エピソード162の感想一覧

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[一言]
◉リクエスト テーマ『ニセの武器』

ノーダメージ。なにかの武器に似せていて実際の威力は無い(あるいは本物に比べると無きに等しい)…… 武器っポイものです。

策略のために急造した模造品の、一時的利用(…… 籠城戦で、 農民や避難民に兵士の扮装をさせて敵に守備兵が大勢いるように見せかける、とか) ではなく。
犯罪者の捕縛や群衆の制圧ための専用武器でも、訓練の道具でもなく。
【 個人がふだん持ち歩いたり、軍の実戦装備になった、ダメージを与えられない武器 】です。

例えぱ『竹光』です。
武士の身分の証として。江戸時代、本物の刀を質種にした貧しい浪人、重さを嫌った武士がさしたといい、木刀もあったようです(殴る、突く、の威力はそれなり)。

しかし、思えば奇妙です。
身分の別で刀の長さやこしらえが規制された時代、このニセの刀(ニセの身分の証)はなぜ存在できたのか。製造や携帯の規制の動きはなかったのでしょうか。

刀が、武士の魂、身分の証ならなおさらです。
西洋の騎士の剣に、竹光に相当する、騎士に広くつかわれたニセの剣はあったでしょうか?


二つ目の事例は、現代のジェット機の『絵に描いた機関銃(銃口)』です。
(…… 例えが、兵器ネタですみません。)

アメリカの戦術偵察機『RFー86』は、朝鮮戦争で活躍した『ノースアメリカンFー86セイバー戦闘機が原型で、六丁の機関銃を下ろして偵察カメラを機首に積み込んでいました。

敵地を強行偵察する、非武装の偵察機です。

敵の迎撃機に捕捉されれば、一方的に追いまわされて嬲りものにされかねません。

そこで、RFー86は、武装したふり(戦闘機のふり)をすれば敵機も警戒して軽々しく近づいてこない、だろう、と。原型の戦闘機に似せて、銃口の絵が機首にブラシでえがかれました。
(…… ダミーの銃口をあける方がリアルですが、空気抵抗が増す、と。そちらは却下)

気休めですが、銃の絵は、戦時下の現地部隊の創意工夫ではなく。同じ装備?の『RFー86』は、日本の航空自衛隊も正式採用していました。


『平時ももちいられたニセの武器』はある意味、武器の本質です。
思いついたのは二例ですが、こしらえだけの竹光も、絵に書いた機関銃も。ホンモノの武器のカタチや、おそろしいダメージを敵が知っているから成り立つ『武器による威嚇だけの武器(?)』です。

歴史上、たった二つのハズありません(たぶん)。また、存在したなら、固有の時代背景やユニークなエピソードがいろいろあるはずです。

ピーターさん、こんなリクエストはどーでしょう?
(自分でもアンテナをのばしてみます)


【追記】あ。大砲や戦車のような兵器は、丸太を並べたニセ陣地や、ハリボテやバルーンの軍用ダミーがありました。
返信大変遅くなりまして、申し訳ない。
一応、復調してきましたので今度ともよろしくお願いします。

「見せかける」というまた難しいテーマを頂きました!

 暗器・隠し武器や仕込みとして、武器に武器を隠すという事はありましたが、偽物の武器として扱うとなると非常に数が少なくなります。
 小ぶりな斧に見せかけた刺突用の先端が飛び出る「ブランドエストック」のようなものではなく、かと言って「鉄扇」や「喧嘩煙管」のような日用品にみせかけたものでもない

 武器にみせかけた、武器(のような形)という事ですね。
 あ、さらに練習用は除くと……

 ピーターとしても、それほど情報はなく……日本や中国ではいくつか心当たりもありますが、西洋となってくると……
 ちょっと調べてみたいと思います。
 見つからず、とても長い時間をかけてしまうかもしれません。


 兵器などになってくると、ハリボテ・ダミーはよく出てきますよね。
 デコイとして、電波を反射させたり熱源を持たせたりして、攻撃対象とさせるようなことまであると聞いた事もあります。

 多分、中世にもなにか見せるための物はあったはず。
 使ってなくてもバリスタの発射台があるだけでも印象が変わりますからね。


 また、段々と書いていきますので、よろしくお願いします!!
[良い点]
ゲームの世界では簡単回復できるダメージも、現実では……何だか具体的に考えてみると生々しいですね。
転倒は格闘技でもダウンということで、負けに繋がりますものね。
  • 投稿者: 黄札
  • 2022年 10月03日 06時58分
感想ありがとうございます。

 現実で具体的に考えると「労働衛生環境」という所に直結してくると思いました。

 格闘技でダウンしたとしてもお互いがルールを守っていれば致命傷にはなりません。ダウン自体は軽症で済む事が多いから。
 スポーツではなくルール無用の実戦なら、ダウンした相手には即座に追撃。
 それも、相手は手に武器を持ってますから、一発で致命傷です。

 軽症だから平気ではなく『軽症を負う』という事態そのものが『あと一手で致命傷』という状況を誘発しているんです。

 ダウン=敗北
 という図式は分かりやすいですよね。

 現実も安全第一で行きたいものです。

 読んで頂きありがとうございます。
[気になる点]
▷ ダメージ、の話から思い出しました……
昭和(戦後)に多量につくられた推理小説、あるいはテレビのドラマ(○○サスペンス劇場など)の話です。
犯人が計画的に、被害者や証人を殴って気絶させる、ということがよくありました。スリリングな拉致監禁の展開への導入、アリバイトリックの前段にです。

『気絶する加減で、人の頭を殴る』
………… それだけでも、大変な殴りの達人です。

犯人が、相手が□□時間後に目覚めるように殴る。相手の記憶がとぶように殴る、など。ファンタジーな技を駆使したミステリーもありました。

ハンマーや鉄パイプで、被害者を殴った犯人もいました。あるいは、ファンシー釘バットのような犯人オリジナルの特殊武器、とゆー裏設定があったのかも。
[一言]
○コラムネタ?
記事のリクエストというより、武器へのアプローチの話です。

▶国旗になった武器、なんて、どうでしょう?
例えば、旧ソ連の国旗です。カマとハンマーがあります。
もちろん、あれは武器ではありませんが、真っ赤な背景に刃物と鈍器のシルエットです。
見たものは、暴力を連想しなかったでしょうか。
(アフリカやアジアの僻地で、誤解されて事件になったりしなかった??)

あるいは、サウジアラビアの国旗です。
刀がデザインされていますが、そのシルエットは長く、真っ直ぐです。
なぜ曲刀ではないのか。
王家の名品のシルエットでしょうか?(深く調べていません)。

世界の国旗に武器の図柄があまりなかったり、おもしろいエピソードがなければ。『切手』の中の武器、『世界の紙幣』の図柄の中の武器……はどうでしょう。
エピソードは、必ずありそう?


○世界の核廃絶や武器や兵器・兵士・軍隊に関する切手
 http://kunio.raindrop.jp/stamp-aracart-buki.htm


▶絵画彫刻の中の武器
巨人ゴリアテを投石で倒したダビデは、ある彫刻はマッチョ、べつの彫刻は女性的な細身と大きなちがいが。投石器の描かれ方も ……

画家の時代の刀槍をもつ、ギリシャ英雄。
刀剣の抜き身の長さ、かたちが、腰の鞘と合わない英雄(の絵画)………… 探せば必ず見つかりそうです。

武器マニア、ピーターさんの目線で、世界的芸術作品を酷評してみませんか!!
感想ありがとうございます!

 その視点は無かった!!
 確かに国旗には沢山武器が書かれてますね!!

 そして、紋章や旗、シンボルになる物にも武器は多い!

 切手もあったかぁ!!

 ちょっと勉強してきます!



ダメージについて
『気絶する程度に加減して人を殴る』

 とんでもなく難しい技術です。
 神業とも言える。

 脳挫傷に至らず、重度の脳震盪を起こさせるという技術。
 人体の急所を的確に叩き『落とす』という技は存在していますが、的確に実行するためには相当の経験が必要です。
 さらに相手が必死で抵抗するなら、その難易度はさらに引きあがります。

 ぶっちゃけ難易度で言えば、『命を奪う』って手段の方が楽なくらい。


 とっさにバッドや銅像、ガラスの重い灰皿、こんなもんで後頭部を殴ったら、脳に障害が残ってもおかしくありません。

 起きる時間を調整して殴って気絶させるなんて……
 何万人の頭を殴ったら習得できるんでしょうか……

 首筋チョップで、簡単気絶ってのが一番のファンタジー(;^ω^)
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