが、これが溶けるのか……
 恐ろしい。
[良い点]
律儀にもコンテンツ化していただけるとは!

>アルキメデスのかぎ爪
こちらは名前のみで、今回はじめて知りました。
コンセプトといいますか、発想がなかなかにえげつない……(誉め言葉)

とはいえ、時代は下りますが微積も発展するとロケットや弾道ミサイルの軌道計算に使われてますしね。

しかし
今更ですが、いつの間にやら武器シリーズと墓デッドシリーズ、両方とも20万字こえてたことに気づきました。

この界隈の有言実行って難しいのに、さすがです。
  • 投稿者: 鳳仙花
  • 2021年 09月10日 13時50分
感想ありがとうございます!!

 実は他からもアルキメデス関係のリクエストが来ていたんですよね。

 番外編に落ち着かせて頂きましたが……
 まさか、現代でも使える技術がてんこ盛りとは思わず、熱光線に至っては『現代であれば成立する可能性を見いだせる』という時代の先取りが半端ない事が分かってびっくりしている所です。

 久しぶりに数学をちゃんと勉強したい気分になりましたね。



 活動の経過を見て頂き、ありがとうございます。
 どちらも20万字を越えましたので、投稿開始直後よりは文章力もあがったと感じています。
 小説の練習方法をもう少し試したりして、レベルアップしていきます。


 今後もよろしくお願いします!
 読んで頂き、ありがとうございました。
[良い点]
>現実と空想が入り混じる!!

猫としては、アルキメデス先生と、ダ・ビンチ先生の対談が見てみたい。
両者とも、天才で、武器の開発に携わってます!
たぶんオタク同士の2人にしか通じない会話になっちゃうのでしょうけれど。
感想、いつもありがとうございます!

 あー、確かに偉人達の対談とかは見てみたいですね。

 共通する用語で話が進んで行ったら、周りは完全に置いてきぼりになってしまうでしょう。
 そして、話はどこまでも、どこまでも広がっていく……

 科学水準や製造技術が発展した現代に、この天才たちの発想が加わったら、どうなるんでしょう。
 う~ん、世界が滅びるかもしれませんね。

読んでいただきまして、ありがとうございます。
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