感想一覧

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[良い点]
力を持たない、要らない役目だけを背負わされた一般人が、必要な意味を持ってその役目を新たに背負って幸せなミラ尾を掴むために踏み出していくお話で素敵でした。
何でもかんでも無双するよりも、自分の立場でそれでも腐らずに噛みしめて生きたあがきと道の分かれこそ彼らにとって「知らない」ざまぁに繋がっていると思いました。
  • 投稿者: となり
  • 2023年 08月28日 21時47分
[気になる点]
うーんこれ、いわゆる「ざまぁ」ではないですね。だって主人公何もしてませんし。
そういう意味では、タイトルも誤りです。「〜させて頂きます」って、何もしなかった人が言うセリフではないと思うので。


主人公の心情としては、ただ「鍵である」というだけで自分を牢に押し込んで拘束したアナベルたちに恨みつらみは当然あるでしょうし、戦いに敗れてすっかり見る影もなくなった彼女たちを見て「ざまあみろ」と思うのは当然のことでしょう。
でもそれだけでは、いわゆる物語のジャンルとしての「ざまぁ」にはなりません。物語上の「ざまぁ」とは、虐げられた側が自分の力で、あるいは周囲の助けを借りて、虐げた側にやり返さないと。加えて言えば、虐げた側に自分が何をしでかしたか突きつけて、「ざまぁされてる」ことを認識させることも重要です。
でもこのラストでは、アナベルたちが戦に敗れたのはエリザが何かしたからではなく、エリザが助けられたことに関してアナベルたちが何か反応したわけでもありません。ただエリザが、彼女たちの姿を見て(はっきり描写はされてませんが)「ざまあみろ、と思った」という、ただそれだけです。


この先エリザが幸せになれそうなのでハッピーエンドで、死なずに助かってよかったとホッとしたという意味で読後感もいいです。ただ「これ“ざまぁ”じゃないよね」って、そこだけが引っかかりました。
  • 投稿者: 杜野秋人
  • 男性
  • 2023年 08月24日 10時46分
[気になる点]
かつていた場所から召喚されたとあるのに、その後には転生ともなっています。
これは主人公の精神?魂?だけがエリザの肉体に宿ったという認識でいいのでしょうか?
ご指摘ありがとうございます!
ご理解通り魂だけがエリザの肉体に宿ったということになるので、その点加筆致しました。
[一言]
怒りも悲しみも喜びもなく、ただ淡々と目の前の事象を認識している描写が良いですね
読んで頂いた上に感想まで、ありがとうございます!
感情の起伏がない主人公にしようと思っていたので、嬉しいお言葉です!
[一言]
しっかりとまとまった作品で良かったです
最後に何かするでもないところも良き
  • 投稿者: 柊馨
  • 2020年 10月22日 17時19分
読んで下さり、また感想も送って頂きましてありがとうございます!
一般人なので、淡々と見捨てるスタイルです。
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