エピソード182の感想一覧

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[良い点]
鎌ネタ 〉〉〉リアル発掘調査、トラップ、吸血鬼伝承もからんでこんなのありました。

◆ポーランドの対吸血鬼トラップ⁉
写真は、17 世紀の墓地に埋葬された女性の遺骨で、復活を阻止するため、首に鎌をかけられて発見されました。
【Business Insider】
https://www.businessinsider.com/photos-vampire-skeleton-discovered-in-17th-century-graveyard-poland-2022-9

吸血鬼になったとしても、身を起こしたとたん、首が切り落とされるわけです。

東ヨーロッパの住民は、かつて吸血鬼を非常におそれていました。発見されたのは復活を阻止する儀式……埋葬法のひとつで、ほかに遺体の頭や足を切り落とす、顔を下にして地面に噛ませる、火をつける、石で砕くといった方法があり、骸骨に金属棒を打ち込むこともあったそうです。



[気になる点]
◆愛情?
吸血鬼の首刈りトラップ………… 首に鎌をかけた埋葬は、恐怖心にみちた暴力的な儀式に思えます。

しかし、よく考えると、遺族はどうにかして女性の遺体を傷つけずに埋葬したかったかも知れません。

吸血鬼を怖れるだけなら、遺体に鎌の首刈り罠を仕掛けるのではなく、焼却するか、斬首するほうが『確実』で『安心』できるはずです。

一方、遺族が、亡き骸を傷つけたくないと強く願い、死んだ女性が吸血鬼にならないと思っても、古い伝承を信じる共同体の中で勝手はできないはずです。

何も手をうたず墓地に埋葬できなかった。

傷を与えない一番ましな儀式が、首刈りトラップだったのかも。

[一言]
◆日本の守り刀と真逆…………

葬具の『守り刀』は、鍔無し、白木無垢の柄と鞘の短刀で、亡き骸の胸や枕元におくことで、魔物や魑魅魍魎を遠ざけ、穢れを清めます。

日本と東ヨーロッパの、宗教のちがい、歴史のちがいは当然あるとして。

守り刀の風習(起源不明)で願われたのは、刃がかたちのない魑魅魍魎さえ寄せつけず、穢(けがれ)を清めるとゆうもの。
しかも、必ずしも鞘から抜かず、刃をみせないままの土地もあります。

【東ヨーロッパの鎌の刃】が、あくまでも吸血鬼の首を切ること = 物理的切れ味を望まれたことと比べて、日本の鍛えた鋼の刃に対する信仰心? 信頼? はどれほど高いのか…………

感想ありがとうございます

 鎌とな!?

 なるほど……考察も深いですね。
 確かに、それなら遺体に傷をつけずに悪鬼と化して目覚めた時のトラップですね。

 言われてみれば、遺体を破壊するもの多いっすね……
 あの頃って、死の定義や鑑定が曖昧だったから、目が覚めたら「墓の下にいる」なんて恐ろしい事が頻発していたそうですから、それが悪魔が宿ったとかなんとかとなれば……
 うん、無知って恐ろしい。

 世界中で刃物に関しては信仰や文化に深く取り込まれていますよね。
 あるだけで効果的と考えるのが日本なのかもしれないなぁ、って思っている所です。

 うちの地域でも、お通夜の時には遺体の上に小刀置いてましたが、鞘から抜いてないケースも多かったですね。
 和刃物って滅茶苦茶切れますからね。
[一言]
⬛『かき切ってくれるわ!
…………(鎌)一本でも十分にやりようはある。』
後書きより。

最新でも、日本の情報でもありませんが『鎌』の戦闘術のデモンストレーションの動画がありました。
https://youtu.be/_5Jln9Mejx0

東南アジアのブルネイの武術『シラット』のもので、刺突のスパイク、鎖のなどの付属品なし。
また、動画後半は『肩布』で敵からの攻撃をさばいたり相手を拘束する、布戦闘のデモンストレーションでした。
感想ありがとうございます。
というか、情報提供ありがとうございます!!

 シラットすごい!!
 そしてエグイ!

 鎌を引っかけるようにして使い、武器を捌きつつダメージを与え、それを投げ技などの起点にするのは古武道でも見ましたが……

 投げの最中に鎌の先端を体の下に潜り込ませたり、自分の膝の上に落とすなど、実戦の速度でやれば確実に重症を与える技がふんだんにありますね。

 鎌は全世界で農具として広まっているので、武器化するアイデアはあちこちにその種があったと思っていました。
 シラットの技法に取り組まれると、このようになるんですね!

 なんという実戦的な扱い方、鎌に頼り切らず、手技・足技を組み込みながらも鎌としての性質を見事に活用している型になっているように思います。
 感銘を受けたと言わざるを得ないほどです。

 ありがとうございます!!
[良い点]
あの時代劇で見る陣中は、この陣鎌の活躍があってこそだったのですね。実用的で使い方も多様です。モブキャラではなく、強いキャラに持たせても、映えそうな武器です。
  • 投稿者: 黄札
  • 2024年 03月15日 23時24分
返信おそくなりました。
年末侵攻で大変な思いをしておったところです。
すみません。


 確かに!!
 おっしゃる通り、達人が使っていても、雑魚兵が苦し紛れに使ってきても!
 どっちでも絵になりますねぇ


 陣鎌は古武道などでも型として取り入れられており、様々な扱い方が実践レベルに磨き上げられて存在しています。

 真っ当に使えれば、その辺に売っている安物の鎌が暗殺者御用達になるかもしれません。

 やっぱり武器って奥深いですねぇ
[気になる点]
◉謎の武器『投げ鎌』
ドイツ語版、Wikipediaにて発見。
https://de.m.wikipedia.org/wiki/Nagegama

記事は、日本の武器「Nagegama (ドイツ語„Wurfsichel“) 」なるものを参考文献やイラスト付きで紹介していますを
鎖鎌とは別の武器で、鎌形の刃をもち全長は約40cm~約170cm。
『…… 純粋に切断と打撃の武器として使用されたと主張し、もう1つは包囲中にこの武器が城壁に投げ込まれ、鎖で引き戻されたと主張する(自動翻訳)』
と、攻城戦で、投げてつかった兵器だったとゆう解説。

なにそれ?

鎌をフックにして城壁へひっかけ、登ろうとしたということでしょうか?
何回投げれば、都合よく壁に引っかかるのやら。力まかせに引いたり、体重をかけたら刃(戦闘で酷使)が折れたり。外れた拍子に持ち主へ飛んで返ってきそうです。

また、長柄の鎌で柵や板壁を引き倒したのならまだわかりますが、はっきり「投げた」とあり。しかも、ロープではなく重い鎖をつけた、と。
(高く、遠くへ投げられるとは思えない)


英語版Wikipediaに、日本の鎖鎌と鎌の記事はありましたが『投げ鎌』はなし。

ドイツ語版の記事はあちらにある専門書をもとに書かれたようですが、どこをどうして、日本の珍武器『投げ鎌』が生まれたのか??

元ネタになりそうな日本の戦史のエピソード、ありましたっけ?


[一言]
ドイツのWikipediaへ、日本の誇る武器マニア、ピーターさんから訂正記事(ダメ出し)を投稿する気とかありませんか(笑)


お返事おそくなりました。
年末侵攻で地獄を見ておりまして、すみませんです。

 相変わらずの情報収集の能力の高さですな!!

 投げ鎌ですかぁ……
 言いたい事は分かりますが確かに違ってますねぇ
 これじゃあ、竜吒みたいなアイテムですね、でも鎌かぁ、う~ん説明が難しいとこですなぁ

 忍術でロープの先のかぎ爪を引っかけるのとごっちゃになってそう。

 海外だと、長巻とか薙刀がグレイブの一種ってされたりしてるので、こうしたゴッチャの話って沢山ありそうですよね。

 これもまた楽しいのですが……

 さすがに訂正記事は出さないっす(;^ω^)
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